帰国後、ダイエットをスタートさせ、47キロから41キロまで痩せることに成功した方にお話を聞くことができました。
しかも、41キロまで痩せた後、10年以上ベスト体重を維持しているそうです。
そんな彼女が無理なく6キロ痩せることができたダイエット法を体験談と一緒にご紹介します。
痩せようと思ったきっかけ
私は20代前半から30代半ばまで、ヨーロッパで生活していました。その何年かの間、周囲の人たちの食習慣を見ていて非常に違和感を持っていました。
「健康が大事!」と言いつつも大多数の人たちは明らかに食べすぎだし、逆にダイエットに熱心な人たちは極端なまでに偏った過激なダイエット方法を実践していたからです。
また個人的にも、若い頃はそうでもなかったのですが、30代に入ってからは少しでも食べすぎたり、野菜不足になったりすると、体がだるくなったり内臓の調子が悪く感じたりするようになりました。
なので、海外から帰国して日本に住むことになった10年前、真っ先に食生活を立て直して、そこから無理なく自然にダイエットしていこうと決心したのが、私が痩せようと思ったきっかけです。
成功したダイエット方法
帰国して興味を持ったのが「断食」でした。
断食なら、痩せるだけでなく、体調を整え、飽食の時代でついつい食べすぎている身体を、「食べないこと」で正常な状態に戻し、そのうえデトックスの効果も狙うのにいいと思ったからです。
本当は3日間ぐらいのプログラムで、きちんとインストラクターに指導してもらえる泊まり込みの「断食道場」のようなものに行きたかったのですが、子供がいるので長く家を空けることが無理でした。
そこでネットや図書館などで自宅でもできる「プチ断食」の情報を集め、早速実行に移しました。
プチ断食にも様々なやり方や考え方があると思いますが、色々試した結果、私が一番自分に合っていると感じたのは「半日断食」、つまり、1日24時間のうち最低でも12時間は胃をからっぽにした状態をキープする、というものです。
私が実践した半日断食の基本メニューをご紹介します。
平日の基本メニュー
・朝ご飯を食べない(黒糖しょうが紅茶を一杯だけ飲む)
・昼ご飯も食べない(どうしても辛ければ味噌汁を一杯)
・夜は好きなものを食べるが8時までには食べ終える
平日の食事をこのように決めました。
本当は夜とその次の朝を抜くのが効果があるような気がしますが、家族のご飯を作らなければならないため、自分だけ夜を抜くというのは非常に難しいので、私にとってはこのスタイルがベストだという結論になりました。
休日の基本メニュー
・朝を野菜中心にゆっくり食べる
・昼は食べない
・夜は味噌汁一杯程度にする
平日と休日の基本メニューを1週間続けるとプチ断食のサイクルが終了です。
成功したダイエットの効果と結果
プチ断食を2カ月に1回程度、定期的に実践してもう10年近くになりますが、体重は3年ほどかけて47kgから41kgまで痩せ、それ以降はベスト体重をキープしたままです。
太り過ぎになったり、あるいは逆に痩せすぎて体力が落ちる、ということもありません。体調もすごく良く、ここ数年は風邪すらひいていません。もちろん健康診断以外に病院のお世話にもなっていません。
胃がからっぽの状態はとても気持ちがよく、頭もさえて仕事もはかどるような気がします。定期的にプチ断食を実践する以外にも、ちょっと食べすぎたなと思ったり、身体が重く感じたりした時にも、このプチ断食をすると調子が良くなります。
ここ5年ほどは、プチ断食に加えて軽い運動を継続的にするようにも心がけて、ただやみくもに痩せるのではなく筋力を維持しながら自分の目指すスタイルに持っていけるように努力中です。
ダイエットに成功できた理由やポイント
プチ断食をするにあたって忘れてはいけない3つのポイント
・無理をしない(どうしても我慢できなかったら飴をなめたり味噌汁を飲んだりする)
・水分はきちんと取る
・夜8時以降は食べない
ダイエットするにあたって、「無理をしない」というある種の逃げ道を少しだけ作っておくのは重要なことだと思います。
また、どんなダイエット方法でも同じだと思いますが、最も大事なことは、「自分の体調に敏感になる、身体の内なる声を聞く」ということです。
どういう状態が自分の身体にとってベストなのか、案外自分でも分かっていないという人が多いのではないでしょうか。
自分の身体の状態をきちんと把握して、その上でそのダイエットによってどんな風に身体が変化してきているのか、精神的な面でも満足感が得られているか、という判断をするのも非常に重要なことだと思います。
これからダイエットを始める方へのアドバイス
プチ断食はダイエットと健康維持の両面で本当におすすめだと思いますが、重要なことは、ハウツー本やちまたの情報に流されないで、そのダイエット法のポイントを押さえつつも、自分の生活スタイルに合ったように柔軟にアレンジすることだと思います。
また、速攻性を期待するより、長く続けられるダイエット方法を模索することです。
速攻性を期待するとどうしても過激な方法や非科学的な方法に傾きがちになってしまうような気がしますが、無理のないダイエット方法を、年単位で継続することが、本当に効果を得られる秘訣だと思います。