この広告は、90日以上更新していないブログに表示しています。
スポンサーリンク
オーガニック・ロックを知っているだろうか?
ロックというからには音楽のジャンル、ロックのジャンルのことだ。
簡単にいうと、ロックやフォーク、レゲエなどの要素を取り入れた、電子音に頼らない自分たちの手で奏でた自然なロックのことだ。
そもそもロックというのは音楽そのものだけではなく、社会へのアンチテーゼや反社会的な活動を表現する手段だ。
音楽であり、音楽だけでは無い。ライフスタイル=ロックであり、思想=ロックでなければロックでは無い。彼らのファッションや音楽以外の言動すらロックでなければいけない。
そしてそんなやつらのメッセージを表現するのがロックミュージックなのだ。
ロックは時代と共にロックンロールからパンクロック、ハードロックへと移行していった。
ビートルズからセックスピストルズ、キッス、エアロスミス、モトリークルー、ガンズアンドローゼズなどなど。
それらのロックと切っても切れない関係がドラッグやマリファナ。
ジョンレノンだってマリファナで逮捕されている。
彼らのファッションも奇抜で派手だった。メイクしたり、髪の毛を逆立てたり。そういったファッション性も若者の憧れとなった。
一方で当初反社会的で大衆に迎合しない人間の集まりだったのが、一度成功するとどんどんと商業的になっていった。本来の音楽性やメッセージ、あるいは生き方、考え方そのものまで大衆に迎合し、大衆が求めるようなものを作り上げ、どんどんと商業的になっていった。
ロックにも資本主義が入りだしたのだ。お金がロッカーも狂わせた。
それが1980年代のロックだ。
そんな中それらを批判するような形で出てきたのがいわゆるオルタナティブ・ロックといわれるジャンルだ。
オルタナティブ・ロックは音楽そのもののジャンルではない。
バンドの主義主張や精神性のジャンルだといって良いだろう。
オルタナティブ=もうひとつの選択、代わりとなる、異質な、型にはまらない、が示すように、従来のロックと一線を画すロックのことだ。
1980年代のアメリカのメジャーロックシーンに対するアンチテーゼ。社会へのアンチテーゼではなく、従来のロックへのアンチテーゼ。商業的で大規模なメジャーシーンへのアンチテーゼ。
彼らは大衆を嫌い、商業を嫌った。自分たちの意思で音楽を作り、自分たちのメッセージを音に乗せた。売れるための音楽は作らなかった。メジャーではなくインディーズだった。
無駄なパフォーマンスを嫌い、自然体だった。
そんな彼らの自然体のファッション、薄汚れたジーパンやよれたシャツをとってグランジ(汚れた)ロックと表現されたりもした。
オルタナティブロックの代表格といえばニルヴァーナだろう。
カート・コバーンは大人しい内気な学生だった。ただ音楽が好きでロックが好きだった。そんな彼が一躍スターダムに押し上げられると、本当の自分と大衆が求める自分の狭間でゆれ、悩んだ。自分の好きな音楽が作れなくなっていった。ドラッグに溺れ、大衆的で商業的になり、自分を見失っていった。
そして27歳の時、拳銃で頭を打ち抜いて自殺した。
インディーズで商業的では無いバンドとしてはフガジなんかも面白い。
オルタナティブロックやパンクやハードコアといわれるジャンルだろう。
ニルヴァーナなんかに比べればだいぶハードコア、パンクよりの音楽だが、広義の意味ではオルタナティブロックといえる。
彼らからストレートエッジと言う思想は広まった。
ストレートエッジとは、酒を飲まない、ドラッグをやらない、タバコを吸わないなど禁欲的生活や志向のことだ。
従来のドラッグ、酒、タバコがマストアイテムのようなロックとはかなり異なる風潮だ。
思想としてはこれこそオルタナティブだ。
とはいえこれらのオルタナティブ・ロックは音楽的にも正確的にもいささか暴力的だ。刺激がまだ強い。聴いていてどこか自分の暴力性を刺激させる。音楽にとげとげしさがある。
そしてアンダーグラウンドな暗さがある。
それをもっと聴きやすく、リラックスできて、繊細で軽く、ピュアで明るいロックに変えたのがオーガニック・ロックだ。
強烈なアンチテーゼを唱える音楽ではなく、どこまでもピースフル、もしくはピースを訴えかけるような音楽。
商業的で大量生産的な電子音ではなく、ギターをすべる指の音や息遣いまでもが音楽となる自然な音。作られた音ではなくもっと内側から自然に漏れるような音。
アンダーグラウンドではなく、ビーチや太陽を思い浮かべてしまうような軽快な音楽。
それもそのはずオーガニック・ロックといわれる彼らの多くがサーファーだ。サーフカルチャーがおもいっきり取り入れられている。
超自然体で、健康的で、ピースフルでピュアな音楽。
それこそがオーガニック・ロックだ。
今イギリスでもっとも反社会的な行動はオーガニックの野菜を食べることだといわれている。
今もっとも反社会的な音楽とはこのオーガニック・ロックではないだろうか。
オーガニック・ロックを聴きながら、オーガニック野菜を食べて野菜ジュースやフルーツジュースを飲んでゆっくりする。
そして気の向くままサーフィンをする。
そんな夏にしてみてはどうだろう。
オーガニック・ロックの代表格といえばジャック・ションソンだが、ロックと言うにはややゆるい。聴いていて心地よいのは間違いない。ハワイを感じるし、海を感じられる。
オーストラリアのThe beautiful girlsなんかはとても良い。
でも一番のオススメはカナダのサーファーバンドCurrent swell(カレント・スウェル)。
ロックとフォークとレゲエの要素が絶妙なバランスのオーガニックロック。
オススメです。
スポンサーリンク