肌のトラブルは原因は明確
若いころはほとんど気にならなかったのに、年齢と共に肌のくすみが気になる、シミが出てきた気がするという声をよく聞きます。肌のくすみやシミは、他人から見ると気にするほどでない場合でも、ご自身はとても気になるというケースが多いのではないでしょうか。
朝、起き抜けの顔がどんよりとくすんで見えるだけで、一日が憂鬱になってしまいます。普段通りのファンデーションの塗り方をしているのに、シミが透けて見えていると何となく自信がなくなってしまうものだと思います。それでは、肌のくすみやシミはなぜできるのでしょうか。
毛細血管が減れば肌の栄養も減る
くすみとシミでは、その種類によって発生する原因が異なる場合がありますが、共通する部分として肌の新陳代謝が下がることで発生するといえます。肌の新陳代謝が下がると、古い角質や老廃物を排出する力が弱まるだけでなく、肌の生まれ変わりに必要な栄養素を受け取ることもできません。身体の中でも、顔は非常にたくさんの毛細血管があります。その毛細血管の一本一本が健康で、血流の良い状態が保てていれば、肌がくすんだり、シミができる可能性は低くなります。
くすみもシミも、発生の原因は複数あります。異なるものもありますが、疲れやストレス、生活習慣の乱れなどによる身体の巡りの滞り、加齢などによる女性ホルモンの分泌異常、紫外線を受けることによるメラニン色素の沈着、皮膚炎症疾患(ニキビ、吹き出物、アトピー性皮膚炎など)による色素沈着の4つは共通の発生原因といえます。どの原因も、発端は違いますが肌が受けるダメージによる血流不良、毛細血管の老化という結果は同じといえます。簡単にいうと、肌の下の毛細血管の働きが弱まることで新陳代謝が下がり、栄養素の吸収・老廃物の排出ができなくなり、くすみやシミができるということになります。
しみの原因はメラニンだけじゃない
そのメラニン色素が肌の中に残り沈着した場合に、シミという形で表面化します。メラニン色素は、紫外線による肌への負担を大きく減らすもので、メラニン色素によって肌は守られているといえます。肌にとって必要不可欠なものですが、新陳代謝が落ちている場合、その色素が肌に沈着してしまうのです。紫外線から受けるダメージは顕著で分かりやすいもののため「シミの原因は日焼け」と捉える方が多いかと思いますが、シミの本当の原因は活性酸素です。活性酸素は身体の酸化・錆び・老化の原因となる物質として知られていますが、この物質が働くとメラノサイトが刺激され紫外線を浴びていなくてもメラニン色素が発生するのです。そのため、シミの発生を防ぐためには紫外線を浴び過ぎないということの他、肌を傷つけないこと、活性酸素の過剰な発生を抑えること、といった2点に気を付ける必要があります。
しかし、活性酸素は想像以上に簡単に発生する物質ともいえます。不規則な生活の習慣化、暴飲暴食など自制できるものもあれば、疲労・ストレス・ホルモンバランスの崩れなど自身では対処が難しいものもあります。人によって発生要素、原因は様々ですが身体のリズムを整え上手なストレス解消法を見つけていくことが、シミ予防の大きな一歩となる可能性が高いといえるのです。
毛細血管を修復して、活性酸素を減らしていけば確実に美肌と透き通るような綺麗な肌を手に入れることができるのです。
透明感のある明るい肌を手に入れる
具体的な症状の異なる「くすみ」と「シミ」ですが、どちらも出来るだけなりたくない肌の状態ではないでしょうか。くすみは、基本的に顔の血流を良くしてあげれば短い時間で改善できる症状といえます。しかし、シミができても諦めてはいけません。時間がかかるとはいえ、シミもくすみ同様に改善できる症状です。メラニン色素を抑える効果が期待されるビタミンCを積極的に摂るなどの他、身体に負担の少ない生活を心がけ、女性ホルモンの分泌バランスを整える努力をするだけで、症状がずいぶん良くなることが期待できます。
★★★重要なのはこの2つ★★★
- 「活性酸素を減らす!」
- 「毛細血管を再生させる!」
そして、シミ対策を続けることがくすみの予防にもつながるともいえるのです。透明感のある明るい肌を持っているだけで、人は輝いて見えます。そういった状態をキープできるよう、日々の生活から気を付けていきましょう。