甘酒で美白になる!
ツイート甘酒は、「飲む点滴」といわれるほど栄養価の高い飲み物です。
夏バテの滋養強壮、ダイエットなどに効果のある飲み物ですが、甘酒には美白効果もあります。
化粧品にも使われている成分の「コウジ酸」が、美白効果の秘訣です。
コウジ酸以外にも、栄養豊富な甘酒の意外な美白効果を探ってみます。
なぜ甘酒で美白ができるの?
コウジ酸を含んでいるからです
コウジ酸にはキレート効果があります。
紫外線を受けると、チロシナーゼという酵素が活性化し、肌の内部メラノサイトでメラニン色素が作られます。
メラニン色素は悪者のように思われている方が多いのですが、メラニン色素は本来強力な破壊力のある紫外線から真皮を守るために分泌されるシールド(盾)のようなものです。
メラニン色素は最初はうっすら濃い肌色です。肌の色と同じくらいの場合もあります。
それが黒くなってしまうことが、シミやそばかすの原因です。
メラニン色素を黒くするのは、活性酸素によって活発化した金属イオンがメラニン色素を酸化させるからです。
多くは銅イオンです。銅の酸化に関しては、新しい十円玉と古い十円玉を思い浮かべてください。
コウジ酸には、銅イオンとメラニン色素を離す力があります。
また、メラニン色素を作り出すチロシナーゼの活発化を抑制し、メラニン色素を過剰に作らせすぎないようにする働きもあります。
パントテン酸が代謝を助けます
甘酒に含まれているパントテン酸は、ビタミンB5とも呼ばれていた成分です。
飲む美白薬にも「パントテン酸カルシウム」が配合されていることが多い、美白に欠かせない代謝をつかさどる成分です。
パントテン酸は、代謝に関わる補酵素の働きを助けます。
代謝酵素が働かないと、細胞内の老廃物を排泄することができません。
メラニン色素も、紫外線の害が去った後では老廃物となります。
代謝が滞ると、メラニン色素は肌細胞内から排泄されず、そのまま蓄積してしまいます。
蓄積している間に酸化して黒ずみます。これがシミやそばかすの原因です。
ニキビなどの炎症を抑える抗炎症効果もあります。
このため、パントテン酸が欠乏すると、大人ニキビなどが治らず、同じところに何度も炎症を繰り返すために色素沈着を起こしやすくなります。
大人ニキビの跡が赤黒く見えてしまうのは、この色素沈着が原因です。
代謝を助けることが、余分なメラニンを肌細胞から排出することになります。
できてしまったシミを薄くする効果があります。
パントテン酸は熱によって半分近くが破壊されます。
このため、パントテン酸の働きを期待して甘酒を塗ったり飲んだりするときには、高温処理をしていないものが最適です。
甘酒の栄養素
「飲む点滴」といわれるほどの甘酒には、コウジ酸とパントテン酸のほかに、こんな栄養素も入っています。
- ビタミンB1
- ビタミンB2
- ビタミンB6
- ビタミンB12
- イノシトール
- ビオチン
すべて天然由来のビタミンです。
ビタミンがバランスよく取れるため、甘酒を食事に置き換える甘酒ダイエットも存在します。
ビタミンB群は、傷ついた細胞を修復したり、新しい細胞を作り出すのに欠かせない栄養素です。
イノシトールは、神経機能を正常に保ったり、紙を健康に保つ効果があります。
ビオチンは、酵素の機能を補助する「補酵素」です。
疲労回復、アトピー性皮膚炎の治療などに用いられる栄養素でもあります。
これらは、麹で発酵させるタイプの甘酒にも、酒粕で作られるタイプの甘酒でもほぼ同一です。
ただし、酒粕で作られるタイプの甘酒は、砂糖などの糖分が必ず添加されます。
ダイエット目的で甘酒を飲みたい方はご注意ください。
塗ってよし、飲んでよし
飲む以外に、甘酒には「塗る」という選択肢もあります。
甘酒パック(酒粕編)
酒粕を使います。甘酒というより、砂糖を加えていない甘酒ですね。
酒粕には、アルブチンという物質が含まれています。
これは、ハイドロキノンという漂白作用のある薬品を化学処理し、害のないものにした成分と一緒です。
ハイドロキノンは高い漂白作用で知られますが、そのために害もあり、日本の薬事法では化粧品全体の2%までしか配合を許可されていない物質です。
アルブチンは、ハイドロキノンを化学処理して安全性の高いものにした成分です。
効果はハイドロキノンと一緒です。
酒粕は、アルブチンの力でシミやそばかすを直接薄くする作用があります。
甘酒パックの作り方
酒粕100g、日本酒300ml
①酒粕を練る。すり鉢だとよく練ることができる。
②日本酒を少しずつ混ぜ、好みの固さにする。
③顔に塗り、5~15分放置後、洗い流す。
④冷凍保存が可能。
※アルコールの刺激に弱い方は使用にご注意ください。
甘酒パック(麹編)
甘酒、小麦粉かベビーパウダー適量
①甘酒と粉を混ぜる。
②5~15分で洗い流す。
小麦粉、ベビーパウダーなどはそのままだと甘酒の粘性が少なく、垂れ落ちてしまうために必要な凝固剤です。
小麦粉は混ざりにくく、ベビーパウダーのほうが混ざりやすいようです。
酒粕で作るタイプよりも甘みがありますのでべとつきがあります(保湿効果のもとです。洗い流せば問題ありません)。