「脂肪肝」と診断されると、「生活改善」をすることになります。
お酒を控えて(あるいは、禁酒して)、
食事の量を減らして、甘い物と脂っこい物を控える。
そして、運動。
毎日、早起きしてウォーキングかスロージョギング30分
考えるだけでウンザリしてしまいますね。
でも、自転車を使えば、手軽に運動できるうえに、
交通費のダイエットにもなりますよ。
体重を減らすか?脂肪を減らすか?
脂肪肝とは、肝臓に脂肪がたまって、肝機能が低下する病気です。
脂肪肝が進行すると、脂肪性肝炎になり、
肝炎が慢性化して肝硬変となり、さらには肝癌になることもあります。
※脂肪肝の原因や症状、治療法については、
「脂肪肝のダイエット効果を上げるには?」
にくわしく書いてあるので、見てくださいね。
脂肪肝の治療は、食事療法と運動療法です。
投薬で治すことはできません。
食事療法と運動療法で、肝臓の脂肪を減らします。
脂肪肝の原因の1つは
「肥満=食べすぎ」です。
ですから、すぐ「瘦せればいい」と思ってしまいます。
ところが、無理な食事制限をすると、
体重は減りますが、脂肪肝は治らず、むしろ悪化してしまいます。
脂肪肝の治療で大事なことは、
体重を減らすことではなく、体脂肪を減らすことなのです。
体脂肪を減らすには、
摂取カロリーより、消費カロリーが多くなれば、いいのです。
消費するカロリーが多ければ、蓄積された脂肪を燃やして、
必要なエネルギーに変えます。
必要なカロリーは、年齢・性別・生活状態でちがいます。
※カロリーについては、
「脂肪肝のダイエットは、どんな食事?」に
くわしく書いてありますから、見てくださいね。
自転車で脂肪を減らせるか?
食事制限には限度があります。
無理な食事制限をすれば、脂肪肝が悪化するだけでなく、
他の病気にもかかりやすくなり、治りにくくなります。
そこで、ふつうの生活に必要なカロリーを知り、
それに見合った食事をするようにします。
これなら、瘦せも太りもしません。
そして、運動で、消費カロリーを増やすのです。
消費カロリーが増えた分、体脂肪が減ります。
50代から60代の女性で、ふつうの生活をしていれば、
1日に1900㎉程度必要ですから、
かなり豊かな食事をすることができます。
同年代の男性なら、2600㎉程度必要とします。
食事制限で、悲観することはありません。
では、
「運動で、どれくらいカロリーを消費できるでしょう?」
脂肪を燃やさなくてはならないので、
有酸素運動をしないと、効果はありません。
体重65kgの男性ならば
ゆっくり1時間歩いて180㎉、急ぎ足で1時間歩いて320㎉
階段の上り下りを1時間続ければ394㎉消費できます。
体重50kgの女性であれば、
ゆっくり1時間歩いて140㎉、急ぎ足で1時間歩いて250㎉
階段の上り下りを1時間続ければ310㎉消費できます。
1kg体重を減らすには、7000㎉消費しなければなりません。
体重50kgの女性なら、28時間も歩くことになります。
第1、 1時間も急ぎ足で歩き続けることなどできません。
ところが、自転車は、体重50kgの女性が、
時速20kmで1時間こぐと、400㎉消費できます。
自転車なら、1時間くらい走ることは、それほどきつくありません。
しかも、特に「運動する時間」を作ることもありません。
通勤や通学、買物や外出に、自転車を使えばいいのです。
通勤距離にもよりますが、
通勤に60~90分かかるとすれば、400~600㎉消費できます。
往復で800~1200㎉も消費できるのです。
自転車通勤を続ければ、6~9日間で体重を1kg減らせる計算です。
自転車運動は有酸素運動です。
30分以上続けないと、体脂肪を減らすことはできません。
通勤や外出に自転車を使えば、簡単に30分以上有酸素運動ができます。
通勤先や外出先が遠い場合は、
途中の乗換駅まで自転車で行くと、無理がありません。
60~90分走る距離で、駐輪場のある駅を見つけて、
そこまで行ってもいいですね。
自転車は何でもかまいません。
カッコ悪くても、ママチャリ・オバチャリでもいいのです。
性能が悪ければ、人力に頼りますから、消費カロリーが大きくなります。
通勤費・外出の交通費が減るので、お財布にもうれしいですね。
下半身を使いますから、下腹部や足首をひきしめる効果もあります。
自転車運動の6つの注意点
自転車ダイエットは、いいことづくめのようですが、
いくつか注意したいことがあります。
1 食事の量を増やさない
自転車に乗っていると、お腹がすくかもしれません。
「運動しているから」と安心して、つい食べ過ぎることがあります。
2 最初から遠距離を走らない
しばらく自転車に乗っていない人は、まず近所を走ってください。
少しずつ走行距離を延ばすようにしましょう。
無理は禁物です。
長続きしません。
3 交通事故に注意する
自転車をこぐ爽快感から、ついスピードを上げてしまいます。
通勤に使う時は、道路も混雑するので、気をつけてくださいね。
自転車の整備も忘れないでくださいね。
4 日焼け防止をしっかりする
自転車で外出する時は、紫外線対策を忘れないでください。
5 体重が減らなくても、気にしない
筋肉がつくので、ある時点から、体重が減らないこともあります。
しかし、脂肪は確実に減っています。
しかも、筋肉がつけば、消費カロリーも大きくなります。
6 持病のある人は、医師に相談
心臓などに持病のある人は、
自転車ダイエットを始める前に、必ず医師と相談してくださいね。
まとめ:自転車ダイエットで脂肪肝に「さようなら」
自転車に乗ると、脂肪を減らして、交通費も節約できます。
下腹やウエストがスッキリして、スタイルもよくなります。
春や秋には、遠くまでサイクリングをして楽しめますよ。
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