経絡マッサージでカンタン!セルフデトックスケア
東洋と西洋の医学を融合した「経絡(けいらく)マッサージ」で冷え・コリ・むくみをシャットアウト!
自宅でもかんたんにできるボディケアといえば、マッサージですよね。さまざまなマッサージ方法がありますが、最近注目されているのが「経絡マッサージ」です。さらに西洋医学のリンパマッサージを加えた「経絡リンパマッサージ」なら、体の冷えやむくみ、コリを取りながら、太りにくい体質作りができますよ。
中国医学と西洋医学の考えを融合した「経絡マッサージ」
経絡マッサージは経絡リンパマッサージとも呼ばれ、中国医学の考えに基づいた「経絡」と、西洋医学で循環系・免疫系のシステムを司る「リンパ」を組み合わせた、新しいマッサージ法です。従来のリンパマッサージである、皮膚をさする・揉むという動作に加え、経絡で使われるツボを押す・叩くという動作を組み合わせることで、より血行促進の効果が高まるとされています。
基本的には心地よい程度の痛みを感じる「痛気持ちいい」強さで、リンパに沿って肌をさすったり揉んだりします。その中で冷えている部分やコリコリとした痛みを感じる部分があれば、指や手のひらを使って押したり軽く叩いたりします。
経絡マッサージのよいところは、プロにやってもらうだけでなく、自分でもカンタンに取り入れることができるというところ。体が冷えていてむくみやすい、運動や食事制限を取り入れても痩せにくくなってきた、という人には特にオススメですよ。
中国医学の経絡、西洋医学のリンパ
経絡は中国医学、リンパは西洋医学のものであるということはご紹介しましたが、それぞれについてもかんたんにご説明します。
経絡とは、体のエネルギーである気や血の通り道のことで、体中に張り巡らされていると考えられているものです。つまり、皮膚や筋肉はもちろん、体の中にある臓器も、すべて経絡で繋がっているという考え方なんです。指圧などで知られるツボは、その経絡の中継地点とされています。体に不調があるとツボがくぼんだり、押すと痛んだりするので、体調不良の原因を見つけられるというものです。
リンパは、静脈に沿って体中にあるリンパ管、その中を流れているリンパ液、関節などにあるリンパ節などの総称です。リンパは体の中にたまった老廃物を外へ排出する働きと、体内に侵入した異物から体を守るための働きを持っています。リンパの流れを滞りなくすることで、老廃物を体外へ排出し、異物の侵入から体を守ることができます。
経絡リンパマッサージは、リンパを流して老廃物を排出する効果が期待できるリンパマッサージに加え、経絡のマッサージやツボ押しもすることで、体の不調の原因に直接アプローチすることができます。体のむくみや肩こりなどの原因でもある、冷えやリンパの滞りを効率よく解消でき、痩せやすく太りにくい体を作っていくこともできるというわけです。
セルフケアに経絡マッサージを取り入れてみよう
経絡マッサージを導入しているエステサロンも増えてきました。もし、通える場所に経絡マッサージができるサロンがないという場合でも安心してください。経絡リンパマッサージは、かんたんにセルフケアとして取り入れることができます。
基本ルールは、体の末端からリンパ節に向かって流す、これだけです!
ただし、リンパはデリケートな器官なので、マッサージオイルやローションを使って摩擦を軽減させながら、気持ちいいと感じる程度の力加減でおこなうようにしてください。リンパ節は、膝の裏や腕の付け根(脇の下)、肘の裏、首筋、耳の下、鎖骨、太ももの付け根などにあります。
かんたんにできる経絡リンパマッサージのやり方をご紹介します。
足の甲:指先から足首に向かって両手の親指でさすります。骨と骨の間をほぐすようにするとよいでしょう。
ふくらはぎ:足首から膝の裏のリンパ節ににかけて、左右の手を使って交互にさすり上げていきます。足の外側・内側とまんべんなくさすりましょう。
太もも:膝から太ももの付け根にかけて、ふくらはぎと同じく左右交互にさすり上げます。こちらも外側・内側をまんべんなく。
お尻:腰の中央からヒップラインに沿って、中央から外側に円を描くようにさすります。
腕:手首を軽く掴むようにし、腕の付け根に向かって腕全体をさすり上げます。
鎖骨:鎖骨の上はくぼみに沿って肩から鎖骨の間に向かって、鎖骨の下は鎖骨の間から腕の付け根に向かって、親指以外の4本の指を使ってさすります。
顔:手のひら全体で頬を包み、フェイスラインに沿ってこめかみに向かってさすり上げたら、口角・小鼻・額と顔の中央からこめかみに向かって4本の指でさすります。
リンパに沿ったマッサージができたら、仕上げに足先から体の上の方に向かって、両手のひらや指を使い軽くタッピングしていきます。
経絡リンパマッサージは、入浴後など血行がよくなっているときにおこなうと、さらに効果が高まります。老廃物を効率よく出すために、マッサージの前後には水分をしっかりと補給するようにしてください。しかし、発熱時やケガをしているとき、病気をしているとき、疲れているときなどは、症状を悪化させる可能性があるので、マッサージはおこなわないようにしましょう。
太りやすく痩せにくくなってしまう原因は、体の冷えやむくみであることが多いものです。経絡マッサージを日常的に取り入れて、冷えやむくみのない、痩せやすい体作りをしてみてくださいね。