ヘアカラーによる皮膚トラブルは、年々増えているんだそうです。お客様に安心してヘアカラーを楽しんでいただくために、ベレでは新しい塗布方法に変えました。お客様にも好評です。

愛知県豊橋市・豊川市・新城市の美容室【LE-PLA BEAU(ルプラ・ボウ)】の新城店“Beret(ベレ)”で店長兼トップスタイリストの堀毛です。

《皮膚に付けないヘアカラー塗布》

最近、ヘアカラーの塗布方法を見直しています。綺麗に手早く塗ることができるのはプロとして当たり前だけど、そのクオリティとスピード感をキープしたまま、どうやったらお客様の皮膚に優しい塗布ができるだろうか、と考えていたのです。

ぼくの働く美容室ベレにご来店されるお客様の中にも、 「頭皮がしみる」「カラー後に皮膚が痒くなる」という声を聞いたことがあります。そういったお客様には、地肌にカラー剤が付かないように塗布してきたのですが、この度、全員のお客様に対して頭皮に優しい塗布方法で施術することに決めました。

勝手に、ぼくが決めました。

その理由とは。きっとお客様の中には、言葉には言わないけど、カラー剤が地肌に付くのを不快に感じている方がたくさんいると思ったからです。同じクオリティの染まり上がりならば、カラー剤が地肌に付かないほうが良いに決まっていますからね。

ただし、これだけは言っておきます。最近のカラー剤は、刺激も軽減されており、地肌に付いてもほとんどの方は全く問題は起きないです。安心安全なカラー剤を使用しています。

その上での決断です。 ヘアカラー塗布の際、極力地肌に付けない。

しかし、この地肌に優しい塗布方法は、結構繊細な技術を要します。まあまあたくさん練習しないと、手早く塗布することができません。実際、かなり練習しました。今までやってきたやり方を見直し、より良い方を選択します。ちょっと苦労してでも、より良い方を。

お客様に伝わるだろうか? この優しさは。

とにかく、安心してヘアカラーを楽しんでいただきたいと思っています。頭皮の心配をしてヘアカラーを躊躇しなくて済むように。皮膚に付けない、頭皮に優しいカラー塗布方法を徹底していきます。


(生え際の数ミリでもヘアカラーの伸びが気になるお客様には、従来通りのベタ塗りもやります。塗布方法は、お客様に選んでいただきます。)

《ヘアカラーによる頭皮トラブルについて》

あるニュースによると、ヘアカラーによる「ただれ」などの皮膚障害が5年間で約1000件寄せられていることがわかったそうです。これが多いのか、少ないのかは人それぞれ感じ方は違うと思いますが、ぼくはめっちゃ多いなと思いました。通っていただいているお客様でそんな話を聞くのは、この10年間でも数人しかいらっしゃらないからです。5年間で1000件・・・・意外と多いですね。

こんな皮膚トラブルを防ぐためにはどうすればいいのだろうか、と考えて上記のような塗布方法に変えたわけです。まだきっとベタ塗りの美容室が多いでしょう。ぼくたちは、先回りしてトラブルを回避することがお客様に求められていると感じましたので、やり方を変えます。

ニュースによると、ヘアカラーでの皮膚トラブルで治るまでに1カ月以上かかった場合もたくさんあるみたいです。やっぱり気を使わないといけない部分ですね。

さて、 では何故ヘアカラーで皮膚トラブルが起きるのか?

カラー剤による皮膚トラブルには、アレルギーによって起きるものと、単純に刺激によって起きるものがあります。 アレルギーが原因の場合は、正直なところヘアカラーをすること自体は控えたほうが賢明です。アレルギー反応の強い方だと、塗布時にカラー剤が付いていなくても流すときに付いてしまったりするとトラブルの原因になります。しかも、アレルギー性の場合は非常に症状が重たいケースもあります。

で、ぼくが塗布方法のレベルアップによって回避しようとしているのが、 「カラー剤の刺激による皮膚トラブル」の方なんですね。

まずヘアカラーの薬剤について簡単に説明します。ざっくり分けると二種類に分かれます。化粧品のカラー剤と、医薬部外品のカラー剤です。

化粧品のカラー剤とは、マニキュアが代表的な染毛料です。髪の表面に付着して発色します。地肌への刺激は無く、アレルギーもほとんど起きないと思います。しかし、表面しか染まらないので、色落ちが早いですし、トーンアップはできません。

一方、医薬部外品のカラー剤。一般的にヘアカラーといえばこちらですね。おしゃれ染めも白髪染めもこっちの分類で、酸化染毛剤と言います。髪の内部の色素を分解しトーンアップしながら、発色をします。色持ちが良く、色のバリエーションも豊富です。が、アレルギーを起こす可能性のある成分が含まれているのと、地肌に刺激を与える場合も多いです。

ヘアカラーでの、皮膚トラブルは酸化染毛剤による場合がほとんどです。というか、お客様の9割9分が酸化染毛剤でヘアカラーしていますので、トラブルが起きる可能性は高いわけですが。

そんな状況の中で、 酸化染毛剤を使用しながらも、できる限り頭皮への刺激を無くし負担を減らしていくには? というところから、 そもそも頭皮にカラー剤を付けなければか大丈夫じゃないか? という根本的な解決策にたどり着いたわけです。

頭皮にカラー剤が付かなきゃ、皮膚トラブルが起きるはずがない。

優しさをお客様に提供するために、我々は新しい技術を学び会得しています。何度も言いますが、ご安心ください。

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