Y2- Litter (Y2-胎)
3月6日に生まれたグレイスの仔犬は1カ月すぎた。
母親グレイスの2度目の出産の仔犬たちであるが仔犬8頭元気に育って何頭かは巣立っていった。
出産時の体重が皆700g前後であったのでおっぱいの吸いつきもよくショートヘアー独特の持った時の手に感じる重みは、成長ぶりが直感的に感じられ安心感を抱かせる。
母親グレイス(K.W. Amazing Grace)
は、京都府京田辺市にて飼育されているサン君や旭川市のアレク君そして北海道栗山町高石さん家族にて飼育されている2頭のメスと兄弟である。
このグレイスの父親がダック(K.W. Ugly Duckling)で母親がランラン(K.W. Ran-Ran)である。グレイスを含め皆当犬舎の血統としてはやや胴長である。高石さん方のショートヘアーのメスは、小ぶりだが胴は短く頭部の造りも良いと記憶している。この胴長を少しでも改善しようと短胴のオスと交配することを心がけ前回はストンと交配した。
生まれた仔犬の中ショーに出陳できるオスという仔犬を望んでおられた富山県の今井さん宅に送りその成長ぶりと出来上がりを楽しみに飼育していただいている。
写真を撮ることが得意なのか良いカメラを使用しているのか判らないがきれいな写真をこまめに送って頂いている。
その写真を見るたびに私は、驚かされている。
今回は、クエイカー(AM.Ch. Revilo’s Quaker Jack)と交配し8頭の仔犬の成長を見守っているが珍しいことに完全なロングヘアーの仔犬(Yvonne)が1頭とやや短めながらロングヘアーの仔犬(Yankee Soul)が1頭生まれている。
写真左Yankee Soul オス 右Yvonne メス
先進国のブリーダーの間では、ショートヘアー同士の掛け合わせでできたロングヘアーの仔犬は残せという鉄則を今回は守り2頭残すことにしている。
セントバーナード飼育初心者の撮るスナップのような写真ならバカちょんカメラやカメラ音痴の方々でも撮れるが毎回ショーポーズのプロポーションを解って撮られているかの様な写真が送られてくる。
所有されているビクトリー(K.W. victory Road)は短胴と四肢の伸びの良さそれにも増して非常にハイカラな犬である。母親もハイカラな犬であるがこのビクトリーがここまでハイカラなセントバーナードになるとははっきり言って想像していなかった。当犬舎のセントバーナードを理解できる人あるいはグループの人以外で日本のセントバーナード関係者や審査員でビクトリーの良さを理解できる人は少ないと思う。
在来のセントバーナードは、ロングヘアーで体質的に緩く、チークボーン(頬骨)が発達してないためリップが長く下がり涎を常時垂れ流し胴長セントバーナードをセントバーナードと思い込んでいる人が殆どであるからである。
しかし、セントバーナード先進国の有識者はおそらく絶賛するであろう。
日本の常識世界の非常識の一例である。
写真はクエイカージャックの父親(右)その年のランキング全米ナンバーワン「アリー」左
当犬舎出身犬所有の色々な方々から愛犬のスナップ写真を送っていただけるのは、うれしいことだ。一方でセントバーナードの正しいタイプの追求を基礎に私の目指す当犬舎の犬造り達成度を見るためにはショーポーズを取っていなくても立姿の全体的なプロポーションが撮られている写真に興味がある。
私が今回グレイスの仔犬に期待を込めているのは、このビクトリーの影響が大きい。
セントバーナードの基本は、ショートヘアーである。ゆえにスタンダードには、ショートヘアーの記述で始まりロングヘアーについては毛の長さの相違のほかはショートヘアーに準ずるとしか記述されていない。
写真はY胎の父親クエイカー
日本のセントバーナード界は、ショートヘアーは売れないとか、性格が荒いとか、寒さに弱いとか全くいい加減な理由で疎んじられてきたがセントバーナード後進国の典型的な虚偽流説の類である。
アジア諸国並びに旧イギリス統治下の国々は、多くの国でセントバーナードとはロングヘアーであると答える。それはイギリスがロングヘアーのセントバーナードをイギリスセントバーナードクラブ設立の1878年前後以来根付いた理解からである。
しかし同じくイギリス統治の歴史を持つカナダ、オーストラリアの愛好家は早くからスタンダードに準拠したセントバーナード造りを目指し多くのショートヘアーをアメリカから輸入し醜いダサイセントバーナードの払拭に努めアメリカのショーでもよい成績を収めるセントバーナードが続出している。
そんな訳で私は40年に渡るセントバーナード飼育の経験からペットとしてもショードッグとしても初心者には、ショートヘアーを勧めたい。
ロングヘアーの仔犬はかわいいという話は、ショートヘアーの仔犬の可愛さがわからない人の言うことで良識ある繁殖者は毛種の違いによりどっちが可愛いということは言わない。
繁殖屋や不勉強なペット屋は売らんがためにいい加減なことを言ってロングヘアーを勧めるが飼主の飼いやすさという事情は全く考慮せず押しつける。
ショートヘアーの利点は
①シャンプー(洗濯ではない。洗濯は生き物には使う言葉でなく生命のないものを洗う時に使う言葉)や毛の手入れが非常に楽である。
②暑さ寒さへの忍耐力が強い。
③牽引力、瞬発力にとみ身体能力、耐久性が高い。(ウェイトプル、アジリティーのトップクラスは殆どショートヘアー)
④犬質が乾燥質で固く筋肉の発達、骨の密度に勝る。ゆえに股関節形成不全の発症がしにくい。体臭が比較的少ない。
⑤完熟期のしなやかな筋肉質のセントバーナードは、ショートヘアー独特の美しさを見せる。
というところがロングとショートの毛種による比較であるが、高温多湿の極度に高いところでは是非ショートヘアーのセントバーナードをお飼いになることをお勧めする。
犬も人間も楽だと思う。
母親グレイスの2度目の出産の仔犬たちであるが仔犬8頭元気に育って何頭かは巣立っていった。
出産時の体重が皆700g前後であったのでおっぱいの吸いつきもよくショートヘアー独特の持った時の手に感じる重みは、成長ぶりが直感的に感じられ安心感を抱かせる。
母親グレイス(K.W. Amazing Grace)
は、京都府京田辺市にて飼育されているサン君や旭川市のアレク君そして北海道栗山町高石さん家族にて飼育されている2頭のメスと兄弟である。
このグレイスの父親がダック(K.W. Ugly Duckling)で母親がランラン(K.W. Ran-Ran)である。グレイスを含め皆当犬舎の血統としてはやや胴長である。高石さん方のショートヘアーのメスは、小ぶりだが胴は短く頭部の造りも良いと記憶している。この胴長を少しでも改善しようと短胴のオスと交配することを心がけ前回はストンと交配した。
生まれた仔犬の中ショーに出陳できるオスという仔犬を望んでおられた富山県の今井さん宅に送りその成長ぶりと出来上がりを楽しみに飼育していただいている。
写真を撮ることが得意なのか良いカメラを使用しているのか判らないがきれいな写真をこまめに送って頂いている。
その写真を見るたびに私は、驚かされている。
今回は、クエイカー(AM.Ch. Revilo’s Quaker Jack)と交配し8頭の仔犬の成長を見守っているが珍しいことに完全なロングヘアーの仔犬(Yvonne)が1頭とやや短めながらロングヘアーの仔犬(Yankee Soul)が1頭生まれている。
写真左Yankee Soul オス 右Yvonne メス
先進国のブリーダーの間では、ショートヘアー同士の掛け合わせでできたロングヘアーの仔犬は残せという鉄則を今回は守り2頭残すことにしている。
セントバーナード飼育初心者の撮るスナップのような写真ならバカちょんカメラやカメラ音痴の方々でも撮れるが毎回ショーポーズのプロポーションを解って撮られているかの様な写真が送られてくる。
所有されているビクトリー(K.W. victory Road)は短胴と四肢の伸びの良さそれにも増して非常にハイカラな犬である。母親もハイカラな犬であるがこのビクトリーがここまでハイカラなセントバーナードになるとははっきり言って想像していなかった。当犬舎のセントバーナードを理解できる人あるいはグループの人以外で日本のセントバーナード関係者や審査員でビクトリーの良さを理解できる人は少ないと思う。
在来のセントバーナードは、ロングヘアーで体質的に緩く、チークボーン(頬骨)が発達してないためリップが長く下がり涎を常時垂れ流し胴長セントバーナードをセントバーナードと思い込んでいる人が殆どであるからである。
しかし、セントバーナード先進国の有識者はおそらく絶賛するであろう。
日本の常識世界の非常識の一例である。
写真はクエイカージャックの父親(右)その年のランキング全米ナンバーワン「アリー」左
当犬舎出身犬所有の色々な方々から愛犬のスナップ写真を送っていただけるのは、うれしいことだ。一方でセントバーナードの正しいタイプの追求を基礎に私の目指す当犬舎の犬造り達成度を見るためにはショーポーズを取っていなくても立姿の全体的なプロポーションが撮られている写真に興味がある。
私が今回グレイスの仔犬に期待を込めているのは、このビクトリーの影響が大きい。
セントバーナードの基本は、ショートヘアーである。ゆえにスタンダードには、ショートヘアーの記述で始まりロングヘアーについては毛の長さの相違のほかはショートヘアーに準ずるとしか記述されていない。
写真はY胎の父親クエイカー
日本のセントバーナード界は、ショートヘアーは売れないとか、性格が荒いとか、寒さに弱いとか全くいい加減な理由で疎んじられてきたがセントバーナード後進国の典型的な虚偽流説の類である。
アジア諸国並びに旧イギリス統治下の国々は、多くの国でセントバーナードとはロングヘアーであると答える。それはイギリスがロングヘアーのセントバーナードをイギリスセントバーナードクラブ設立の1878年前後以来根付いた理解からである。
しかし同じくイギリス統治の歴史を持つカナダ、オーストラリアの愛好家は早くからスタンダードに準拠したセントバーナード造りを目指し多くのショートヘアーをアメリカから輸入し醜いダサイセントバーナードの払拭に努めアメリカのショーでもよい成績を収めるセントバーナードが続出している。
そんな訳で私は40年に渡るセントバーナード飼育の経験からペットとしてもショードッグとしても初心者には、ショートヘアーを勧めたい。
ロングヘアーの仔犬はかわいいという話は、ショートヘアーの仔犬の可愛さがわからない人の言うことで良識ある繁殖者は毛種の違いによりどっちが可愛いということは言わない。
繁殖屋や不勉強なペット屋は売らんがためにいい加減なことを言ってロングヘアーを勧めるが飼主の飼いやすさという事情は全く考慮せず押しつける。
ショートヘアーの利点は
①シャンプー(洗濯ではない。洗濯は生き物には使う言葉でなく生命のないものを洗う時に使う言葉)や毛の手入れが非常に楽である。
②暑さ寒さへの忍耐力が強い。
③牽引力、瞬発力にとみ身体能力、耐久性が高い。(ウェイトプル、アジリティーのトップクラスは殆どショートヘアー)
④犬質が乾燥質で固く筋肉の発達、骨の密度に勝る。ゆえに股関節形成不全の発症がしにくい。体臭が比較的少ない。
⑤完熟期のしなやかな筋肉質のセントバーナードは、ショートヘアー独特の美しさを見せる。
というところがロングとショートの毛種による比較であるが、高温多湿の極度に高いところでは是非ショートヘアーのセントバーナードをお飼いになることをお勧めする。
犬も人間も楽だと思う。
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