脂肪酸ナトリウム石鹸はニキビ肌を根本から改善｜にきびという存在を消す成分

石鹸にも種類があります。脂肪酸ナトリウムだけでできた石鹸や添加物・合成界面活性剤を含んだ石鹸など。
脂肪酸ナトリウムだけでできた石鹸とその他の石鹸ではどちらがニキビに効果があるのでしょうか？

脂肪酸ナトリウムはある意味「にきびという存在を消す成分」だと言えます。
それは、肌本来の機能を高めてニキビができにくい肌を作り上げる成分だから。
脂肪酸ナトリウムによるニキビへの効果や石鹸の良さ、特徴などをご紹介していきます。

■脂肪酸ナトリウムの危険性

【脂肪酸ナトリウムとは】

脂肪酸ナトリウムとは要は「石鹸」のことです。
脂肪酸ナトリウム98％でできた石鹸のことは純石鹸と呼ばれていますが、
天然の界面活性剤であり肌に悪い成分ではなくバリア機能を損なう危険もありません、

脂肪酸ナトリウムには油汚れを落とす力があります。ですから洗顔料やシャンプーなどに使われていますが、水と脂をバランスよく混ぜる働きがあるので、クリームを作る時の乳化剤として使用されることもあります。

【危険はない安全な成分】

98％脂肪酸ナトリウムで作られている固形石鹸は肌に優しい反面、保湿成分なども入っていないことから保湿力は高くないと言われています。
添加物もなにも入っていない状態の純石鹸は保存も難しいながら、肌には良い洗顔料です。

当然、メイクを落とす力はありません。ただ皮脂や汚れを落とす力があるので肌に優しいことは伺えますが、
メイク落としや保湿効果が期待できないので一概に純石鹸がニキビに良いとも言えません。

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■合成界面活性剤入りの石鹸

脂肪酸ナトリウムに合成界面活性剤や添加物などを混ぜたものも販売されています。
60％程度が脂肪酸ナトリウム。他にも保湿成分や香料などが入っているものです。

合成界面活性剤も脂肪酸ナトリウムに備わっている界面活性力も同じような気がしますが、全く別物です。
合成界面活性剤はバリア機能を低下させて細胞を傷つける危険があるので
純石鹸と石けんのどちらが良いのかと言えば「純石鹸」のほうが安全です。

〜こういった考え方もあります〜

○人はそもそも保護機能が備わっているのだから純石鹸である程度汚れを落とすだけで美肌は作れる

人には≪常在菌によるPHの維持や皮脂膜の形成作用、汗による老廃物の排出や皮膚呼吸、体温調節機能≫などが備わっています。
それは人が本来持っている肌の保護機能であり、手を加えて維持しなくても勝手に維持してくれる働きです。

代謝が悪くなる、皮脂が過剰に分泌される、そんなことは肌表面から対策しなくても体を調整すれば正すことが出来ます。
この保護機能を高める、もしくは守る為のスキンケアは良いが、
それもあれもと「手を加える」ことをしていては意味がない。

必要な皮脂も落としてしまい、それ以上に保水させようとして肌機能は正常に働けない環境を作る。
それこそ肌に悪いことだと思いませんか？
〜こ　こ　ま　で〜

人の持っている力を信じて脂肪酸ナトリウムを使って人に必要なケアだけをしていく。
それで美肌を保っている女優さんもいますし、そういったケアも良いのかもしれませんね。
もちろん脂肪酸ナトリウム純石鹸で洗顔をしたらすぐに美肌が作れるかと言えば、その可能性は少ないと言えるでしょう。
だって一気に悪い所を治そうとするのですから、
最低1か月脂肪酸ナトリウムだけでケアし続けてもニキビが悪化するばかりだと思います。

純石鹸で肌が慣れて保水力も上がったとニキビの改善ができた方もいるので、人間の持っているスキンケア力を信じて実践してみるのも良いですね。

■脂肪酸ナトリウム入りの石鹸｜ケア用品

・合成や添加物より成分がシンプルかつ優しい、上手く使えば万能コスメ
・なんでもできる、どこでも洗える、どんな物でも洗える
・体ニキビには純石鹸を使って手で洗うことがおすすめ

≪ねば塾・ミヨシ白いせっけん≫など純石鹸も口コミで人気の商品があります。
純石鹸の特徴は「泡立ち普通、無臭、100％無添加」といういたってシンプルな特徴があります。

スキンケアに香りだの肌に優しいだのニキビの炎症を抑えるだの
効果や特徴をいちいち求めていてはニキビも根源から改善できない。
だからこそ脂肪酸ナトリウムの純石鹸が、どんなコスメが販売されても今なお人気の秘密なのでしょう。

ニキビが本当にひどい、乾燥する時期は痒みがあるほどひどくなる
そんな人にはおすすめしたい純石鹸。
中には「ニキビが本当にひどい時期は水洗顔だけで済ましている」と言う方も・・・。

大昔の女性はやれ石鹸だのボディソープだのと言って「洗う」ことに気を使っている人などいませんでした。
それこそ水洗顔が普通の世界。
以前フィリピンのイフガオへ行った時も、
美人な方ばかりいるのに対し洗顔方法は水洗顔だったことに驚いたのも良い思い出です。
「なにもしない」それも大切なスキンケアなのかもしれませんね。