肌荒れがなかなか元に戻らない原因は?
口の周りに出来てしまったニキビ、頬に出てきた小さなぶつぶつ、いつも使ってる化粧品が沁みてしまう・・・など、肌荒れは突然表面に現れ、多くの女性達を悩ませます。
すぐに原因を突き止めることが出来れば、症状を改善することも出来るのですが、肌荒れの多くは原因の特定が難しいものです。
花粉・PM2.5や黄砂などの空気で運ばれてくるものや、春夏の強い紫外線、食べ物アレルギーやアルコール、かと思えば、普段使用している化粧品や、汚れたまま使用しているメイク道具が原因なんていうこともあるのです。
皮膚科に長年通っても、肌荒れの原因を突き止めることが出来ずに悩み続けてしまう方もいらっしゃるほど、私達にとって肌荒れはとてもやっかいな存在です。
肌荒れのちょっと意外な原因①「PM2.5」
ここ数年で広く知られるようになったPM2.5、これも肌荒れの原因の一つとして考えられます。
まず、PM2.5とは、微小粒子状物質と呼ばれるもので、髪の毛の太さの三十分の一程の小さな粒子のことを示しており、炭素、硝酸塩、硫酸塩、などを主な成分とする混合物です。
呼吸と一緒に体内に取り込まれると、肺の奥深くまで入り込んで呼吸器系に悪い影響を及ぼすといわれています。
体にとって毒となってしまうPM2.5ですから、やはりこれが肌に触れることによって肌荒れを起こしてしまう方も。日本では春頃に多く浮遊していて、同じ時期に多い黄砂や花粉と一緒になって肌に悪影響を及ぼしています。
肌荒れのちょっと意外な原因②「紫外線」
肌に対する紫外線の影響は、黒く日焼けしたり、シミが出来たりすることばかりではありません。
人によっては、紫外線を浴びることで肌が真っ赤になって腫れ上がってしまったり、表面がただれたり、小さなブツブツや水泡がたくさん出来てしまうような症状が起きる場合があります。
紫外線アレルギーとも呼ばれるこの症状は、主に肌の薄い敏感肌の方や、生まれつき色白の方の肌に現れることが多く、注意が必要です。
また、紫外線アレルギーの症状が出る方は、日焼け止めを塗っただけでは肌を守れない可能性があります。
今の日本は夏だけでなく、一年中強い紫外線が降り注ぐといってもいい環境です。外出する際には顔や首、デコルテ、腕、足など肌の弱いところをできるだけ守る意識が大切です。
どうしても強い紫外線の下で過ごさなければならない場合は、日傘、長袖や帽子、サングラス等を身につけ、直射日光が直接肌に当たることのないように気をつけましょう。
肌荒れのちょっと意外な原因③「飲酒」
一見肌荒れには関係の無さそうな飲酒ですが、毎晩の晩酌や、多量の飲酒はやはり肌荒れの原因となってしまいます。
日本酒やビールなど、多くのアルコールには肌にも悪影響といわれる糖質がたっぷりと含まれており、さらに、それらにぴったりの美味しいおつまみには脂質の高いものが多くあります。
よく冷えたビールに鶏のから揚げなど、皆に好まれる組み合わせではあるのですが、摂取量が多くなると糖質と脂質が過剰となり、お肌の皮脂分泌を促し手しまうこととなります。
肌表が皮脂でべたついた状態になると、毛穴が開きがちになったり、汚れが付着しやすくなったりと、肌荒れしやすい環境になってしまいます。
また、アルコールを体に取り込んだ後、体内ではアルコールを分解するためにビタミンBが使用されます。実はこのビタミンB、粘膜や皮膚を健康に保つために最も必要なビタミンであり、不足すると肌を正常に保つことが難しくなってしまうのです。
飲酒することで肌に悪影響を及ぼすのは、直接的なことだけではありません。お酒を飲みすぎて酔っ払ってしまい、うっかりメイクも落とさずに寝てしまう・・・という経験、お酒が好きな方なら一度は経験があると思います。
メイクを落とさずに寝てしまった次の日の朝に待っているのは、汗や皮脂と混ざり合ってドロドロによれたファンデーション、開いた毛穴、ハリ艶のない肌です。
一晩で状態が悪くなったお肌ですが、それを一日のケアで元に戻すことは残念ながら出来ません。
お酒を楽しんだ次の日でも、目が覚めたときにすっきり爽やかでいられるよう、飲酒は程ほどに抑え、寝る前にはしっかりとスキンケアも行うようにしましょう。
肌荒れのちょっと意外な原因④「古い、汚れたメイク道具」
丁寧にスキンケアを行っていたからといって、その後に使用するメイク道具が汚れていたり、古くなってしまっていてはお肌に悪影響となってしまいます。
スキンケアで使用されている化粧水や乳液、クリームなどには、水分や油分が多く含まれているため、お肌に直接触れる形で使用するメイク道具はとても汚れやすいのです。
肌に触れるものに注意
特に、肌の上を滑らせるパフや、油分の多いファンデーションを伸ばす役割のスポンジなどは、汚れたまま使用していると特に肌荒れの原因になりやすい道具たちの代表です。定期的に洗浄したり、使い捨てのものを使用するなどして、常に清潔な道具の使用を心がけることが大切です。
アイシャドウや口紅、コンシーラーなど、パレットなどから直接指を使って使用するタイプのものも、注意が必要なアイテム達です。
可能な限り、アイシャドウやコンシーラーはブラシを使って必要な量を取り出す方法が安心です。アイメイクやチークに使用するブラシも同様、使い続けているとブラシ内部が雑菌の温床になりかねません。
毎回使用のたびに洗うとブラシが痛んでしまいますので、週に1回程度、メイクブラシ専用の洗剤を使用して洗浄し、内側までしっかりと乾かして使用しましょう。