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自分では気がつきにくいけれど他の人についてはすぐに気がつくもの、それが匂いです。良いにおいも不快な匂いも含めて自分が発するものは気づきにくいですが、満員電車で隣の人が汗臭かったらすぐに不快な気分になって呼吸を止めたくなったり、最悪は電車から降りようかとまで考えたりすることが私はあります。しかしそんな私も40歳に近づき加齢臭など中年親父に付きまとう体臭は大丈夫かと心配になることがよくあります。そんな働き盛りのオトコを悩ます体臭について学んで生きたいと思いますが、今回の記事は汗に考えて見ましょう。

腋臭症(ワキガ)

普通の運動時にかくエクリン腺からの汗の臭いとは異なり、皮膚のアポクリン腺から分泌される汗が原因で強い臭いを発するのが特徴で、臭いは人により違いがあるが、ネギの腐ったの臭いや酢の臭いのような強めの臭いである。アポクリン腺の分泌物そのものは無臭であるが、皮脂腺から分泌された脂肪分やエクリン腺から分泌された汗(通常の運動の汗)と混ざり、それが皮膚や脇毛の常在細菌により分解され、強いにおいを発生する物質が形成される。

原因となるアポクリン腺の量は遺伝によるとされ、腋臭症をもつひとは耳垢が湿っている場合が多い。全世界を対象とすると腋臭症である人が圧倒的多数だが日本人を含む東アジア人の場合は10%前後と比較的少ないのが特徴。なおわきの下のアポクリン腺が成長し活動するのは一般的思春期以降であるが、読者の多くは成人だろうからこれまでワキガと無縁だったという人は今後も自分自身の体臭として悩むことはないだろう。ワキガの場合普通の汗臭い臭いと比べてその強さは格別に強力であり、家族や親しい友人などから冗談半分で注意される、あるいは明らかに周りの人の反応がおかしいと気づくということが多い。

汗の臭い(エクリン腺)

ワキガとは異なり運動をするなどでかくいわゆる普通の汗の臭いです。エクリン腺から分泌される汗は大きく分けて以下の3つに大別できます。

  • 暑いときや運動をしたときなど体温を調整するために体全体からでる汗
  • 手のひらや足の裏、腋の下など部分的にかく汗で緊張や不安などから起こる精神的な作用によるもの
  • 辛いものや熱いものなど刺激の強い食べ物を食べたときに鼻や額、首などにかく汗

いずれの場合も汗の成分の99%以上は水だが、わずかに塩分や尿素、アンモニア、ミネラル分などが臭いを発する物質を含んでいると同時に、皮脂腺から分泌される皮脂などと混ざって細菌の増殖によって汗臭さが増します。

ミドル脂臭

ミドル脂臭とは汗の中に含まれる乳酸が皮膚上の常在細菌(ブドウ球菌)に代謝・分解されることによって発生する「ジアセチル」という成分と皮脂臭が混ざることで不快なにおいを放つもので、皮脂量が増える30代半ばから50代に多くみられ、脂臭い臭いが特徴です。
正確には汗だけによる臭いではないのですが、便宜上汗の臭いとして分類しておきます。

対策

①汗の性質を変化させる。

エクリン腺から分泌されるいわゆる普通の汗も水のようにさらさらしている場合と不快なにおいを発す元になるミネラル分を多く含むべとべとした汗があります。これは食生活やストレス、運動不足などの日ごろの生活習慣に深く関係していて、肉食が中心で運動不足の場合ほどべとべとの汗になります。なるべく日ごろから多目に水をのみ運動をしサウナにはいるなどして代謝を良くすることが効果的です。

さらさらの汗の場合は大量の汗をかいたあとの衣服もそんなに臭いません。

②発汗量を減らす、汗をかいたらすぐにふく

いくらよりさらさらの汗をかくように生活習慣を変えたとしても、汗にはミネラル分がふくまれます。ただ気をつけてほしいことはエクリン腺から分泌される汗そのものににおいはなく、汗に含まれるミネラル分、皮脂などにより細菌が繁殖してにおいを発する物質をだすかめ、汗をかく量を減らすあるいはかいたらすぐにふき取ることでにおいを発する物質の発生を抑えることができます。

そこでデオドラント・制汗剤をつかって汗をおさえたりボディーペーパーで汗をふき取ることです。脇を集中的に抑えたい場合はロールオンタイプ、背内など広範囲はスプレータイプのデオドラントがお勧めです。ただシトラス系などの香料の入ったものだといかにもデオドラントをつかっていると周りに気づかれてしまうのが嫌という人も多いのではないでしょうか?私もそういうタイプですが、そういう人にお勧めなので無香料タイプのものです。
学生の頃は体育会系の部活に所属しており、汗をかくのが当たり前という感覚だった私はいわゆるデオドラントは女性が使うものという先入観が強かったのですが、社会人になって特に夏場など薄着になるときのワキの匂いが気になる場面も増えてきたので、ロールオンタイプのデオドラントを使うことがありますが、発汗量をだいぶ少なくすることが出来て、少し驚いているくらいの効果があります。

③皮脂汚れをしっかり落とす

汗のにおいは汗そのものが悪いというよりは体の皮膚についた皮脂汚れなどが原因になることが多く、特に働き盛りの成人男性の場合は皮脂の分泌量が増えてしまうので、それを落とすことが体臭を減らす効果的な対策になります。若いころは鼻やおでこ回りなどが気になると思いますが、年齢が上がるにつれ首や後頭部の皮脂の分泌量が増えてくることをしっかり把握し、より効果的な洗髪が必要です。

頭を洗うというと頭皮を洗うというよりは毛髪そのものをきれいしようという意識が高いのですが、髪の毛そのものに付着する汚れや整髪料などは比較的簡単に取れやすいので、年齢が上がるにつれ頭皮をきれいにすることに重点を置いたほうが良いです。

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