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お悩み5 ニキビ
ニキビは思春期の男女に多く見られ、特に脂性肌の人によくできます。思春期になると性腺の働きが活発になり、男性ホルモンを主とした性ホルモンの分泌が増えることが原因です。しかし脂性肌のすべての人にニキビができるのではありません。
毛包の角質が厚くなって毛穴を狭くすることで、皮脂が皮膚表面へ流れていくのを妨げ、結果的に毛包に皮脂が詰まってしまうことによりニキビが形成されていきます。
ニキビは「尋常性痤瘡(ざそう)」といわれ、皮膚疾患のひとつです。思春期にできるニキビは「若年性痤瘡」と呼ばれて最も多く、20歳をすぎると自然に治ってくることが多くあります。しかし、年齢を重ねてもニキビができる人がいます。これを「成人性痤瘡」と呼んでいます。
お手入れ法
ニキビケアの基本は肌を清潔に保つことです。そのためにはまず、洗顔を丁寧にすることです。ニキビの原因である毛穴の詰まり、余分な角質や皮脂をしっかりと取り除きます。
老化角質を除去するために、酵素洗顔、ピーリングなどの方法もあります。洗顔後は殺菌効果のある化粧水や油分の少ない乳液を使い肌を整えるとよいでしょう。
また、炎症のひどい部位については、メイクアップは避けたほうがいいでしょう。
ニキビ対策のポイント
□油分が少ないスキンケア商品を使用。
□毎日6時間程度の睡眠を確保すること。
□ビタミンC誘導体配合の化粧品で皮脂分泌を抑える。
□菌の繁殖を防ぐため、肌を清潔にする。
ニキビケアの注意点
●過剰な洗顔を避ける
洗いすぎは乾燥を招き、さらにそれを修復するために皮脂分泌が過剰になることがあります。朝、夜の一日2回で充分です。また、洗顔料がニキビを悪化させることがあるので、すすぎを丁寧にしっかりと行いましょう。特に髪の毛の生え際、フェイスラインは丁寧にしっかりと。
●つぶさない
ニキビをつぶすと雑菌が入り化膿する場合があります。また、皮脂組織を破壊してしまい、色素沈着として残ってしまいます。
●顔を触らない
手には雑菌がたくさんついているため、ニキビを悪化させてしまう原因になります。また、触ることで刺激になりニキビを悪化させます。
●前髪を上げ、髪をまとめる
髪の毛が触れると刺激になりニキビが悪化します。髪にも雑菌が多く、整髪料もニキビを悪化させる原因になります。
お悩み6 毛穴のトラブル
毛穴の黒ずみ、毛穴の開きなど、毛穴のトラブルはいくつかに分けることができます。毛穴のトラブルはタイプ別にケアをすることが必要です。
●毛穴が詰まるもの(詰まり毛穴)
皮脂と角質が混ざり合って角栓(かくせん)が目立つようになります。皮脂分泌の多い額、鼻に多いのが特徴です。
改善方法
毛穴から分泌される皮脂量を抑えることと、古い角質を除去することが重要です。毎日のスキンケアで丁寧な洗顔を心がけましょう。洗顔料はさっぱりタイプを選択。AHA(アルファハイドロキシ酸)配合のコスメや酵素洗顔などを使用し、古い角質を取り除きましょう。
皮脂の分泌を抑制するビタミンC誘導体配合の化粧品も効果的です。毛穴パックなどは刺激が強いものが多いので、使用方法をしっかり守ることが大切です。
●たるみによるもの(たるみ毛穴)
真皮のコラーゲンやエラスチンが老化によって弾力を失って肌がたるみ、毛穴が細長く変形してしまいます。主に頰に多く見られ、たるんだ毛穴がつながって細かいシワになり、さらにほうれい線になる場合もあります。
改善方法
たるみによる毛穴は予防が大切です。真皮のコラーゲンを増やす作用のあるピーリングが効果的。またレチノールが配合されている化粧品を使うことも効果的です。
●乾燥によるもの
もともと乾燥肌の人や保湿ができていない人に起こりやすいです。乾燥で肌が引っ張られ、毛穴が開き目立つようになります。特に乾燥する冬は注意が必要です。
改善方法
毎日のスキンケアでしっかり保湿しましょう。
●生まれつき皮脂腺が大きい(開き毛穴)
もともと遺伝的な要素が強く、オイリー肌で赤ら顔ぎみの人に多いタイプです。
改善方法
皮脂分泌の「多い、少ない」、毛穴の大小は遺伝的要素が大きいです。遺伝的要素の大きいものはスキンケアで小さくするのは難しいといわれます。そのため、それ以上大きくならないように予防することが重要となり、毎日のスキンケアをしっかり行うことが大切です。
次回からは、プロ直伝のフェイシャルエステテクニックをご紹介します。更新は10月20日(木)です。お楽しみに。