ダイエットや内臓の休息に、ファスティングの効果がいたるところで注目されています。ファスティングとは、水分以外を摂取しない断食のことで、週末だけのプチファスティングなどの方法で、健康的に生活している人も増えてきています。
そんなファスティングのなかでも、日本人にぴったりだといえるのが「味噌汁ファスティング」です。今回は、味噌汁にはどんな美容効果があるのか、どのような手順で行えばいいのか、詳しくご紹介していきましょう。
続けやすい!味噌汁ファスティングの魅力
ダイエットを始めたのにまったく痩せられない、それどころか肌荒れまで起きてしまったなど、悩みを抱えている人はいないでしょうか。原因として考えられるのは、内臓の機能が低下していていることです。
無理なダイエットによって新陳代謝が低下し、結果、美容に悪影響が出ている可能性があります。また、食事制限が間違っていることも肌荒れの原因として考えられます。
ダイエットとは、ただ単にカロリーを摂取しなければ痩せられるわけではなく、無駄な成分を控えめにして必要な成分は補給し続けることが大切です。
美容に必要な成分まで補給を断ってしまうと、ダイエットは逆効果になってしまうのです。そこで、ダイエットを始める前には、ファスティングで内臓の働きを回復させることをおすすめします。
なかでも、日本人にぴったりなのが味噌汁ファスティングです。おおまかな方法としては、食事を全て味噌汁に変えて過ごすことです。
実は、味噌汁にはミネラル、アミノ酸、良質なたんぱく質といった、美容に好影響のある成分が大量に含まれています。カロリーも控えめなうえ、日本人になじみのある味で飽きがこないこともメリットだといえるでしょう。
味噌汁ファスティングでは、体重を増やさずに美肌を手に入れられる確率が高まるのです。味噌汁は作りやすく保存しやすいので、毎日簡単に続けることも可能です。
本気でダイエットを考えている人は、味噌汁ファスティングを実践してみてはどうでしょうか。
作り方は?どんな味噌を選べばいいの?
味噌汁ファスティングを行うとき、飲む味噌汁はなんでもいいというわけではありません。ファスティング中は摂取する成分が味噌汁のみになるので、作り方やカロリーには気を使いたいところです。
そのため、インスタントの味噌汁は避けるようにしましょう。インスタント食品には、添加物や着色料といった成分が多く含まれています。
これらの成分は、老廃物として体内に蓄積されやすく、せっかくデトックス効果のあるファスティングの働きを阻害してしまいます。味噌汁の作り方ですが、塩分を控えめに作っておくと健康にも良いうえ、1日に何回も飲んでも飲みやすさを保つことができるでしょう。
大さじ2の味噌に対し、昆布だし700ミリリットルを目安にすると、理想的な味噌汁が出来上がります。かつおだしの方が好きな人もいるでしょうが、動物性たんぱく質は消化に負担がかかるので、昆布だしのほうが胃にやさしく作れます。
また、味噌汁のカロリーを抑えるためにわかめ、豆腐などの具は入れないようにします。味噌汁の味噌にもこだわりましょう。糖質の多い白味噌や甘味噌はカロリーを増やしてしまうので、できれば赤味噌や豆味噌を使うほうが賢明です。
ファスティングを開始したばかりの頃は、味噌汁だけの毎日に味気なさを感じ、ごはんや肉、魚がほしくなるかもしれません。
しかし、我慢して味噌汁ファスティングを続けていくと、自然に胃が味噌汁になじんできて空腹に悩まされることも少なくなっていきます。
準備食から回復食までの流れ
味噌汁の作り方を覚えたら、すぐにファスティングを始めたいところですが、急な断食は体に負担をかけ、貧血などの症状を招く恐れがあります。必要な手順にしたがって、ゆっくりと体をファスティングになじませていくようにしましょう。
まず、ファスティング開始の前日には準備食を朝・昼・晩、規則正しくとるようにします。固形物を食べても大丈夫ですが、脂っこすぎるもの、カロリーが高すぎるものは控えるようにします。
また、アルコールも飲まないようにしましょう。翌日以降の消化の負担を軽減するため、腹八分目以下に抑えておいて、最後の食事は夜8時までに終わらせるようにします。
これで準備食は完了です。一晩寝たら、朝食から味噌汁ファスティングが始まります。具のないカロリーと塩分控えめの味噌汁で三食を過ごします。
味噌汁以外には、水を1日に2リットルほど消化を助けるために飲むように心がけます。そして、翌日、回復食を摂取して味噌汁ファスティングは終了です。
いきなり普段の食事に戻すと胃がびっくりするので、お粥やすまし汁などの消化の良いものから徐々にカロリーを高くしていきます。できるだけ、ファスティング翌日の食事量は抑え目にした方が、ファスティングの効果を引き出せるでしょう。
ファスティング中、どうしても空腹に耐えかねるようであれば無理はしないことが肝心です。めまいがするようなら、飴をなめるなどして糖分を補給しましょう。
無理をしない方法で根気強く行えば、味噌汁ファスティングでダイエットと美容を実感できることでしょう。