髪と栄養
毛髪は切っても、ドライヤーをあてても痛みや熱さを感じることも髪の毛自体から汗をかくこともありません。
しかし、だからといってケアをしなくてもいいものでもありません。髪自体は生きているものではありませんが、髪を生えさせ、成長させるための毛球という部分は日々活発に動く生きた組織です。
そのため、それに合ったケアが必要であり、それを怠ると薄毛の原因になります。毛球が髪を生えさせるために必要なのは、適切な食事で栄養を取ることと頭皮のケア。
栄養不足は育毛を阻害するのです。
では、どのような食事で栄養を与えることが適しているのでしょうか。
髪の栄養不足
髪が栄養不足となると、抜け毛が増えたり、艶やハリがなくなったりします。
また一本一本にコシが無くなったり、細くなるため、より一層毛髪がさみしい印象を人に与えます。栄養が足りないと、髪の量だけでなく質も悪くなるのです。
髪に大変な影響を与える栄養。栄養不足を解消するためには、食事内容と食べ方を見直さなくてはいけません。
総合的に髪に良い栄養を摂る
毛髪を作っている成分のほとんどはタンパク質です。
そしてそれが少なくなると髪への配分は自ずと減り、髪を作っている毛球まで必要な量を届けることができなくなります。
栄養不足は髪に必要な成分の欠乏を呼び、髪の育成を遅らせるだけでなく、生えた髪も弱々しくすぐに抜けやすくなったりします。
食べ物を分解して栄養を作る内臓やそれを運ぶ血管の存在も偉大です。
摂取は十分でも頭皮まで運べなくては元も子もありません。
血管に良い食べ物も合わせて摂り、血流も良くしておくことが大切です。
薄毛と栄養不足
人や動物の体を作るのは、食物です。
食べたり飲んだりしたものが栄養となって、体を動かすエネルギーになったり、体の組織を作ったりします。
学生時代の家庭科の授業などで習った栄養素の知識は社会に出たり、専門分野の勉強に励むようになると忘れがちですが、大人になってから、特に頭髪の薄さが気になり出す頃に再び必要な知識となります。
体に必要な栄養というのは、つまり髪にも必要であるということ。
体を作るということは髪をも作るということにほかなりません。
薄毛が気になりだしたら、まずは食事と栄養に目を向けるべきです。
たくさん食べているのに栄養不足?
栄養不足というと、食べ物を食べていないために栄養失調でも起こしているような印象を受けますが、必ずしもそういうわけではありません。
たくさん食べていても栄養が不足している場合もあるのです。
もちろん、過度なダイエット、自己流の食事制限などによって痩せれば、スリムでカッコイイ体型にはなるかもしれませんが、それと同時に抜け毛が起こることもあります。
さらに、コンビニエンスストアの惣菜やレトルト食品、インスタント食品などが一般的になり、栄養に過度の偏りも起こりやすくなっています。
このように現代社会の飽食の時代において、栄養不足になることは決して珍しくないのです。
- 味付けが濃いものをよく食べる
- コンビニ、インスタント食品をよく利用する
- 肉や油料理、洋食が多い
- 菓子パンやお菓子を食事がわりにしてしまう
以上の食生活に心当たりの方は、薄毛の危険性が高まります。
栄養不足になる頭皮
栄養不足となる原因は、食べる量ではなく食べ物の質にあります。
食べ物がどこでも手に入り、好きなものを好きなだけ食べられるようになった分、我々は選択する正しい目と知識を必要とされているのです。
コンビニエンスストアの惣菜やインスタント食品には、たくさんの化学調味料や着色料が使われています。
添加物は目や舌を楽しませてくれますが、体のためには良いものではありません。
また、油の多い食事は肥満や便秘になりやすく、肉類を多く取ると体が酸性に傾きます。
酸性食品の摂り過ぎで血行不良が起こり、体の隅々まで栄養が行き渡りにくくなります。頭皮の細い血管はさらに通りが悪くなるのです。
なんでも食べれば栄養が取れるということはなく、食べ物によっては、かえって頭皮の栄養不足が起こるのです。
毛髪のために良い食べ物
毛髪、特に頭皮に食べ物の栄養が行き渡らせることが大切で、そのために良い食品を摂取することが育毛には必要です。
以下の食品はそれぞれが頭皮に良い影響を与えます。
- アルカリ性食品
血液をサラサラにして血流を良くします。
野菜や豆製品(中には酸性のものもあります。)、昆布など海藻があります。
- タンパク質
髪の主成分ですが、これの摂り方は注意が必要です。
動物性タンパク質は肉に入っていますが、肉料理は血流を阻害します。
大豆など植物性のタンパク質を取り入れ、質を高めまます。
- ネバネバ、ヌルヌルの食品
納豆や昆布、山芋など、栄養素の働きはバラバラですが、こうしたネバネバ、ヌルヌルした食品は皮膚や髪に良い成分が多く含まれています。
育毛は髪に栄養を
髪を育てるためには、髪の主成分をとることとその栄養分をきちんと髪に届けられる体内の環境づくりが必要です。
たくさん食べれば良いわけでもありませんし、栄養を届けるために大切な血管が弱っていては、充分な量を運ぶことができません。
一見髪とは関係のなさそうな食物も巡り巡って髪に良い成分となっている場合もあるので、基本的にはバランスよくなんでも食べ、髪に良いとされる栄養素を多めに摂る生活を心がけましょう。
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