方法で違う!ホワイトニングの治療の期間や回数とは
更新日:2017/08/02 公開日:2015/09/30
ホワイトニングの治療
歯のホワイトニングにはどのくらいの期間が必要なのか気になるところ。ここでは、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングという2大方法によってそれぞれ異なる治療期間や回数を、ドクター監修の記事にて詳しくお伝えします。
歯のホワイトニングは大きく分けて、歯科医院で行う「オフィスホワイトニング」、自宅で行う「ホームホワイトニング」があります。それぞれどのくらいの治療期間や回数が必要なのか、詳しくみてみましょう。
なお、以下で登場する「何段階白くなるか」という表記については、歯の色を16段階で示した世界基準の「カラーガイド」の段階を指しています。また、治療回数と期間、どの程度白くなるかといった部分は、歯科医院の施術方法によって異なり、効果には個人差もあるため、あくまでも目安にしてください。
オフィスホワイトニングの治療回数と期間
オフィスホワイトニングは、通常1度の治療で薬剤塗布と光の照射を1~4回行います。1度の治療でも2~3段階白くなる人が多くいます。しかし、1度では色の後戻りもしやすいため、初めての人は最低2〜3回行うと満足度も高くなるといわれています。ただし、光を照射する機器の種類によって、以下のような治療回数と期間に差があります。
ハロゲンライト
ハロゲンライトをホワイトニング剤に当てることで、薬剤の効果を活性化します。カウンセリングを含め1回1時間程度の施術で1~2段階白くなるのが目安です。1回ごとの効果は弱いので、満足のいく白さにするためには3~4回の施術が必要となります。
レーザー
ホワイトニング剤に効果のある波長457~514nm(ナノメートル)のアルゴンレーザーを照射します。歯の1本ずつに光を当てていくため、1回の施術時間は60~90分かかります。1~2回の実施で4~6段階くらい白くなるのが目安です。
スピードホワイトニング
ハロゲンライトよりも光のパワーが強いキセノン(プラズマ)ランプやプラズマアークライトを使い、アルゴンレーザーと同程度の効果を実現します。レーザーと同じように歯の1本ずつに光を当てていくため60~90分かかります(最近は、光を拡散させて前歯全体に照射できるタイプもあり、施術時間が短縮)。1~2回の実施で3~5段階くらい白くなるのが目安です。
FAPホワイトニング
日本人歯科医師が開発した方法で、フッ化アパタイトなどを配合した特殊なホワイトニング剤で、ゆっくりと歯を白くしながら、同時に強化カルシウムの層を作って歯質を強化し虫歯も予防します。1回約40分で、1~2段階白くなるのが目安です。1回ごとの効果は弱いので、5~10回の施術が必要となります。
ブライトスマイル
ブラズマライト(最新機種はLED)を、口の中全体に光が当たるようアーチ型に設計されています。強力な冷却装置を備えることで20分間の連続照射が可能で、1回の施術で20分間の照射×3セットを行い、一度に20本前後の歯を8~10段階白くします。
マルチアーチホワイトニング
一度に上下の前歯12本前後を照射できるようアーチ型にし、処理高出力のハロゲンライトやキセハロゲン(プラズマライトとハロゲンライトの中間のライト)を照射します。その効果は、プライトスマイルの1/3~1/4ほどといわれ、1回30~60分の施術にて2~4段階の白さが目安です。十分な効果を実感するには2~3回の施術が必要になります。
ズーム
前歯全体に波長の短いメタルハライドが当たるよう設計されています。最大20分間の連続照射が可能で、1回の施術で15分照射×2~3セットくりかえし、一度に12~16本前後の歯を4~6段階白くなるのが目安です。
ビヨンド
ハロゲンライトが前歯全体に当たるよう設計されています。フィルターを通すことにより、紫外線を完全にカットし、1回60分の施術で平均5段階白くなり、2回以上の施術が必要です。
ティオン・オフィス
日本企業が開発した新技術の「可視光応答型光触媒(V-CAT)」により、低濃度(約23%)のホワイトニング剤でも高い効果と低刺激を両立しています。光照射にはLEDを使用し、1回の施術で7分間照射×3セットくりかえし、一度に12本前後の歯を2~4段階白くします。1回の施術でも効果が出るといわれていますが、十分な白さを得るためには2回以上施術が必要な場合もあります。
ルマクール
青色LEDを口の中全体へ照射できるようアーチ型に設計。発熱が少なく、知覚過敏が出にくいのが特徴です。その分、効果の出方も穏やかで、片顎30分の施術で3段階程度白くなります。
ホームホワイトニングの治療回数と期間
ホームホワイトニングの場合も、何回か歯科医院を訪れ、確かな指導のもとで行うのが基本です。まずは、歯科でカウンセリング、虫歯がないかなどの検査、口腔写真撮影、マウスピースを作るための型取りなどを行います。早ければ3~7日でマウスピースが完成するので、受け取りに行きます。そのとき、ホワイトニング剤も一緒にもらいます。
その後、自宅で、1日2時間以上、ホワイトニング剤を塗布したマウスピースを装着します((就寝時に8時間装着するタイプもあります)。これを基本的には毎日続けると、1~2回の使用で早ければ1段階くらいの効果が現れ、2~4週間で終了します。
歯科によっては1週間ごとに通院して経過観察をチェックし、追加のホワイトニング剤を受け取るというところもあります。
なお、オフィスホワイトニング、ホームホワイトニングのいずれも、終了後、ある程度の期間が立つと徐々に色の後戻りがあります。後戻りを感じ始めるのはオフィスホワイトニングの場合で3~10か月、ホームホワイトニングの場合で半年~1年といます。このような時には追加のメンテナンス・ホワイトニングを行うことで、白さをキープできます。
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