尿酸のもとになるプリン体は食事から摂りこまれるだけではなく、新陳代謝によっても産生され、肝臓で代謝されて尿酸となります。 尿酸は腎臓で老廃物となり、排泄されます。つまり、人の細胞が生命活動をする中で、その老廃物として尿酸がつくられています。 尿酸が体内に増えてくるタイプには以下の3つがあります。 |
- 尿酸が作り出されやすいタイプ
- 尿酸が排出されにくいタイプ
- 両方を併せ持つタイプ
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健康な人の場合は常に約1,200mlの尿酸が蓄積されています。そのうち半分以上の尿酸が毎日入れ替わっており、排泄される尿酸のうち3/4は尿として、残りは汗や便として排泄されます。しかし、この排泄がうまくいかなくなるとバランスが崩れてしまい、尿酸が体内にたまってしまいます。 尿酸のバランスを崩す原因としては、栄養の過剰摂取やアルコールの飲み過ぎ、精神的ストレス、肥満、運動不足などが考えられます。また、痛風患者の20%は親や兄弟、親戚に痛風の人がいることから、遺伝的な要因も考えられます。
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【食生活の欧米化と肥満の増加】 | 高度経済成長、生活が豊かになるとともに食卓に肉があがる機会が増え、今では高タンパク・高脂肪の食生活が日常的になりました。その結果、肥満や生活習慣病の患者数が増えていき、高尿酸血症の患者も増加してきました。肥満指数(BMI)が上がるとともに高尿酸血症にかかる人も増え、肥満指数25以上の人の約70%が高尿酸血症にかかっているというデータもあります。 |
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【アルコールの飲み過ぎ】 | アルコールは尿酸のもとになるプリン体を増加させる上に、尿酸の排泄量を低下させるので、結果として尿酸値を上げる原因になってしまいます。特にビールには尿酸のもとになるプリン体が多く含まれているので注意が必要です。 |
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【激しい運動】 運動は体に良いものですが、体力を消耗するような激しい運動は尿酸値を上昇させてしまいます。エネルギーの消耗で尿酸が増えるほか、腎臓への血流量が減るため、排出量も低下するためだと考えられています。 ただし、軽い運動はおすすめです。適度な運動をすることで肥満を解消し、併発しやすい生活習慣病を改善するなど様々な効果が期待できます。運動で汗をかくと体内の水分量が減少し、血液が濃縮される事で尿酸値が高くなってしまいます。運動で汗をかく際には、水分を欠かさず補給する必要があります。 |
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【ストレス】 | 痛風の原因として食生活の問題点だけ考えられがちですが、ストレスも無視できない問題です。痛風患者をみてみると、活動的で責任感の強いタイプなどストレスを受けやすい立場の人ほど痛風にかかりやすいというデータがあります。痛風の改善には、食生活を見直すだけではなく、ストレスを適度に解消するなど環境改善も必要となってきます。 |
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【尿酸値を上げる疾患や薬物】 | 病気や薬(利尿薬や喘息薬など)の服用によっても尿酸値が上がる事があります。また、核酸を大量に含んだ健康食品にも尿酸値を上げる働きがあります。 |
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【ほかの病気の影響】 | 腎機能が低下したり、血液の病気があったりすると尿酸値が上がることがあります。悪性腫瘍が原因で高尿酸血症になることもありますので、注意が必要です。 | |