「食生活」による毛穴の開き

毎日の食生活が毛穴を開かせている...そんなことがあるって知っていましたか?以下に思い当たる点が多い人の場合、毛穴開きの原因が「食事」にある可能性が高くなります。

  • 揚げ物・ファストフードを週3日以上食べる
  • スナック菓子もしくは甘いお菓子を好んで食べる
  • 最近野菜不足だと思う
  • 三食をきちんと食べていない
  • 肌がベタつくことが多い(オイリー肌だと思う)
  • ダイエットはしていない(食べてもあまり太らない等)

脂質の多さが毛穴を開く

「脂っこい料理を食べたら、翌朝に肌がベタベタ...」という経験がある人は多いはず。これは油が直接肌に染み出すわけではなく、油分の過剰摂取によるビタミンの欠乏が生み出した現象です。


ビタミンB2やビタミンB6の働き

ビタミンB2やビタミンB6という栄養素は、皮脂分泌を適度に抑制する働きを持っています。ところが同時に、これらのビタミンには脂質(油分)の消化を助ける働きも持っているのです。油分が多い食事を取ると、ビタミンB2・B6が油分消化にばかり優先的に使われます。

肌の皮脂管理のために働くビタミンがなくなり、肌はベタベタと油が出ることに。脂質の多い食事を続けると、皮脂は洗顔をしても取り切れなくなります。この皮脂が過酸化脂質となり、肌の毛穴を押し広げてしまうのです


食生活による毛穴開きへの対策

毛穴開きにNGな食品類を避ける

ビタミン欠乏を生み出す脂質の多い食品としては、以下のようなものが挙げられます。

脂質の多い食品

  • ファストフード
    最も消化にビタミンを使うのが、油分使用が多く消化しにくいハンバーガーやフライドポテト等です。
  • ラーメン・カップラーメン
    スープに脂質が多く、こちらも外食では控えておきたいところ。
  • チョコレート
    カカオの脂肪分に加え脱脂粉乳による乳脂肪分が多いです。特にミルクチョコレート・ホワイトチョコレートは避けます。
  • 揚げ物類
    唐揚げ・天ぷら等の揚げ物類、特にサラダ油使用品は可能な限り控えます。
  • クリームチーズ・アイスクリーム
    乳脂肪分の高いものは避けた方が安心です。カッテージチーズ・ヨーグルト等の比較的乳脂肪分が控えめなものならOKです。
  • クッキー・ケーキ
    バターやマーガリン、生クリーム等の使用量が高いので、スイーツ類は控えめに。
  • スナック菓子
    サラダ油の他、風味付けのためにラード等が使用されることも。「どうしても!」という時にはノンフライ製品を選んでください。

食事でビタミンB2を補給!

ビタミンB2の1日の理想摂取量は、成人女性の場合およそ1.2mg。また妊娠中・授乳中の場合にはビタミンB2が欠乏しやすいため、より多くの摂取が必要となります。元々脂質の多い食習慣がある人の場合、より意識的にビタミンB2の多い食品を食べることが大切です。

【ビタミンB2が多い食材】

  • 豚レバー・牛レバー・鶏レバー
    レバー類はビタミンB2の宝庫。新鮮な食材を選び加熱時間を短めにすれば、くさみを気にせずに食べることができます。
  • あおさのり・焼き海苔・味付け海苔
    お吸い物やスープに入れれば、多めに摂取しやすいです。
  • とうがらし
    ビタミンB2が非常に多い食品です。一味唐辛子・ペッパーパウダー等を使えば、手軽に料理に取り入れることもできます。
  • 鶏卵
    毎日の食事に取り入れやすいのがみ魅力。朝食等に食べる習慣をつけたいですね。
  • 乾燥しいたけ
    もどす際に出る出汁にも多くのビタミンが含まれます。煮物や炊き込みごはんなど、ダシも使える料理が理想的です。
  • アーモンド
    ビタミンB2は豊富なのですが、カロリーも高いのが難点。過剰な摂取はしないでください。
  • 納豆
    低カロリーでビタミン豊富な理想の美容食です。

朝食・夕食を和食に切り替えると、海苔や納豆等の食品を習慣的に食べることができます。


どうしてもこれらの食品が食べられない時には、サプリでビタミン補給をしてみましょう。例えば大塚製薬『ネイチャーメイド』シリーズでは、ビタミンB2単体のサプリも比較的安価に販売されています。



食事でビタミンB6を補給!

ビタミンB6は他のビタミンに比較して、多く含まれる食品が偏る傾向にあります。ビタミンB6が豊富な食品をしっかり把握して、意識的に食べることが重要です。

【ビタミンB6が多い食材】

  • まぐろ(びんなが・キハダ)
    トロの部分は脂質が多いため、赤身の部分を積極的に食べましょう。
  • かつお・さんま・あじ
    青魚はビタミンB6の他、肌のターンオーバーを促すビタミンB12も豊富。スキンケアには欠かせない魚類です。
  • 鶏むね肉・鶏ささみ
    鶏肉はアミノ酸も豊富。脂質の少ないムネ・ささみを選びます。
  • にんにく
    ビタミンB6の他、抗酸化作用のあるアリシンやスコルジニンが多く含まれる肌に嬉しい食べ物です。ただし人によっては刺激となることも。一気に多量に食べるのは控えましょう。
  • ごま
    エゴマ・黒ゴマに特に豊富。すりゴマにしたり、使用する油をごま油にするのも手です。

ビタミンB6は多量に摂取するのがやや難しい食品が多いのが難点。


食品のみでの摂取が難しい場合には、『DHCビタミンBミックス』等のビタミンB6を多めに含むサプリメントでビタミン不足を補ってみても良いでしょう。



食品で脂質の吸収を抑える!

「どうしても今日は脂っこいモノが食べたい!」そんな時には、脂肪が体に吸収されるのを抑えてくれる食品を一緒に摂取するのがオススメです。


キノコ類(しめじ・まいたけ・しいたけ等)

キノコ類は脂肪の吸収を抑制し、体外へ脂質を押し出す効果があると考えられています。不溶性食物繊維も豊富なので、胃腸をスッキリさせることによる美肌効果も期待できます。


緑茶

緑茶に含まれるカテキンには、脂肪吸収を抑制する効果があるとされています。トクホ指定を受けている『ヘルシア緑茶』は有名ですね。


 タンニンに注意

緑茶に含まれるタンニンは鉄分補給を阻害する働きもあります。鉄分補給も重要となる女性の場合、食事中ではなく「食後」に緑茶を飲む習慣を付けた方が良いでしょう。