耳の裏(後ろ)側が臭いのはなぜ?女性にも多い臭いの原因と対策
耳の裏(後ろ)側から変な臭いがする・・・
自分では自覚できていないけど、知らないうちに結構臭いを発してしまっているのが耳の裏です。
自分で擦って臭いを嗅いで驚いた経験をしている方も多いのではないでしょうか?
しかも、質の悪いことに耳の裏から発する臭いというのは、自分の鼻では分かりにくいに他人には気付かれやすいのです。
例えばエレベータや電車の中など、意外と多くの方があなたの臭いには気づいているのに、自分では全くわからないという状態だったりするのです。
そのため、自分で耳の裏の臭いが気になる方は、原因をしっかりと理解して必要な対策を実施していきましょう。
耳の裏が臭くなるのはなぜ?原因は?
体臭が気になる部位というとワキの下などが一般的ですが、あまり体臭とは縁のなさそうな耳の裏がどうして臭くなってしまうのでしょうか?
原因はいろいろ考えられるのですが、主に以下の2つが絡み合って臭いの原因になっていることが多いと考えられます。
- 皮脂や汗が溜まりやすい
- 洗いにくい
- 蒸れやすい
この2つについては経験上、多くの方がイメージできると思うのですが、それぞれについて簡単に説明しておきましょう。
皮脂や汗が溜まりやすい
意外と思われる方も多いかもしれませんが、実は耳の周辺には皮脂線が多いため皮脂の分泌も多くなりがちなのです。
しかもそれだけでなく、構造上汗が溜まりやすい部位であることも臭いがきつくなってしまう要因でしょう。
耳の裏側に汗をかくことは無いかもしれませんが、頭皮は汗腺が多く汗を安い部位でありながら汗を吸収する衣服を付けていないため、どうしても耳の裏側や首筋あたりに頭皮から分泌した汗が溜まってしまいます。
首筋から後頭部付近というのは、その人固有の臭いが強く出ると感じた経験がると感じたことがあると思いますが、皮脂や汗などが溜まりやすいからだと考えられるのです。
さらに、現代では男女を問わず整髪料を付けることが多くなっているため、整髪料の成分が汗とともに流れて耳の裏側あたりに残り、臭いの原因になってしまっている可能性もあるのです。
洗いにくい
また、耳の裏側というのは意識して洗っているという方は少ないのではないでしょうか?
単純に洗いにくい部位というのもありますが、何となく洗っていないという方がほとんどだと思います。
顔は洗顔フォーム、頭皮はシャンプー、首筋はボディソープで洗っているため、感覚的には隅々まで洗えているような気がしますが、耳の裏側はお湯が流れることはあっても泡でしっかりと洗われていることはほとんどないのです。
もしもこれを読んでいて「確かに洗っていないかも」と感じた方は、今日からしっかりとボディソープなどで洗うようにしてみて下さい。
それだけで気になる臭いが改善するかもしれません。
蒸れやすい
これは多くの女性に言えることですが、女性の場合はかなりショートカットでない限り、耳の裏側が髪の毛で覆われて蒸れやすくなっているので注意が必要です。
また個人差はあるのですが、身体の他の部位に比べて耳の裏の体温が高い方もいるので、同じような髪形にしていても体質的により蒸れやすい場合も考えられます。
実際に計測した事例(参考:テルモ体温研究所)もあって、ワキの体温に比べて高い方で1℃も耳の裏の方が体温が高くなっているのです。
このように耳の裏というのは「汗や皮脂が溜まりやすいのに、洗いにくく蒸れやすい」という環境なので、体質や髪形などの要素が揃ってしまうと強い臭いを発してしまう可能性が高いと考えられるのです。
耳の裏の臭いは加齢臭?実はちょっと違ったものなんです
耳の裏が臭いと感じている方は結構多いようですが、多くの方が「加齢臭かな?」と感じているようですね。
でも、加齢臭というのは皮脂に含まれるパルミトオレイン酸という成分から作られるので、特に耳の裏に限った話ではなく全身どこでも発生し得るものなのです。
実際に加齢臭の発生部位の多くは、皮脂が多く出る部分で面積の広い部分であることが多いようです。
具体的には背中や胸、頭などで、耳の裏ではないのです。
また、耳の裏から臭っていると思っていたけど実は後頭部から臭いが発生していることもあります。
これはミドル脂臭と呼ばれるもので、30代~40代の方に多く、皮脂ではなく汗そのもの原因の体臭です。
そのため、例え耳の裏から異臭を感じても加齢臭では無くて汗や皮脂による臭いであることがほとんどなので、しっかりと対策をすることで改善できると考えられるのです。
耳の裏の臭い対策は?
最後に耳の裏が臭いと感じたときの対策方法ですが、ここまで読んでいただければわかる通り臭いの原因は汗や皮脂の場合がほとんどなので、
- 蒸れにくくする
- 汗そのものを綺麗にする
- 清潔を保つ
といったごく当たり前のことが大切になるのです。
まずは、できるだけ汗をかいたり蒸れたりしやすい環境を作らないためにも、髪形などを工夫して耳の裏に髪の毛がかからないようにすることを忘れてはいけません。
ニット帽やヘルメットなどをよく着用する方も注意が必要です。
また、臭いを発しにくい環境を作ると同時に、汗や皮脂自体に臭いの原因が少なくなるようにしなければなりません。
結局体臭というのは、汗や皮脂に含まれるタンパク質や脂質が最近によって分解されてできるものなので、内面からのケアが必要な場合もあるのです。
臭いの原因についてのところでお話ししたように、耳の裏はとにかく洗う習慣というものが無い方が多いので、しっかりと泡を使って洗うようにしましょう。
できることなら、汗や皮脂などの臭いを抑える効果のあるボディーソープや石鹸などを使用するといいでしょう。