汗と一緒に毛穴がスッキリ?
毛穴に詰まった角栓というのは角質が皮脂と合わさって固まったものです。
洗顔をしても取れないし、押し出したりしてもいけないとなるとどうすればいいんだろうと悩んでいる方も多いと思います。
そこで、何となくイメージするのは、吹き出すほどの汗をかくことで毛穴の汚れもスポンッと取れるのではないかということですね。
私も鼻の毛穴の黒ずみや角栓に悩んでいたころ、何となく運動をすることは肌にいいと聞いていたこともあって、毎日しっかりと汗をかく習慣を持てば、毛穴は詰まらなくて済むと思っていました。
そして、実際に2日おきにスポーツクラブでジョギングをするようになったところ、本当に毛穴の黒ずみや角栓が目立たなくなったんです。
しかし、これは後々知ることになるのですが、汗をかくことで毛穴の汚れを押し出すようなことはありません。
なぜなら、汗を分泌する汗腺と毛穴は全く別のものだからです。
毛穴から皮脂は分泌されますが、汗は分泌しません。
では、どうして私は運動をすることによって毛穴の角栓が目立たなくなったのでしょうか?
運動はターンオーバーの改善に効果あり
角栓が目立つようになるのはターンオーバーの乱れによって古い角質が残ってしまい、そこに皮脂が合わさることが主な原因です。
そして、運動をすることはターンオーバーを促進することに良い影響を与えてくれるために、きれいな肌を作るのにいいと言われているのです。
私たちの肌というのは、ターンオーバーによって新しく生まれ変わるわけですが、そのために必要なのは脳からの成長ホルモンの分泌でしたね。
そして、成長ホルモンは主に睡眠中に分泌されるのでした。
さらに、皮膚というのはタンパク質を主成分としたもので、簡単に言ってしまえば、食事などによって摂取した栄養素を血液を通して新しく皮膚を作るべきところに必要なだけ届けて上げる必要があるのです。
つまり、ターンオーバーを促進するためには睡眠と血行が重要な要素なんですね。
もうなんとなく気付いていると思いますが、運動によって肌が綺麗になる理由は、汗によって毛穴の汚れが押し出されるからではなくて、睡眠の質と血行を促進することによってターンオーバーを促進するからなんですね。
睡眠の質を向上してくれる
肌のターンオーバーを促進するためには、成長ホルモンの分泌が必要で、そのためには質の良い(深い)睡眠が必要です。
そのためには、生活リズムを整えることがとても大切なのですが、それ以外にも重要なことが2つあります。
それは
- ストレスの解消
- 適度な疲労
というものです。
まず、私たちは夜になると自然と眠くなってくるものですが、これは自律神経の作用によるものなんです。
自律神経というのは、毎日の生活リズムを基本データとして、活動すべき時間帯と休むべき時間帯を判断して、体の活動レベルをコントロールしてくれている神経です。
質の良い睡眠を摂るためには、自律神経が休むべき時間帯と判断している時に眠ることが大切なのですが、自律神経というのはストレスによって一時的に判断を変え易い性質があるのです。
例えば、午前0時頃にいつも就寝しているけど、その時間帯にちょうどお隣の家で火事が起きたなんてことになれば、当たり前ですが目が覚めて逃げ出そうと体が反応するはずです。
つまり、精神が非常事態を感じていれば、眠っていると生命に関わると判断して、自律神経が休むべきという判断から活動すべきという判断に切り替えるのです。
仕事やプライベートでですごく嫌なことがあった時やイライラしたときに、なかなか寝付けないという経験をしたことがある方は多いと思いますが、それはストレスによって自律神経が活動すべきと誤った破断をしてしまっているからなんですね。
このような状態で質の良い睡眠なんて摂れるはずがありません。
そこで、運動をすることが効果的になってくるのです。
私たちは運動をすることで、脳内に幸せホルモンと呼ばれるセロトニンという物質が分泌されることがわかっています。
この物質はうつ病の方などには著しく低く、たくさん分泌するほど気持ちが前向きになるものとして知られています。
運動をすることによって気持ちがすっきりとした経験は誰でもあると思いますが、実はこのセロトニンの分泌によるものだったんですね。
また、運動のように筋肉を使った疲労というのは睡眠の質を良くする効果があることがわかっています。
成人の多くが日々感じている疲れてというものは、多くの場合は身体ではなくて脳の疲れですね。
これはまさに疲労というよりもストレスです。
そのため、仕事で疲れ果てていても、肉体労働でない限り眠りにくくなることさえあるわけです。
よって、運動をすることによってストレスを解消しつつ、しっかりと身体に疲労を感じさせることで、睡眠の質を上げることができるのです。
もちろんスキンケアも大切です
ここまでで、運動をすることによって睡眠の質や血行促進により、ターンオーバーを促進さすることが期待できて、結果的に毛穴の汚れや角栓の詰まりの改善につながることは理解して頂けたかと思います。
ただ、運動だけしていてスキンケアをサボっていては意味がありません。
肌の新陳代謝という内面的な要因を改善することはもちろんいいことなのですが、毛穴の汚れや角栓というのはメイク汚れや皮脂の分泌といったものも影響していくるため、スキンケアという外面的な要因も大切になってくるのです。
よって、運動や睡眠といったところだけに偏るのではなく、その効果を最大限活かすためにも、しっかりと正しいスキンケアを実施することも忘れてはいけません。