蒸しタオルを使用したクレンジングや洗顔の方法を実践しながらも、
「本当に蒸しタオルで毛穴汚れが落ちるの?」「実際にどれくらい落ちるの?」と、疑っている人も多くいるかと思います。
そこで、今回筆者であるわたし自身の肌をつかって、蒸しタオルがクレンジング・洗顔において効果的なのかを、実験してみました!
皮脂量の変化とともに、蒸しタオルを用いた洗顔方法を紹介しますので、参考にしてみてくださいね。
【実験】蒸しタオルをプラスすると毛穴の汚れが落ちるのか
今回の実験の条件
- 肌タイプ:乾燥性敏感肌
- 鼻の毛穴の開きが気になる
- ベースメイクとして、化粧下地・BBクリーム・フェイスパウダーを使用している
- 蒸しタオルの使用方法としては、
クレンジング⇒蒸しタオル⇒洗顔 の順番で行う
【皮脂量の変化と正しい洗顔フロー】
- クレンジング前に蒸しタオルの準備
- 手と顔を濡らさずにオイルクレンジングを肌になじませる
- アイメイクなどの濃い部分が馴染んだら「乳化」
- 顔全体の乳化が終わったらぬるま湯ですすぎ
- すすぎ終わり軽く水気を拭いたら蒸しタオルを顔に乗せて60秒前後
- 蒸しタオルを外したらすぐに洗顔
- 洗顔後はぬるま湯ですすぎ、すぐ保湿
まずはクレンジングの前に、蒸しタオルをあたためる準備を始めましょう。
お湯を使用する場合は、火傷に注意しながら45~48℃程度のお湯にタオルを浸して、かために絞りましょう。
電子レンジを使用する場合は、あらかじめ濡らして、握るとじゅわっと水が溢れる程度のし水を含ませたタオルをおよそ40秒~60秒ほど電子レンジにかけます。
電子レンジを使用して蒸しタオルをつくるときは、クレンジングの直前に電子レンジにかけておけば、蒸しタオルが冷めることなく顔に乗せることができますよ。
毛穴の汚れが気になる場合は、角栓を落としやすい油分が多く配合されたオイルクレンジングクレンジングの使用がおすすめ。
(※本実験でもオイルクレンジングを使用しました。)
このとき、必ず手と顔を濡らさずに始めることがポイントです。
オイルクレンジングは主成分が油で構成されているので、水分が入り込むと「乳化」という現象が起き、油と水を混じり合わせて、汗などの水性の汚れを落としやすくし、すすぎ時の摩擦による負担を軽減します。
しかし、過剰に分泌された皮脂などからできる、ニキビの元となる角栓や毛穴の黒ずみは、水分を含んだ乳化をした状態のクレンジングでは落ちにくくなってしまうので注意しましょう。
皮脂の量が少なく乾燥しがちなUゾーンは後回しにし、皮脂量が多くテカリがちなTゾーンからオイルクレンジングを肌にくるくるとなじませてメイクが落ちたら、乳化をした後にすすぎを行います。
すすぎの際は、肌のうるおいを保つための皮脂までとりきらないように、32~34℃ほどの温度ののぬるま湯を使用してください。
クレンジング直後の皮脂量
(※本実験で測定した毛穴はいずれも小鼻の皮脂量が多い部分です)
クレンジング直後の小鼻の表面を、ハリツヤ研究所規定のスキンチェッカーで測定してみました。
クレンジングしただけでも皮脂はかなり落ちるものだと思われがちですが、まだまだこんなに溜まっていたのですね。
もともと乾燥肌で、乾燥による毛穴の開きが気になっていたのですが、普段のスキンケアで汚れを落とせているつもりが、余分な皮脂を洗い落とせてなかったようです。
すすぎをしたら、そのまま蒸しタオルを肌に乗せて45~60秒ほど待ちます。
蒸しタオルを温めすぎると、肌がやけどのような症状を起こしてしまうため、熱いと感じない程度のものを使用してください。
顔全体がぽかぽかと暖かくなり、じんわりと蒸しタオルの水分が顔に移ってくるように感じたら、タオルを外して、そのまま洗顔を行いましょう。
洗顔もクレンジングと同様に、指先に力をいれずに泡で肌を撫で、やさしく肌の上でらせんを描くように洗浄することが大切です。
すすぎ残しがないように流水ですすぎをして、タオルで拭いたらそのまますぐに、セラミドなどの保湿成分が配合された化粧水や、潤いにフタをするオイルやクリームを使って保湿をして終了です。
【蒸しタオルなしとありの皮脂量の変化】
次に、蒸しタオルなしの場合と、ありの場合での皮脂量の変化を比較して見てみましょう。
蒸しタオルなしの洗顔での皮脂量
蒸しタオルをせずに、クレンジング後にすぐ洗顔料を使用して洗顔を行った場合は、クレンジング直後に比べて皮脂量が83から58へと少なくなっていることがわかります。
洗顔料に含まれる界面活性剤などが、クレンジングでとりきれなかった油分や、黒ずみの原因となる余分な皮脂を洗い流している証拠ですね。
蒸しタオル無しでも、クレンジングだけで済まさずに洗顔もしっかりとすれば多少の皮脂汚れは落ちるということが実験の結果として判明しました。
蒸しタオルありの洗顔での皮脂量
蒸しタオルをしてから洗顔を行った場合の皮脂の量はこちら。
クレンジング直後の皮脂量から比べると、83から39と皮脂量が少なくなり、余分な皮脂をよりすっきりと落として、肌の水分・油分のバランスがいい平均値である25により近づいています。見た目としても一目瞭然でわかりますよね。
蒸しタオルをせずに洗顔した場合も、皮脂量58と少なくなってはいましたが、蒸しタオルをしたほうがさらに39に減らすことができたので、毛穴の汚れやテカリが気になるひとにおすすめの毛穴ケアとして、蒸しタオルを使ったクレンジングと洗顔が最適な方法といえるのです。
まとめ
普段のクレンジングや洗顔で落としきれなかった皮脂には、蒸しタオルを使用した洗顔方法が有効的です。
効果的に余分の皮脂を洗い落とすには、蒸しタオルの順番が大切。
クレンジングの後に蒸しタオルを肌に乗せ、洗顔料で洗顔することを続けて、毛穴の黒ずみや角栓を撃退しましょう。