手汗なんて気にしなくていいのにって思われがちですが、本人はやっぱり気になります。
筆者も長年手汗に悩んできました。
一般的な悩みとしては異性と手を繋げないなどがありますが、筆者の場合はパソコン仕事なのでタイピングをする時に手のひらを置いてる部分が汗でびっしょりなんてこともしばしば・・
そこで今回は筆者が手汗の悩みを克服した方法と原因についてまとめたものを紹介していきます。
手汗がひどい!4つの原因
手汗の原因としては大きく分けて4つあり、人によって原因は様々です。
自分がどれに当てはまっているかを理解して自分にあった対策を見つけましょう。
精神的要因
まず、手汗の最も多い原因となるのが緊張や不安などからくるストレスが当てはまります。ストレスによって交感神経が刺激されて発汗につながります。
筆者もストレスを感じやすいタイプなのでこの原因が当てはまっているかと思います。
毎日十分の休息を取ったり、バランスの取れた食事を摂るように心がけたり、ウォーキングなどの適度な運動を定期的に行うなどしてリフレッシュできる環境を整えましょう。
ホルモンバランスの乱れ
特に女性の手汗に多い原因です。生理前や更年期、妊娠などでホルモンバランスが乱れて手汗がひどくなったりします。
ストレスと同様に十分な睡眠やバランスのよい食事をとることを心がけて対処していく必要があります。
病気などの疾患
手汗のみの場合はあまり考えにくいですが、病気による多汗症の原因もあります。
・甲状腺機能亢進症
・褐色細胞腫
・糖尿病
・急性リウマチ
・生殖器障害
・ブランマー病
上記のような病気によって多汗症となってしまうケースが当てはまります。
手汗だけではなく、全身の汗がひどくなってきたという方にはこのような病気の可能性もあるので医師に診てもらうことも考えたほうが良いでしょう。
生活習慣の乱れ
辛い食べ物や熱い食べ物などの刺激物は味覚性多汗症の原因になります。
コーヒーに含まれるカフェインやタバコ(ニコチン)も発汗に影響します。
また肥満も手汗の原因になるので食生活を改善して健康的な体作りを行っていきましょう。
症状の段階に応じて手汗対策をしよう!
そもそも手汗で悩んでいる人の大半は「手掌多汗症」に該当します。
実はこの手掌多汗症の症状は3段階に分けられます。
レベル1
手のひらが汗で湿っている状態
レベル2
垂れないが、手のひらに汗の水滴ができる。
レベル3
手汗が垂れてくる。
そして各段階に応じて対策も異なります。
自分の症状のレベルをしっかりと知って対策を行っていきましょう。
レベル1 – ツボマッサージ
手汗に効くツボは労宮(ろうきゅう)と合谷(ごうこく)の2つがあります。
労宮は手のひらの真ん中にあり、不安や心配などの精神的要因に効果的です。反対の手の親指で「痛気持ちいい」程度の強さで左右の手両方を10回ほど揉みほぐします。
次に合谷は手の甲を上にして親指と人差し指の骨が合わさるくぼみの部分で労宮同様に「痛気持ちいい」程度の強さで5回前後ゆっくり揉みほぐしましょう。
ツボマッサージは押せば汗が止まるということではないので、毎日続けていくことで緊張する場面でも気持ちが落ち着くようになっていきます。
レベル1〜2 – 制汗剤の使用
最近は制汗剤にもスプレー型やパウダー型など色んな種類がありますが、基本的にどの製品にも汗を抑える「制汗成分」と汗臭さの原因になる菌の繁殖を防ぐ「抗菌・殺菌成分」が含まれています。
自分でミョウバン液を作るなんて方もいるかと思いますが、一定期間で液が腐ってしまったり、ミョウバンが溶けるまで数日期間が必要だったりといったことを考えると市販の制汗剤がおすすめです。
筆者は複数商品使用しましたが、パウダー型のファリネという商品が一番効果がありました。
スプレー型や液体型式のものは使用してすぐは手のひらがキュキュっとなるのですが、1〜2時間経過したら効果がなくなってむしろ余計手汗をかいた経験があります。
レベル2〜3 – 医師によるカウンセリング(心身療法)
手を繋ぎそうになったタイミングや他人のパソコンを操作するとなった時に「手汗をかいてしまったら・・」と不安になることを「予期不安」といいます。
カウンセリングではこのようなコンプレックスとしてのネガティブなイメージを払拭するために行います。
レベル2〜3 – 薬物療法
薬物療法は神経遮断薬という薬物で治療する方法のことを指します。
交感神経から出される「アセチルコリン」という脳内伝達物質の生成を遮断することで汗を食い止めようという治療方法です。
ただ脳の伝達物質を止めていることになるので便秘であったり、胃腸障害であったり、口の渇きなどの副作用が出たりすることもあるようです。
薬物療法を行うときは事前に医師としっかり相談しましょう。
レベル2〜3 – 手術
脇の下に4mm~5mmの穴を開けてそこから胸部の交感神経を断つことで多汗症を治すという手術です。
手術と聞くと「え?そこまでするの?」とちょっと気が引けちゃいますが、手術の時間は10分程度で入院する必要もなく、手術痕も目立たないという非常に優れた技術です。
ただ、その反面「代償性発汗」というものを起こす可能性があると言われており、胸や胴、ふとももなどに汗をかくようになってしまう可能性も出てきます。
一定リスクも伴いますが、95%の人は効果があったと回答しているので手汗が垂れてくるほどひどい人は検討してみては如何でしょうか?
まとめ
手汗が垂れてくるほどではないという人は、まずツボマッサージと制汗剤の両方を試してみることをおすすめします。
筆者も制汗剤のおかげで、特に緊張する場面以外は手汗で悩むことはなくなりました。
それでも良くならないという人はカウンセリング・薬物療法・手術を試していきましょう。