美肌効果が高い成分として多くの雑誌に取り上げらている、フラーレンという成分をご存知でしょうか?
1985年に発見されてからというもの、ニキビの炎症を抑える成分として多くの化粧水などのスキンケア用品に使われるようになったのです。
フラーレンがニキビに効く理由
フラーレンは炭素物質から生成された物質で、水に溶けない性質を持っていました。
しかし、研究が進められ人の体に合った水溶性フラーレンが誕生したことから、化粧品に多く使われるようになったのです。
フラーレンがニキビに効果がある理由は以下のとおり。
活性酸素を除去する
人の体は生きるために体内に酸素を取り込んでいますが、これが分解される過程で活性酸素に変化します。
この活性酸素は老化の原因になる物質で、肌にも乾燥やたるみ、ニキビなどあらゆる肌トラブルを引き起こしてしまうのです。
そのため、活性酸素を除去できるフラーレンをニキビ肌に使うことで、肌のターンオーバーを促進。
ニキビの炎症を抑えて、新しくニキビができにくい肌を作るのです。
メラニン抑制効果
ニキビが長続きし、色素沈着を起こして跡になってしまうことがあります。
このシミの原因は、肌がダメージを受けた部分にできるメラニン色素によるもの。
フラーレンはメラニンの生成を抑制する効果があるため、しつこい色素沈着タイプのニキビ跡を改善が期待できます。
他にも、肌にうるおいを与えて保湿力を高めてくれるので、大人ニキビの原因である乾燥も防ぐなど、多くの効果がある成分なのです。
フラーレン配合のロゴがあるものを選ぼう
フラーレンが1%以上配合されている化粧品には、以下の3つのロゴの表記があります。
・ダブルフラーレンマーク…水溶性、油溶性フラーレンが両方配合
・ラジカルスポンジマーク…水溶性フラーレンを配合
・リポフラーレンマーク…油溶性フラーレン配合
このロゴがない化粧品は、たとえ「フラーレン配合」と表記されていても、1%未満なのでニキビ肌への効果的なケアはあまり期待できないことが多いです。
フラーレン化粧品は配合美容成分に注目
フラーレンだけでなく、他にもニキビに有効な成分を配合した化粧品を選びましょう。
具体的には、以下の美容成分が入っているものがおすすめです。
ヒアルロン酸
頑固な乾燥肌に悩んでいる方におすすめの成分。
保湿力の高いフラーレンとヒアルロン酸を組み合わせることで、頑固な乾燥肌にうるおいをもたらします。
また、シミやたるみなどのアンチエイジングも期待できます。
APPS
ビタミンC誘導体(APPS)は、フラーレンととても相性が良い美容成分です。
このAPPSはビタミンC誘導体の中でも新型で、肌への高浸透が期待できるためフラーレンと組み合わせれば、ビタミンCを肌の奥深層まで届けることが可能。
フラーレンはビタミンCの抗酸化力よりも、何と125倍ものパワーを持っています。
長年悩んでいたニキビ跡も薄くする効果が高いため、ぜひAPPS配合のものを選びましょう。
アスタキサンチン
アスタキサンチンは自然界で多く分布している天然色素で、鮭やエビなどの赤い色合いはこの成分によるもの。
なんとビタミンCの約6000倍もの抗酸化力を持っており、フラーレンと組み合わせることで強力な抗酸化作用を生み出すことが可能です。
また、抗炎症作用も高いので赤ニキビの炎症を沈める効果もあります。
アルブチン
アルブチンは1989年に、厚生労働省が美白効果の高い成分として承認されたもの。
ニキビ跡の原因になるメラニンが活性化するときに発生する酸素チロシナーゼを抑える効果があります。
そのため、フラーレンの抗酸化作用を合わせることで、ニキビ跡を改善して肌を白く美しくする効果が期待できるのです。
フラーレン配合化粧品はこすり過ぎに注意
フラーレン配合化粧品を使い始めても、あまり効果が得られない場合は、使い方に問題がある可能性があります。
フラーレン配合化粧品を肌に付ける際は、できるだけこすらずパッティングして浸透させるのがコツ。
成分をしっかり浸透させようと、ゴシゴシ擦るように塗る人がいますが、かえって肌の表面を傷つけてしまいニキビを悪化させる原因に。
手のひらに適量を乗せたら肌につけ、両方の手のひらで頬を包み込むようにして、軽く叩くようにして使いましょう。
フラーレンは保湿力が高いので、パッティングしていると肌が手のひらに吸い付いてくるような感覚が出てきます。
手のひらに吸い付いてきたら、肌にしっかりと化粧品が浸透した合図です。
フラーレン配合化粧品はライン使いじゃなくてもOK
フラーレン配合スキンケア用品は高額なものが多く、ライン使いをするのが経済的に厳しいと感じる方も多いです。
また、いきなりシリーズ全てを揃えて使っても、ラインのうち一つだけが肌に合わず、ニキビを悪化させる可能性もゼロではありません。
そのため、おすすめの使い方は一つをしばらく使って、様子を見てみるという方法。
手軽にできる方法として普段のスキンケアに、美容成分がたっぷり入った美容液系を追加してみてください。
化粧水、乳液、クリームにプラスして、美容ローションやオイルをプラスしてスキンケアを続けていきましょう。
肌のターンオーバーは1ヵ月が目安ですので、最低でも1~2ヵ月は継続して使うのも忘れないでください。
おわりに
フラーレンは最近発見された成分ですが、ニキビ肌の改善やアンチエイジングが期待できるとして、人気が高まってきています。
ニキビが治るだけでなく以前の肌よりも、きめが細かくなった、色が白くなったという効果を実感する人も多いので、興味のある方はフラーレン配合化粧品を試してみてはいかがでしょうか。