ニキビ跡の赤みにレーザー治療の効果は?
レーザー治療の効果って?
ニキビ跡の赤みが何ヶ月も治らなかったりすると、どうしても美容皮膚科などでのレーザー治療なんかを検討したくなってしまいますよね。
私も赤くなった跡が治らなくて悩んでいた時に、どうしてもすぐに何とかしたい!という思いがあったので、レーザー治療について調べるまでにそれほど時間はかかりませんでした。
当時私が考えていたレーザー治療のイメージって、「どんなしっかりスキンケアをしても治らなかった跡がレーザーの力で一瞬で消すことができる。ただし、1回20万円くらいするもの」という勝手な思い込みをしていました。
もしそれが本当だとしても、1日で治るならやってみたい、でもお金はどうしようと・・・と調べもせずに悩んでいたことを思い出します。
実際にいろいろと調べてみると、良くも悪くもイメージしていたものとは結構違ったものでした。
そんなに高額では無いけど即効性もない
先ほど私が勝手に抱いていたレーザー治療のイメージをお話ししましたが、実際と違った点としては
- 1回では治らず最低3回程度は実施
- 価格はまちまちで症状の深刻さ、範囲によってピンキリ
- 短期間では解決しない
といったことが挙げられます。
上記の内容は赤みの治療で有名なVビームと言われるレーザー治療についての内容です。
VビームというのはVascular(血管の) Beamの略で、血液を赤い色にしている成分であるヘモグロビンに吸収される光線です。
イメージとしては、太陽の光が黒い色に吸収されやすいのと同じような感じですね。
虫眼鏡で太陽の光を集めて、黒い紙にあてて燃やしたりした経験はありませんか?
同じような要領で、赤い色に反応して熱となる光線を当てることで、毛細血管を局部的な熱によって破壊して、赤くなっている部分を撃退してしまうわけです。
1回あたりの照射時間はだいたい10分から20分程度と短いので、メイクを落としたりする時間を除けば、施術自体はすぐに終わってしまいます。ただし、2~4週間の間隔を空けて最低3回は施術するのが一般的なので、すぐに治るかというとそんなことはないのです。
また、価格についてははっきりした基準がないのが正直なところでしょう。炎症がどの程度進行しているか、またどのくらいの範囲かによって価格が変わってきますし、さらに施術を受ける場所によってもまちまちです。
私が調査した限りでは、両頬の施術で1万~5万円程度といった感じですね。ニキビ跡の場合は保険適用外なので場所によっても結構ばらつきがありますが、想定しているVビームの強さなどの基準がバラバラなので、施術を受けるクリニックでしっかりと症状を見てもらってから価格を確認した方がいいでしょう。
本当に1ヵ所だけというようなピンポイントの施術であれば数千円程度で済むこともあります。
そして、最後に期間についてですが、ここが私のイメージと一番異なっていた点です。
私が考えていたのは、基本的には1回Vビームをあてればキレイに治るもので、症状がひどいくても複数回の施術を受けて最後に病院を出るときにはキレイに仕上がっているという感じのものでした。
しかし、実際にはダウンタイムと呼ばれるものが存在します。これは美容整形などで良く使われる言葉ですが、施術後に腫れやアザなどができて、その症状が治るまでにかかる時間ですね。
もちろん症状によってVビームの強さも変わってくるのでダウンタイムも変わるのですが、ニキビ跡の赤みを治療する場合、このダウンタイムがおおよそ1~4週間あると言うのです。
実際に施術を受けた方で、結構多くみられるのが紫色のアザですね。
これは毛細血管を壊して赤くなった部分を消すため、当たり前ですが内出血のような状態になるのです。症状によっては1ヶ月もの間、施術の跡が残ってしまうんです。
施術後にメイクをしてもいいと書いてある病院も多いのですが、親切な病院ではしっかりと「メイクでは隠れないアザができることもある」と書かれています。
つまり、高いお金を払ってVビームをやっても、結局ダウンタイムというものがあり、すぐにキレイな肌が手に入るわけではないということです。
ニキビ跡がまだ赤い状態の場合は、クレーターのようなものと違って、適切なケアを時間を掛けて実施すれば十分治すことも可能です。
だから、メイクで隠れないほど赤くなった状態が数年に渡って、しかも広範囲に及んでいるような場合なら検討してみてるのもいいと思うのですが、ここ数ヶ月赤みが引かないといった程度であれば、レーザーでも結局数ヶ月は治らない可能性があるので、高いお金を払う必要は無いと思います。
赤みを消すだけの効果なら本末転倒
ニキビ跡に悩む方の中には、今でもニキビが繰り返しできてしまっているためにダメージが積み重なって、結果的に簡単には消え無くなっているという方が多いのではないでしょうか?
もしも、ニキビはもう全然再発しそうにないけど赤みだけが消えないということであれば、レーザーなどに頼るのもいいと思います。
しかし、相変わらずニキビができる可能性があるにも関わらず、すぐに跡を消したいという短期的な考えでレーザー治療をするのはおすすめしません。
なぜなら、今ニキビ跡が消えたとしても、その根本的な原因であるニキビができないようにならなければ、また赤みが復活してしまう日もそう遠くはないからです。
本当に大切なのは、赤みを消すことよりもニキビのできにくい肌にしてあげることです。
そのためには、赤みの原因をしっかりと把握して、お肌を健康な状態にするための保湿やターンオーバーの改善などの基本的なことを長期的に実施していく必要があると思います。