ニキビ跡の赤み、その原因は?
ニキビの炎症がおさまり腫れもひいたのに赤みだけずっと残り続けている。それはいったいなぜなのか?
その後赤紫や茶色く色素沈着してしまう場合もあるので正しいケアをほどこすことが大切です。
赤みが残るメカニズム
赤みが残ってしまうのは、簡単に言うとニキビができたときに炎症部分を沈静化・修復するために毛細血管が増加・拡張したり、血管の血流が滞ることが原因になります。
ニキビが治ったばかりの部分は皮膚が薄くなっており皮膚の血管が透けて見えるので赤く跡が残っているように見えるわけですね。
炎症が浅いニキビは赤みが残ったりすることは少ないのですが、炎症がひどい場合はこのようなメカニズムで赤みが残ってしまいます。ではどうしたらこの赤みをケアすることができるのか?
ニキビ跡の赤みのケア方法
重要なのは肌のターンオーバーの正常化
ここで意識して気を付けたいのが肌のターンオーバーについて。肌のターンオーバーとは皮膚の表皮部分の入れ替わりのことです。表皮部分は4段層で構成されており、上から「角質層」、「顆粒層」、「有棘層」、「基底層」になっています。
一番下にある「基底層」でできた細胞が上に押し上げられ、「有棘層」、「顆粒層」へと順番に上がっていき「角質層」に到達します。角質層までいったあと最終的にはアカになって剥がれ落ちていきます。この周期がおよそ約一ヵ月くらいになり、一般的にはこの一連の流れを「肌のターンオーバー」と呼んでいます。
肌のターンオーバーが正常に働いていれば、周期に合わせて肌が生まれ変わっていくため残っていた赤みもしだいに落ち着いていきます。
ポイントはターンオーバーは早すぎても遅すぎても健康的な肌を保つことはできないということです。あくまでも正常な周期で入れ替わることが健康的な肌を保つ秘訣になります。
ターンオーバーを正常に保つには以下のことがとても重要です。
- 睡眠の質を上げる
- 過度にストレスをためない
- バランスの取れた栄養補給
- 適切なスキンケア
睡眠の質を上げる
ターンオーバーにおいて重要になるのが「成長ホルモンの分泌」です。この「成長ホルモンの分泌」には良質な睡眠が欠かせません。「成長ホルモン」は人が眠っている間に分泌されるホルモンで、眠りに入って約3時間程の間に最も分泌されると言われています。そのため深い眠りに入っていく時間帯はとても大切で、眠りが浅い場合、充分に成長ホルモンが分泌されない可能性がりターンオーバーが乱れる原因になります。
過度にストレスを溜めない
過度にストレスを溜めることは自律神経のバランスが乱す可能性があります。
自律神経とは簡単に説明すると、交感神経と副交感神経という2つの神経の総称で、交感神軽が活動時に働く神経、副交感神経が休息時に働く神経となります。
自律神経が乱れると一般的によくあるケースでは、交感神経が過敏になり眠ろうとしても緊張や興奮で眠れなくなるということがあります。
これはストレスが原因で交感神経が優位に働いており、副交感神経がうまく働かなくなってしまった状態です。睡眠不足をまねくためターンオーバーに悪い影響を与えます。
バランスの取れた栄養補給
バランスの取れた栄養を摂取することもターンオーバーを正常化するためには欠かせません。特にビタミン類は新陳代謝を促進する役割を果たすものが多く、肌にも大きく影響を与えます。
意識して摂取することが大切です。
適切なスキンケア
過剰なスキンケアは控えましょう。ニキビを早く治したいがために顔を洗いすぎたり、ケア用品を使い過ぎることで逆にターンオーバーが早まってしまうことがあります。
ターンオーバーが早まると細胞が未成熟のまま角質層に到達してしまう場合があります。
結果、角質層本来果たすべき機能がうまく働かず、肌がゴワついたり、乾燥して敏感肌になってしまう場合があります。
まとめ
以上が赤みのあるニキビ跡へのケアについてです。
繰り返しますが重要なポイントは「ターンオーバーの正常化」です。
赤みのあるニキビ跡は、色素沈着やクレーター状のニキビ跡より症状が軽いため適切なケアをおこなっていけば症状は回復していくと思います。
悪化して色素沈着になってしまう前に早めに対処しておけば後々、頑固なシミに悩まされることもなくなると思います。