わきがに効く薬、わきが薬はないの?
医薬品のわきが薬はありませんが、医薬部外品のデオドラントなら市販されています。
人気のデオドラントを実際ワキに使ってみて、効果を確認してみました。
その他、制汗剤、消臭デオドラント、ミョウバン・重曹の使い方まで詳しく解説します。
わきが薬は今のところありません
医薬品としてのわきが薬(薬事法に則った医薬品)は、残念ながら、市販されているどころか、今の世の中にはありません。
制汗剤や殺菌剤などの中には、医薬品として市販されているものはありますが、「わきが薬」として売られているわけではありません。
ワキの下に塗ってわきが対策することを局所薬物療法といいますが、そんなワキガの塗り薬があればぜひ使ってみたいものです。
でも、わきがに効く医薬部外品なら市販されています。
医薬部外品とは、その名の通り医薬品とまでは行かないけど、何らかの改善効果をもたらすものとして厚生労働省から認可されたものです。
そんな中から、効果が高くて人気のあるワキガ用デオドラントをご紹介します。
わきがに効く!専用デオドラント
一番良いのはオールインワンタイプのわきが薬(医薬部外品)です。
オールインワンタイプは、制汗、殺菌、消臭(抑臭)の3つの効能を併せ持っているので、手軽ながらも高い効果が期待できます。
そして、当サイトスタッフが実際に使ってみて、良かったものを掲載しました。
わきが解決の一助になれば幸いです。
売れているデオドラントはやっぱり良い
実際に試してみて分かったのですが、よく売れているものは、やっぱりそれなりに良いデオドラントだということ。
もちろん、一長一短もあり、万人に受け入れられるとは限りませんが、しっかりとワキガを改善してくれます。
そして、それを裏付けるかのように、
現在のわきがクリームの多くは、わきが対策の基本である、制汗、殺菌、消臭について、どれも皆同じ有効成分を含んでいます。
殺菌:イソプロピルメチルフェノール
消臭:柿渋エキス(柿タンニン)
もちろん、各成分の濃度や配合率などについては違いはあると思います。
それから、ほとんどの製品が無添加・無着色・無香料となっています。
以下、おすすめ順に掲載します。
基本性能や持続力や使用感など、実際に使ってみて良かった順になります。
デオシーク
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2017年に発売された新商品。殺菌成分のイソプロピルメチルフェノールによる高い殺菌力と、パラフェノールスルホン酸亜鉛による制汗作用で、王道のわきが対策を行います。
また、柿シブやシャクヤク、セージ、ドクダミなど、殺菌や消臭を助ける多くの天然成分も、当然のごとく配合されていてます。
ケチって少なめワンプッシュだとさすがに夜まで持たない感じですが、2プッシュだと夜までニオイが抑えられているのが実感できます。普通は朝にしっかりワンプッシュしていくのが良いでしょう。
殺菌力が高いとお肌への刺激が気がかりですが、24時間閉塞パッチテスト、スティンギングテスト、累積刺激及び感作試験をクリアしているので安心して使えます。
クリームは、白くてサラサラしたテクスチャーで、ベトつきません。
容器の見た目は普通ですが、クリームが出てくる口が細いので塗りやすいのも特徴ですね。
デオシークはワキガクリームだけでなく、ボディーソープやサプリメントもラインナップされていて、これでもか!というニオイ対策ができるブランドです。そして、別々に買うよりも安くで揃えることができるのでコスパも高いんですね。おまけに、消臭スプレーまでついています。
もちろん単品でも購入できますが、とにかくなんとかしたいという悩みの深い方はセットで試してみるのもアリです。それで満足できなければ、他を試しても満足できる見込みは少ないといっても過言ではないでしょう。
クリアネオ
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この手の高性能オールインワン中で、最もコスパが高く人気のあるわきがクリーム。
ほぼ100%の殺菌力と制汗剤の配合で、しっかりと基本のわきが対策ができます。また、柿タンニンと4種の植物性成分が、抑臭効果を発揮します。
そして、多くの天然植物エキスやヒアルロン酸などの美容成分も含まれているので、お肌に優しいクリームです。
公式ページでは、「ニオイを10秒で!」というフレコミがありますが、これは10秒で消臭できるのではなくて、「10秒で対策できる」という意味ではないかと思います。
そこまで強力な消臭成分は含まれていないし、実際に10秒では臭いは消えません。
クリームは、白くてサラサラしたテクスチャーで、ベトつきません。
他のクリームより見た目は少々地味ですが、その効果は確かで家に帰るまでワキガ臭を抑えてくれます。
ノアンデ
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25万個以上も売れているという、有名なわきが専用クリームです。
100%に近い殺菌力と制汗作用で、ワキガ臭の発生源を断ちます。
美容成分もタップリ配合されており、敏感肌や乾燥肌にも優しいのが特徴。
消臭成分も植物由来の成分になっています。
白いクリームで、ベタつかないサラッとしたテクスチャー。
12時間以上の持続力があるので、朝塗れば家に帰るまでニオわず、快適に過ごせます♪
綺麗なプッシュ式容器なので、気軽に携帯できますね。
薬用ネオテクト
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加齢臭わきがケアブランドというフレコミのデオドラントクリーム。男女共用の無添加無香料タイプです。
有効成分は他のわきがクリームとほぼ同じ構成となっており、強力な殺菌力と制汗作用でワキガ臭の発生を抑えます。
- 制汗:パラフェノールスルホン酸亜鉛
- 殺菌:イソプロピルメチルフェノール
- 消臭:柿タンニン他、3種類の天然植物エキス
加齢臭に対するアプローチもあるようですが、ワキガ対策がメインなのでそれほど期待できるわけではないかも知れません。
実は当サイトスタッフに、以前このクリームを使った人がいるのですが、ワキガに対しては効果があったものの、加齢臭についてはどうだったか気にしておらず覚えていないということです。
というわけで加齢臭に対しては分かりませんが、少なくともワキガには効果があります。
また、初回だけですがリーズナブルなお値段というのもポイントですね。
制汗がメインのデオドラント
いわゆる制汗剤です。
本格的なわきが対策をする場合は、その辺に売っているエイトフォー(8×4)や、バン(Ban)などよりも、高い制汗効果があるものを使います。
また、先に説明したオールインワンタイプのわきがクリームなどにも制汗剤は含まれていますが、汗を抑えるという点では、やっぱり専用の制汗剤にはかないません。
ワキ汗を減らすということは、臭いの発生を抑制するだけでなく、臭いの拡散を防ぐ事にもなります。
ワキ汗が多くてたまらないタイプの方は、一度試してみてはいかがでしょうか。
デトランスα
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アルミニウムクロリッド(塩化アルミニウム溶液)が主成分の制汗剤。
高い制汗効果があることで知られています。
塩化アルミニウムの濃度は約10%で、肌荒れ防止の美容成分も含まれています。
病院で手足の多汗症用に処方される濃度は20%ですから、結構高い濃度になります。
ですので、ワキの下の肌が弱い人は、常用するとかぶれが出る可能性があります。
公式ページでは、やたらデンマークをアピールしていますがあまり意味はありません。
塩化アルミニウムは、日本でも昔から制汗剤として普通に用いられています。
デトランスαは無香料ですが、液体の状態では少しアルコールのニオイがします。
また、無添加かどうかについては、公式ページでの記載がなく未確認としています。
ラプカルム
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こちらも制汗効果が高くて人気のある制汗剤です。
主成分は、クロルヒドロキシアルミニウム。
これは、塩化アルミニウムより、制汗効果は低いが安全性は高い、という相反する性質をもっています。
簡単にいうと、お肌に優しい代わりに、制汗効果は少し劣るといった感じです。
強い制汗剤は肌荒れが気になる、という方は試してみてはいかがでしょうか。
抑臭がメインのデオドラント
消臭・抑臭効果が主なので、ワキだけでなく足などにも使えます。
海露
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このジェルは、一般的なわきがクリームとは少し違っています。その特徴は、とても優しく安全だという点です。
また、1本で3~4ヶ月は持つので、経済的でもあります。
有効成分としては、殺菌剤にサリチル酸ナトリウム、抑臭には主にトレハロースが用いられているほか、ヒアルロン酸などの美容成分も含まれています。
臭いを抑えることを目的としていて、制汗効果はありません。
ワキ汗が多い「多汗型わきが」の人には、あまり向かないのではないかと思います。
逆に、ワキ汗の少ないワキガ体質には良いかと思います。
露と呼ぶのにふさわいしいテクスチャーで、水分の多いジェルになっています。
タップリ塗ると乾きにくいのは仕方ありません。スーッと薄く広範囲に延ばすのがコツのようです。
本体ボトルは大容量で大きいので、携帯用のミニボトルも付いています。
薬用デオシブEX
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柿タンニンを中心として、消臭力を高める10種類の植物成分が追加配合されており、とても消臭効果が高いクリームです。
また、殺菌成分(イソプロピルメチルフェノール)も含まれています。
なお、このクリームには制汗効果はありません。
ワキ汗が多い「多汗型わきが」の人には、あまり向かないのではないかと思います。
逆に、ワキ汗の少なめな人には良いかと思います。
クリームはかなり軽くて伸びが良いテクスチャーですが、柔らかすぎて注意しないとベトッと下に落としてしまいそうです。
また、水分が多いので少し乾きにくい感じもします。
それから、無香料にもかかわらず何かの成分でしょうか、少しニオイがします。
ちょっと独特のニオイですが周りに漂うほどではありません。
自宅で作る庶民派わきが薬!?
汗・ニオイ対策として昔から広く知られている方法です。
焼きミョウバン
ミョウバンは、一部のスーパーや薬局で数百円で買える食品添加物で、漬物の色出しなどに使われるものです。古くから使われおり、最も安くて安全なデオドラント剤といわれています。
ミョウバンを水に溶かすと酸性を示すため、減菌効果やアルカリ化中和による消臭効果もあるといわれています。
ただ、ミョウバンは持続時間が短いのが欠点です。
また、当然かも知れませんが専用デオドラントに比べると効果もイマイチです。
ワキガ臭がひどい時には、あまり臭いが減るようには感じられないかもしれません。
ミョウバン水
水道水1.5リットルに対して、ミョウバン50グラムを溶かして作ります。
ミョウバンは溶けにくいので、最初にお湯に溶かしてから水で薄めても良いです。
冷蔵庫に入れておけば、数週間は持ちます。
ガーゼに浸してワキを拭いたり、スプレーボトルに入れて、直接吹きつけて使います。
汗博士の五味先生によれば、水の代わりに緑茶を使ったり、レモンを絞り入れても良いそうです。
また、ハッカ油を少々混ぜて使うのも人気のようです。
ただ、何かを混ぜる場合は服にシミが付くこともあるので注意が必要です。
それとミョウバン水は乾きにくいので、クリームのように外に持ち歩いて塗る、という使い方には向かないですね。
ミョウバンパウダー
焼ミョウバンの結晶を、すり鉢などですりつぶしてパウダー状にしたものを、ワキの下に直接塗るという使い方もあります。
最初からパウダー状になっているものを使うと便利。
水にも溶かしやすいです。
ミョウバン水よりも制汗効果が高く、ワキの下がサラサラします。
重曹水
ふくらし粉の重曹は、洗濯で使う方法が有名ですが、ワキの下に使うこともできます。
焼きミョウバンと同様、食品添加物なので安全ですね。
ミョウバン水が酸性なのに対し、重曹水はアルカリ性を示すので、酸性臭の中和や抗菌作用があります。
また、重炭酸イオンなどによるイオン消臭もできます。
水道水0.5リットルに対して、重曹大さじ2杯を溶かして作ります。
ミョウバン水と同じように、ワキを拭いたり、吹きつけて使います。
ただ、この重曹水をワキに使う方法は、あまり実践されてはいないようです。
ミョウバンと違って制汗作用はありません。
持続時間も短く、水なので乾きにくく、持ち歩きにも適しません。
でも一応、ツンとした臭いは消えますから、気が向いたら試してみてください。
制汗と殺菌のミニ知識
ちょっとだけ、詳しくなる話です。
ワキの制汗
ワキの下に塗る制汗剤についてです。
制汗剤は、収れん作用によって汗腺(アポクリン腺とエクリン腺の両方)を縮めて汗を出にくくします。
塩化アルミニウム、硫酸アルミニウム、パラフェノールスルホン酸亜鉛、
クロルヒドロキシアルミニウム、ホルムアルデヒド、
硫酸カリウムアルミニウム(焼きミョウバン)
多汗症の治療や、ワキガ対策でよく使われている制汗成分が、塩化アルミニウムやパラフェノールスルホン酸亜鉛です。
特に、塩化アルミニウムには強い収れん作用があり、高い制汗効果があります。
その代わりやや刺激が強く、含まれている濃度にもよりますが、人によっては肌荒れすることがあります。
なので、肌荒れ防止のための美容成分も、同時に配合されていることが多いです。
また、連続して使うと、効果が弱くなることもあるので、数日おきに休みを入れるのが理想とされています。
まれにですが、止めた汗が汗腺付近に溜まり、小さなつぶつぶの水疱みたいなものができることがあるようです。その場合は使うのを一時やめて、様子を見た方が良いでしょう。
最近は、より刺激の少ない「クロルヒドロキシアルミニウム」も良く使われています。
ワキの殺菌
コリネバクテリウム属菌
わきがの原因菌は、特別な悪玉菌のようなイメージがありますが、そうではなく普通に肌に生息する常在菌です。
常在菌は1種類ではなく、200種以上の菌が指定されています。代表的な菌としては、表皮ブドウ球菌、アクネ菌、黄色ブドウ球菌などがあります。
普通の状態では、これら常在菌と持ちつ持たれつの関係が成り立っており、健康を保つ上で必要なものといわれています。しかし、何らかの原因で異常に増殖してしまうと、ニキビやわきがのような不都合が生じるのです。
わきがの人の場合、ブドウ球菌やジフテロイドなどのコリネバクテリウム属の菌が多く見られるといわれています。
塩化ベンザルコニウム、塩酸アルキルジアミノエチルグリシン、銀イオン(AG+)、アクリノール、トリクロサン、イソプロピルメチルフェノール
なお、ワキを殺菌するために消毒用アルコールを使う向きもありますが、脱脂能力が高く持続性もありません。
応急処置として、まれに使うのは良いかもしれませんが、常用するのは避けましょう。