アトピー対策 保湿クリーム

July 27 [Wed], 2011, 18:11
アトピー息子に合うクリームをやっと発見。



「NZ大好き」の過去トピで知ったQVクリーム(なぜかその過去トピがもう見つからない)。


6年前に京都を出る時、ドクターショッピングを重ねた上で出会ったS医院にて、大量の「M軟膏」を処方して頂いた。

当時息子は2歳で、1年前から「怪我したの?」と保育所のお母さんに言われる程アトピーに悩まされていたけど、S医院とは相性が良かったようで、「ステロイド塗っても治らない」のループから抜け出すことができ、「M軟膏」のスキンケアだけで湿疹に対処できるようになった。

「M軟膏」のMは、恐らく「木酢」のことらしく、亜鉛華軟膏に木酢エキスを混ぜたものだったのではないかと思う。
まさに木酢液を入れたらこんな色になるよなーという、茶色っぽいグレーのクリームだった。

その後、オーストラリアをイギリスを経て、NZに来て2年目。大量にあったM軟膏がとうとうなくなってしまい、息子のアトピーは悪化する一方になってしまった。

意地でも、と言うより、すでに習性のようなもので、ステロイドを使うのは考えに入れていなかった。
NZの薬局で相談してみたら、「Hydrocortisone(ステロイド)は使う・・・?」と最初に聞かれ、ニュージーランドでも賛否両論の薬として扱われているのであろうことがうかがわれた。

そこで、まずはM軟膏に一番近い亜鉛華軟膏を試してみようと思った。
何より亜鉛は肌の再生を助けると言うし。
でも、Zinc creamなるものが見つからず、「反則」と思いつつ、私同様かそれ以上に孫のアトピーを心配している日本の両親が1kgぐらい入っていそうな巨大タブの亜鉛華軟膏を日本から持ってきてくれた。

しかし、効かない。
(今考えてみると、まずは傷っぽくなってしまったアトピー患部をなんとかしてから使うものだったろうと思う)

そこで、イギリス時代に石鹸作りのため買ってあったオーガニックのバージン・シアバターを塗ることにした。
アトピーと付き合っていくのに大事なのは、何より保湿だと言われているし、シアバターに対する期待は大きかった。

が、一進一退といったところで、亜鉛華軟膏よりは良いが、決定打にはならなかった。
しかもシアバターってのは元々ものすごいこっくりしたものなので、広範囲に塗るのがとても面倒臭い。
あっち塗って、こっち塗って・・・と局地的な塗り方をしていると、全然違うところに新しい発疹が出てきたりして、ストレスがたまった。しかも、TradeMeでシアバターを入手するにあたり、腹立たしい取引をする結果となり、そろそろシアバター以外の対策を考えた方がいいかも、というところにきてた。

そして、ステロイドを使うことにした。
せっかく7年間ステロイドの世話にならずに来たのに・・・という気持ちがあったが、朝日新聞で以前読んだシリーズものの記事が印象に残っていた。

→ 「患者を生きる 大人のアトピー 4」(朝日新聞)

ステロイドを絶っていて、入院するまでになってしまった方が、入院中に受けたスキンケアが以下の通り。

「・・・まず保湿剤を塗り、炎症を抑えるステロイドを肌にたっぷりと乗せて広げた。さらに、傷の治りを助ける軟膏(なんこう)(亜鉛華<か>軟膏)を塗った白い布を重ね、その上に包帯を巻いた。顔には弱めのステロイドを塗った。さすがに恥ずかしくて病院の売店に行けなかった。数日後、全身にあったひっかき傷が閉じ始めた。パンパンだった手足の腫れも引いた。かさぶたや痛んだ皮膚がはがれて、その下に普通の肌ができていた。3日目ごろから、背中にはステロイド剤が不要になり、保湿だけになった。(・・・中略・・・)8日目に退院した。」

シリーズ5では、「アトピーは、5年半もかけて闘病するような「難病」ではない」と主人公の女性は実感している。
今も上手にアトピーと付き合い、退院後もスキンケアに上手にステロイドを組み合わせて乗り切っているらしい。

そんな訳で、薬局で買えるステロイドを使った。
薬局で買えるぐらいだから、濃度は低いが、カウンターで住所氏名などを登録する必要がある(そういえばサルファ剤の入った目薬を買った時もそうだった)。

指示通り、患部に1日2~3回塗って集中治療。
傷がふさがったら、念の為あと2日は塗る。
長期間だらだら使わずに、全工程1週間以内とする。
1週間ぐらいたって、患部の肌が復活してきたら保湿剤だけにする。

保湿剤だけにして1~2週間後に、また患部が傷っぽくなったので、さらに同じことを1週間やった。

そして今はQVクリームだけでなんとか乗り切っている。
亜鉛華軟膏やシアバターを塗っても塗ってもいたちごっこだったのに、全身の肌が調子よくなっている(とか書くと、また悪化したりしてね)。

QVクリームは、オーガニックとか無添加とか自然派とかそういうクリームではない。
一応「香料不使用」「人工色素不使用」「プロピレングリコール不使用(←合成界面活性剤の一種かと)」とか謳っているけど、シリコンとかパラベンとかきっちり入っている。多分、まじめに原料を読んでいたら買わなかったと思う内容。

結果オーライということで、肌トラブルが再発するまで、この方法でアトピーと付き合っていこうと思う。

日本に住む私の母は、「京都のS先生は、外国に行った後も言ってくれれば処方してくれると言ってたし・・・」と、今までお世話になったM軟膏に未練があるらしい。

が、現地で手に入るもので対処できるに越したことはない。
それに、息子が私の手を離れた時、努力して息子が日本からM軟膏を入手するとも思えないし、なんとなくそんな息子にはなって欲しくない(なんでだ?)。

8歳だし、自分で自分の肌の面倒も見られるようになってもらう時期でもあるので、普通の薬局で手に入るもので対応できることがわかり、ホッとしている。

長くなりました。
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