ダイエット中につい食べ過ぎてしまったら?
最近始めたダイエット。
食べたいものも我慢したかいがあって、成果を感じる今日この頃。
頑張ったご褒美に、今日は少し食べちゃおうかな?
そんな軽い気持ちで好物を口にしたら、止まらない!
結局は食べ過ぎて、自己嫌悪。
ああ、今食べたものをチャラにしてくれる魔法の薬があったら…
すぐにカロリーを消費しなくっちゃ!
- すぐに下剤?
- 指を突っ込んで嘔吐?
- 翌日から絶食?
- 激しい運動?
でも、ちょっと待ってください!
ダイエット中に食べ過ぎたとき、大切なのは、カロリーの消費方法を考えることではありません。
ダイエット中にはつきものの、「うっかり食べ過ぎてしまうこと」。
そのままズルズルと元のもくあみに…で終わればまだマシです。
今までの食事制限の反動で激しいリバウンド…
なんてことにならないための秘訣をご紹介します。
なぜ食べ過ぎる?意志が弱いからではありません。
冷静に考えてみると、なぜ食べ過ぎてしまうのか、不思議ではありませんか?
ダイエットが上手くいっていたはずなのに、今まで我慢できていたのに。
自分の意志が弱いから…
そんな風に自分を責めていませんか?
しかし、あなたが食べ過ぎたのは、「それが自然だから」です。
食欲は、生物にとってはもっとも強い本能です。
それをコントロールすることは、本来とても難しいことなのです。
野生下では、常に食べ物が手に入るわけではありません。
ですので、空腹状態が続いている時に食べ物があれば、目一杯食べようとしてしまいます。
つまり、食べるのを我慢しきれないのは生物の本能であって、あなたの意志が弱いわけではありません。
食べ過ぎたあと一番大切なのは、「自分を責めないこと」
どうですか?
本能なら仕方がない…と、少し自己嫌悪をゆるめることができたでしょうか?
実は、それがとても重要なのです。
食欲はいわば、本能全開の子供のようなもの。
食べるのは自然なことなのに、「なぜお前はそんなことをするんだ」と責められれば、悲しくなります。
自分にとっては食べることが当たり前だとわかってもらおうとして、さらにたくさん食べようとします。
脳は、責められれば反逆するようなシステムになっているのです。
ダイエットが成功する人しない人
でも、世の中にはスリムな人がたくさんいるのに…。
そう思うかもしれませんが、食欲の強さにはかなりの個人差があります。
もともと食に執着のないタイプの人もいますから、その人達と比べることはできません。
先天的に虚弱な人は基本食も細く、やせています。
そちらからすると、「食欲が止まらない」「すぐ太る」という悩みはとても羨ましくもあるものです。
お互いの無いものねだりは、人間の性といえるかもしれません。
とはいえ…自分はやっぱりスリムになりたい。
ダイエットを成功させたい!そんな願いはあると思います。
太っても健康ならまだいいけれど、健康診断でひっかかるようなら困るし…。
では、ダイエットが成功する人とは、どういう人でしょうか。
みんな実は苦労している。食事制限の難しさ。
ダイエットや食事制限に成功している人を見ると、羨ましくなりますよね。
私とは違って、意志が強いのね…
いいえ、そうではありません。
一流のアスリートも、モデルさんも、社長さんも、食欲コントロールにはけっこう苦労しているのです。
プロ野球選手の王貞治さんが、病気治療中に思わずラーメンを食べて医師に怒られたというエピソードもあります。
あんな一流の選手ですらそうなのですから、あなたが食べ過ぎてしまうのは無理もありません。
ただ彼らは、自己管理能力がとても高い人です。
自己管理とは、やみくもに何かを我慢することではありません。
おのれを知って、自分に合ったやり方のできる能力をいいます。
上手くできない自分を責めるのではなく、そういう自分の弱さを認め、どういうやり方だったらできるようになるのか。
もしくは、自分には無理と悟って目標を変えるか、状況に合わせた対応ができるようになると、地道な努力が続けやすくなります。
ダイエットで食べ過ぎたときは、計画見直しのチャンス
食べ過ぎてしまったのは、ダイエット中にどこかで心身に無理が強いられていた合図です。
ストレスがかかると、食事制限はさらに難しいものになってしまいます。
人間は身体的な空腹を満たすためだけではなく、精神的な満足を得るためにも食べようとするからです。
ダイエットは、自分に可能な範囲で地道に続けるのが成功の秘訣。
これを機会に、キツすぎる制限を自らに課していなかったかを少し反省してみましょう。
ダイエットをするときに、誰かと比べたり、高すぎる目標を設定すると、間違いなく失敗します。
冷静に、客観的に、自分はどの程度の努力だったらできるのかを考えてみましょう。
ハードルは低い位置から始めるのが成功のカギです。
まとめ
もともとダイエットは、人生をより前向きに過ごすためのもの。
それが自分を追い込んでしまうようなら本末転倒です。
ダイエット中の食べ過ぎをチャラにしようとして、嘔吐や下剤、激しすぎる運動や絶食、そんな手段をとっているうちに、摂食障害を発症する人もたくさんいます。
嘔吐や下剤はクセになるので、なかなか抜け出せません。
軽い気持ちで踏み込まないでくださいね。
たまの食べ過ぎなんて、誰にでもあること。
それによって、そこまでの努力が無になるわけではありません。
大切なのは、食べ過ぎた自分を責めないこと。
身体や心に無理をさせていなかったかを反省し、続けやすい範囲の目標を立て直すこと。
自分の限界を知り、楽しいダイエットを目指しましょう。
なお、つい食べ過ぎてしまいそうな時に、事前に飲めば脂肪分や糖分などのカロリーをカットできるものがありますので、上手く利用すると良いと思います。