グレープフルーツで美白になろう
ツイートどうやって食べるか、で話が盛り上がるグレープフルーツ。半分に切って砂糖をかけてスプーンで食べる派と、剥いて食べる派の2派にわかれるようです。
グレープフルーツは美白に大変良い成分を含んでいます。その成分をもれなく摂取するには、実は正しい食べ方があるのです。
グレープフルーツはなぜ美白効果があるの?
ビタミンCでメラニンを抑制します
グレープフルーツ1つで1日のビタミンCの摂取推奨量を摂ることができてしまいます。
ビタミンCは抗酸化作用の強い成分です。体内の活性酸素の害を除去し、美白に関してはメラニンを作り出すチロシナーゼの働きを抑制して、メラニンの過剰生成を抑制する力があります。
活性酸素は、チロシナーゼを刺激してメラニン色素を作り出すだけでなく、コラーゲンも破壊してたるみやシワの原因も作り出します。ビタミンCにはコラーゲンを作り出す酵素をサポートして活性化させる働きもあります。
へスぺリジンが代謝を改善します
へスぺリジンとはグレープフルーツの房や筋に含まれている成分です。ビタミンPのことです。
へスぺリジンはかんきつ系の外皮や房に含まれるポリフェノールの一種です。毛細血管を強くしたり、加齢によって滞りがちな血流を改善したり、抗酸化作用によって発がんを抑制したりなどの効果があります。
美白の大敵である肌のくすみは、古い角質が剥がれ落ちないことが原因です。シミやそばかすも、古いメラニン色素が細胞内から排出されずに蓄積し、酸化して黒ずむことが原因となります。
体内の細胞の老廃物を排泄し、新しい栄養を運び込み、新しい細胞を作り出して古い細胞を剥がす働きを代謝と言います。
代謝がうまくいっていれば、常に新しい細胞が作られて定期的に表面に出ていきますのでシミやそばかす、シワやたるみなどは起きません。
代謝の働きは、10代の終わりをピークに衰えます。通常、肌細胞が表皮にいるのは28日間ですが、それがだんだん伸びてきます。60代になると人によっては100日ほどいる人もいます。
その間の老廃物は排泄されませんので肌細胞の中に蓄積し、透明感と水気のない肌を作り出してしまいます。
へスぺリジンは、血流を良くし、毛細血管の先まできちんと栄養素や酸素を届けることによって、肌のターンオーバー作用を正常化します。
いつも新しい細胞が肌表層に出てくるようになれば、透明感とみずみずしさが肌に戻ってくるのです。
ナリンギンの抗酸化作用もあります
ナリンギンとは、グレープフルーツに含まれるポリフェノールの一種です。グレープフルーツの苦味はナリンギンによるものです。
ナリンギンの結晶は針状になるため、グレープフルーツやはっさくなどの果実を食べると舌がヒリヒリするのです。
ナリンギンは高い抗酸化作用を持っており、活性酸素を強力に抑制します。
活性酸素は紫外線によって生み出されるほか、ストレスや喫煙(受動喫煙も含みます)によっても増えてしまいます。
活性酸素はメラニンを作り出し、コラーゲンを破壊し、細胞を傷つけます。体内でも活性酸素は発生しますので、体中の細胞は活性酸素の危険にさらされていると思ってよいでしょう。
グレープフルーツなどの持つ抗酸化作用は活性酸素の害を取り除く効果があります。このため、アンチエイジング効果も期待されています。
グレープフルーツの美白成分を効果的に摂るには
ジュースより果実で
グレープフルーツは美白に効果がありますが、グレープフルーツジュースも同様の効果があるかというと残念ながらありません。
ジュースの製造過程において、へスぺリジンの含まれる皮や筋を除去してしまうからです。もちろん、ビタミンCと多少のナリンギンは残りますので、効果が全くないわけではありません。
そのまま食べるのが一番良いのですが、グレープフルーツは甘みの少ない果物です。それではちょっと…という方は、筋や袋ごとジューサーにかけて、スムージーの材料として使うのが一番です。
グレープフルーツの美白以外の効果
コレステロール値を下げます
グレープフルーツにはペクチンという食物繊維が豊富に含まれています。ペクチンは腸で善玉菌を増やし、有害物質を排出してくれるという腸浄化作用もあるのですが、コレステロール値を下げる成分でもあります。
体脂肪燃料率を上げます
グレープフルーツの精油成分、リモネンが交感神経を活性化します。交感神経が活性化するとエネルギー代謝が上がります。このため、体脂肪の燃焼率が増え、ダイエットにも効果があります。
リモネンには食欲を抑える効果もありますので、食事前のグレープフルーツは腸のためにも、ダイエットのためにも有効です。
グレープフルーツを食べる上の注意点
薬との併用に注意
グレープフルーツに含まれているナリンギンは水溶性なので過剰摂取しても尿と一緒に排泄されます。摂りすぎによる害はありません。
が、薬と併用すると薬の効果を阻害してしまうことがあります。服薬中の方は取りすぎにご注意ください。
特に高血圧の治療薬を飲んでいる方には向きません。たまに食べるのはもちろん大丈夫ですが、常用はお避け下さい。