顔面神経麻痺の鍼灸・整体治療(武蔵小金井駅徒歩5分(小金井市))
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顔面神経麻痺の鍼灸・整体治療
顔面神経麻痺の原因
顔面神経麻痺治療は中枢性顔面神経麻痺と末梢性顔面神経麻痺とに分けられます。
中枢性顔面神経麻痺の原因として挙げられるのは脳出血、くも膜下出血、脳梗塞といった脳血管に異常が起こるものや、脳腫瘍など脳実質に疾患が起きるものです。
末梢性顔面神経麻痺は、原因ははっきりとは解明されていませんが、水痘ウイルス(ヘルペス)によるものをラムゼイハント症候群、その他、冷え、顔面神経の炎症・むくみ、ストレスなど原因がよくわからないものをベル麻痺と呼んでいます。
顔面神経麻痺のうち約60%以上が末梢性顔面神経麻痺のベル麻痺であり、治り具合がよいのも末梢性顔面神経麻痺です。
顔面神経麻痺の症状
典型的な顔面神経麻痺の症状は以下のとおりです。
- 額にしわ寄せができない
- 目が大きく開かない
- 目が大きく閉じない
- 目を閉じようとすると、白目になってしまう
- 口角が下がる
- 鼻翼のしわが浅くなる
下は顔の右半分が麻痺を起している場合の図です。
<目を大きく開いた時>
左目はしっかりと開き、眉毛も上がっていますが、麻痺側は目が開かずに口角も下に下がっています。
<目を強くつむった時>
左目はギュッと瞑れていますが、麻痺側の右目は完全に閉じることができずこちらも口角が下がっています。
顔面神経麻痺チェック
麻痺の程度や、どの動きが可能か、不可能かで ある程度末梢性か中枢性かの見極めができます。
- 目が完全に閉じるか
- 額にしわが寄せられるか
- 口をへの字にできるか
- 口笛が吹けるか
- 口をイーッと横に開けるか
- 頬をふくらませられるか
- 鼻をふくらませられるか
以上のようなチェック項目をつけることで、状態や経過や予後の判断などをしていきます。
中枢性顔面神経麻痺の場合は、額にしわ寄せができます。
末梢性顔面神経麻痺の場合には、額にしわ寄せができません。
その他、中枢性顔面神経麻痺の場合は、症状が軽度で出ることが多く、また、突然発症することが多いのも特徴です。
中枢性顔面神経麻痺は、脳疾患が原因となるので、すぐに医療機関へかかることが重要となります。
顔面神経麻痺の治療
顔面神経麻痺の治療において、現在の医療は「これ!」というべき医療方法が確立されていないのが現状です。しかしその中でも、鍼灸治療は顔面神経麻痺に大きな効果が得られるとされています。
私も過去、顔面神経麻痺に悩む方を多く診させていただきましたが、鍼灸治療で、顔の筋肉が再び動くようになった、改善が見られたというケースは多いです。
末梢性の顔面神経麻痺に対して鍼灸治療は特に効果があるとされており、鍼(はり)お灸を用いて、症状を改善させる、後遺症をなるべく残さないようにする、あるいは、今以上悪化させないといったことに力を注いでいきます。
鍼灸治療に限らず、顔面神経麻痺の場合、発症してから治療を開始するまでの期間が今後の予後に非常に大きく関わってきます。
発症してから2週間がタイムリミットと言われています。
神経の変性が抹消まで届く前に、治療を開始するかしないかで予後は大きく変わります。
「あれ?」と思ったらすぐに医療機関を訪ねてください。
医療機関(耳鼻科)と併用して鍼灸治療を行うことで、治療効果はさらに高くなります。
顔面神経麻痺の注意事項
鍼灸治療は大変効果があるとされていますが、一昔前は、顔面に鍼をしてそこへ電気を流す「パルス治療」が主流でした。しかし、今は、パルス治療は却って逆効果であり、後遺症を残すことにもなりかねないといわれています。
強い刺激を与えることで、神経が回復していく際に混線してしまい、後々、
目を動かそうとしたら、口が動いてしまう・・・とか
鼻を動かそうとしたら、頬が動いてしまう・・・といった
後遺症を招きかねません。
ですから、治療院を選ぶ際には、しっかりと治療方法を確認されることをオススメいたします。いまだにパルス治療を行っている治療院も少なくありません。
その他、注意事項としましては、強くマッサージをしない、強く筋肉を動かしすぎないということです。これも、パルス治療と同じく後遺症が残りかねません
そして、最後は冷やさないことです。
神経に関わる痛みや麻痺などの場合、冷やすと悪化することが多いですから、蒸しタオルなどでしっかり温めるとよい結果につながります。
顔面神経麻痺の鍼灸治療
顔面神経麻痺の鍼灸治療では、全身の調整を含め行っていきます。
麻痺部分である、顔面にも鍼をしていきます。当院で使用している鍼は髪の毛ほどの細いものばかりですが、顔には、その中でも最も細いものを使用します。
顔面神経、三叉神経の走行部位や、顔の表情を作るための表情筋に鍼をしていき、機能の回復を図ります。
これは顔面神経の分布図です。黄色い線が顔面神経です。ご覧のように、耳の前あたりから目、鼻、口、アゴ周りへと枝分かれしているのがわかります。
そして赤○が顔面神経麻痺の治療で主に用いられるツボの場所です。
顔のツボの多くは顔面神経や表情筋の上に位置しています。
治療に使う鍼は非常に細い鍼なので、痛みはありません。
むしろジワ~っと血が巡っていく感じがして、気持ちがいいとおっしゃる方が多いです。
症状によってはお灸を加えることもありますが、これも痕になるようなものではありません。
スープを口にいれたら、端からこぼれてしまう。
よだれが垂れてしまう。
目が閉じない。
外に出るのが恥ずかしい。
大変お辛い状況、お察しします。
その状態が改善して、また明るく生活できるように全力で治療にあたります。
一緒に頑張りましょう!