手術でシミを消す方法とメリット・デメリット
いつしかできてしまったシミや、生まれつきあるソバカス、両方の頬にある肝斑などを消す方法の一つに、医療機関での治療があります。
自宅での化粧品等によるケアや内服薬の服用と、医療機関でのシミ・ソバカス治療のちがいはどのようなものなのでしょうか?
また費用や治療期間はどのぐらいなのでしょうか?
手っ取り早くシミを消したいなら効果あり
医療機関でも特にシミに強いのは皮膚科、美容皮膚科、美容外科などでしょう。
中でも美容皮膚科や美容外科などでの「自由診療」(=保険が適用されない、10割自己負担での治療)では様々な方法でシミを消すことができます。
一言でシミと言っても、その種類は実は様々あり、医療機関ではその種類に合わせて機械や治療法をその都度チョイスしていくことが多いです。
1、レーザー治療
シミを消すレーザー治療にはQスイッチルビーレーザーやヤグレーザー、炭酸ガスレーザー、ピコレーザーなどがあります。
例えばQスイッチルビーレーザーは老人性色素斑(日光黒子、いわゆるシミ)や雀卵斑(そばかすのこと)、脂漏性角化症によく効きます。
またヤグレーザーは老人性色素斑、雀卵斑、太田母斑に、炭酸ガスレーザーは脂漏性角化症に、ピコレーザーは老人性色素斑、雀卵斑、くすみに効きます。
このように「シミのレーザー治療」と言っても、症状によって合う治療法は様々です。
2、光治療
ルミナス社の「フォトフェイシャル」に代表される光による治療があります。
カメラのフラッシュの原理で、IPL(Intense Pulsed Light)という波長を持ち、それを照射することでシミを
消すというものです。
近年とても人気のある治療で、シミやソバカスの治療と同時に肌のキメを整えたり毛穴の開き、小じわ、赤み、ニキビ、ニキビ跡など様々な皮膚の悩みを同時に解決できると評判です。
医療機関でのシミ治療はダウンタイムがつきもの
ここに挙げた治療はどれも、数日から数週間のダウンタイム(治療後の影響が見た目に分かり、好ましくない状態のこと)が続くというデメリットがあります。
例えば「Qスイッチルビーレーザー」は治療した箇所にかさぶたができたり、それが剥がれて赤っぽい皮膚が現れたりします。触ったり紫外線が当たるのを避けるために保護テープを数日間貼らなくてはいけません。
大抵シミがあるのは目の周り、頬などなので、そんなところに数日間もテープを貼るというのは、あまり望ましいこととは言えないでしょう。
「フォトフェイシャル」の光治療においても、今まで見えなかったシミが治療後浮き出て、かなり濃いシミのように一時なります。それが数日後に消えてシミも薄くなるというものなのですが、その間はシミがホクロのように浮き出るのを我慢して耐えなければいけません。
このように、医療機関でのレーザー・光などによるシミ治療はダウンタイムがつきものと言えるでしょう。
治療にあたってはスケジュールをしっかりと考えなければいけません。
医療機関でのシミ治療の費用はどのくらい?
医療機関におけるシミ治療にかかる費用は、その病院により様々です。
処方薬のように薬価が決まっているものではないので、病院によって価格のつけ方は様々です。
例えば1mmのシミに対して1,000円、というような値段設定をしているところもありますし、フォトフェイシャルなどは1回の顔全体への照射につき1万〜3万というのが相場だと言えます。
広告では安い価格を見せておいて、実際には何度も通院が必要となり結果的に高額になるというケースもあります。
シミが消えるまでにかかる費用は、その人のシミの状態にもよりますが、たった1回の治療でシミが消えるというわけではないため、数回の通院が必要となり、その度に費用がかかります。
場合によっては1つのシミに対して10回近く通うというケースもあります。
費用は数万から数十万かかると考えた方が良いでしょう。
医療機関でのシミ治療の痛み
よくフォトフェイシャルなどは「輪ゴムでパチンとはじく程度」の痛みだと表現されることが多いですが、シミが濃ければ濃いほど痛みも強く出てしまいます。
炭酸ガスレーザーなどではあらかじめ皮膚に部分麻酔をすることが多いので治療中の痛みはそんなにありませんが、麻酔を用いない治療では相当な痛みが生じる場合もあります。
痛みに弱いという人は、事前に申し出て、なるべく麻酔を使うように担当する医者に相談しておくのが良いでしょう。
医療機関でのシミ治療の失敗例
同じシミに見えても老人性色素斑と肝斑、ソバカスとでは適用できる治療の種類が違います。
Qスイッチルビーレーザーは肝斑に当ててしまうとかえって濃くなってしまいます。肝斑にはヤグレーザーの方が向いています。
しっかりと医師がその人のシミの種類を見抜いて適切な治療法を勧めてくれるところを選ばないと、かえってシミが濃くなった、という失敗が起きてしまいます。
またレーザー、光治療においてはその出力数の見極めを間違うことで火傷が起こる可能性もあるのです。
高すぎる出力で治療をしてしまうことで火傷を負ってしまい、シミどころではなくなってしまった、という失敗も起こるのです。
医療機関でのシミ治療にはリスクも伴うということを頭に入れてしっかりと信頼できるところを探さなくてはいけません。
無理に高い治療を勧めてくる、医師の診察の時間が極端に短い、医師がほとんど目を合わせない、そんなところは要注意です。
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