Iライン(大陰唇)の黒ずみはナプキンやおりものシートのかぶれが原因
普段はアンダーヘアーに隠れていて気づかなかったけれど、ムダ毛処理をしてみたら、肌が黒ずんでいてびっくりしたことはありませんか?
人に相談しずらい大陰唇など、Iラインの黒ずみ、対策がわからない…そんな人へ、Iラインの黒ずみの原因、その改善法を紹介します。
Iラインが黒ずんでしまうメカニズムは?
いつも下着に守られていて、日焼けをすることもないから黒くなるはずがないと思われがちなIラインですが、実は体の中でも黒ずみやすい部位の一つです。
なぜIラインに黒ずみができるのでしょうか。黒ずみができるメカニズムを知っておきましょう。
黒ずみの原因は刺激によって発生するメラニン
黒ずみはメラニンが原因で発生します。メラニンというと、紫外線によって発生して、シミ、そばかすの原因となることで有名ですが、メラニンは紫外線によってだけでなく、皮膚に対する刺激全般によって発生します。皮膚に何かしらの刺激が与えられると、肌を守ろうとして生まれるのがメラニンです。
きつい下着、衣服による締め付け、擦れや、かゆいとき掻いてしまうなど、日常生活で普通にあるようなことが刺激となり、メラニンが発生してしまいます。
皮膚の再生機能・ターンオーバーが黒ずみを防ぎ、改善する
では、黒ずみを改善するにはどうしたらいいのでしょうか。それは、皮膚の再生機能であるターンオーバーが鍵を握っています。
まず皮膚の構造を見てみましょう。
皮膚は「表皮」「真皮」「皮下組織」の3層に分けられ、その中の一番表面にあたる「表皮」は、「角質層(かくしつそう)」「顆粒層(かりゅうそう)」「有棘層(ゆうきょくそう)」「基底層(きていそう)」の4層でできています。
一番体の内側にある「基底層(きていそう)」で新しい細胞が生まれ、徐々に変容しながら皮膚表面に押し上げられていきます。新しい細胞が押し上げられていくかわりに、古い細胞は「角質層(かくしつそう)」から垢となって剥がれ落ちていきます。怪我をした時、かさぶたができて、かさぶたが剥がれると新しい皮膚ができている…これと同じ仕組みなのがターンオーバーです。
基底層で生まれたメラニンは、ターンオーバーによって押し上げられて、やがて排出されます。このようにターンオーバーがしっかり働いていれば、黒ずみは生まれないのですが、肌荒れや不規則な生活、加齢によってターンオーバーが乱れてしまうと、メラニンは排出されず定着してしまい、黒く色素沈着してしまいます。
Iラインは黒ずみやすい!その理由は?
黒ずみの原因は刺激によって発生するメラニンということがわかりましたが、では、Iラインに起こりがちな刺激にはどのようなものがあるのでしょうか。大きなものとして、以下の4つがあげられます。
- ナプキン、おりものシートの摩擦
- かぶれによってかゆくなり、掻いてしまう
- 体を洗うときゴシゴシ強く洗ってしまう
- カミソリ、毛抜きなどによるムダ毛処理の刺激
Iラインを含むデリケートゾーンは、汗をかきやすく、なおかつ生理などによって湿気がたまりやすい場所です。そして、通気性の悪い衣服や下着を身につけていると、ますます肌環境が悪くなり、細菌が繁殖しやすい状態になります。
その上、ナプキン、おりものシートの擦れが加われば、肌はかぶれ、角質層は硬くなり、内側は炎症を起こしてしまいます。また、ナプキンを長時間変えないと雑菌が繁殖してしまうので、感染の危険も出てくるので注意しましょう。
そして、デリケートゾーンの皮膚はまぶたよりも薄いので、ちょっとした刺激でもすぐメラニンが発生します。ムダ毛処理も慎重に行わなければなりません。
Iラインの黒ずみ対策
では、Iライン、大陰唇の黒ずみはどうしたら防ぎ、また改善することができるのでしょうか。
Iラインを黒ずみから守るには?
Iラインに黒ずみを作らないポイントは刺激を減らし、ターンオーバーを促すことに尽きます。以下の6つのポイントを心がけてみましょう。
- 通気性のいい衣服、下着を身につけ、デリケートゾーンに湿気をためない
- 下着は刺激が少ないもの、ゴムがきつくない、もしくはゴムではなく紐で自分で調節できるものなどに変える
- ナプキン、おりものシートはこまめにかえる
- 体を洗うときは、デリケートゾーン用の低刺激石鹸を泡立てて、優しく洗う
- ムダ毛処理にはカミソリ、毛抜きは使わず、デリケートゾーン用の電気シェーバーを使い、使用後はしっかり保湿する
- 健康的な生活をし、ストレスをためないようにして、ターンオーバーが正常に行われるようにする
Iラインが黒ずんでしまったら?
Iラインの黒ずみを改善するには、ターンオーバーを正常に戻すことが大切です。
そして、乾燥しないように保湿をしっかりしましょう。乾燥すると、油分という膜がない分、肌が傷つきやすくなってしまいます。その結果、角質層が硬くなりターンオーバーが乱れてしまいます。
心がけることは、先ほどの黒ずみから守る6つポイントに以下をプラスしてください。
- 刺激を減らすため、ムダ毛処理は黒ずみが改善するまで一時中断する。ただし、アンダーヘアーを短くカットするなどはOK
- デリケートゾーンの黒ずみ対策用クリームで肌の水分量を正常にし、保湿する
- トイレに行くごとにビデ機能を使って清潔に保つ
- 長時間座る作業は避けるか、なるべくIラインが圧迫されないような座り方をする
座ることによって体重がかかり肌が圧迫されると、これも刺激となってしまいます。なかなか全ての黒ずみ対策を守りきれないかもしれませんが、少し意識するだけでも変わってくるので、できる範囲で始めてみましょう。