2008年9月30日 (火)

ウィンドブレーカーの全体の汚れ

衣替えのシーズンです。

キャンペーンを実施する同業の方も多いです。

繁忙期に集めるだけ集めようと、料金をお安くするクリーニング業界。

お正月やゴールデンウィーク、お盆等・・・

長期間休める時期が繁忙期の業界では、その時期だけ料金を割高にしてるのを羨ましく思います。

私もお正月やゴールデンウィークやお盆しか、続けては休んだ事がありません。

旅行に出かけるにはその時期以外は無理だとすると、ホテルへの宿泊料金も一年で最も割高な時期になってしまいます。

他に休めないから仕方ない

嫌なら、行くな!って事ですね。

衣類の保管をしてる同業の方は、衣替えの時期にまとめて入れ替え!ってお客様の対応で忙しいとの話をお伺いしました。

同業の方から「忙しい」って言葉を聞くのは珍しいと言わざるを得ない悲しい状況になってしまった感のあるクリーニング業界。

クリーニングに出して下さい!と頑張って営業するクリーニング屋に対し・・・

出来るだけ、クリーニングに出さないで済む様に頑張る方がとても多いですね。

具体的に頑張る内容は、今まで洗った事のない服をはじめて自分で洗う!とか

家庭洗濯出来ない洋服は買わないし着ないとか・・・

家で洗えないモノは、いくら汚れても洗わないでトコトン着たら廃棄しちゃうとか。

綺麗にします!と頑張って営業するクリーニング屋に対し・・・

家庭で綺麗に出来る方法はないの?自分で綺麗にする事に頑張る方も多いですね。

家庭で出来る○○とか
プロのウラ技とか・・・

TVで頻繁にご紹介するのは要望が多いからでしょう。

クリーニング需要の落ち込み。
今後はもっと悪くなるのかも・・・

業界に悲観主義が浸透してる時にこそ、チャンスかもしれません。

本当に、お客さまに「必要」と思ってもらえるクリーニング屋はなくならないと思うのです。

家庭で出来る!

実は今になって突然出来る様になったわけではありません。

昔から出来る事は沢山あったんです。

でも、興味を持つ人が少なかった。

だから、メディアもフューチャーしなかっただけです。

収入は増えないのに、支出が増える。
つまり、家計が苦しいとなった時に・・・急に染み抜きに興味を持ち出したのかもしれません。

ただでさえ、数字が落ちてるのに何でもかんでも自分(家庭)でやる様になってしまってはますます、暇になってしまう!

だから、絶対に一般の人には教えたくない!

同業の人がTVで教えてるのを見ると、どうしてこんな自分で自分の首をしめる様な事をするのかがわからない!

なんて事を言う同業の方も結構大勢居ますね。

道を尋ねられて、行き先を知ってて教えない人はいないそうです。

困ってる人を助けてあげる事が嬉しくない人もいないからだそうです。

職業がプロの洗濯屋さんは、誰もが家庭で出来るとっておきのテクニックを知ってると思ったらそれはマチガイです。

TVで福永さんや中村さんや、稲積さんを見て、「へぇ~」って一般の奥様と同じように関心してる人も確実にいます。

知らなかったことも結構あったり、「なるほど!」って感心したりしたかもしれません。

そんな方は、結果的に自分の首を絞める事になるから「教えたくない」のではなく教える事がないんです。

それに、教える事がある人がメディアで大勢の方に教えたとしても受注は減るかなぁ?

だって、「家庭で洗おう」とか「家庭でシミヌキをしよう」と思って情報を集めてる人は、家庭で洗えない物も何とか自分で!と思ってる人だからです。

この流れを、クリーニング屋が止める事は不可能だとの認識はどうでしょう。

私は家庭洗濯応援ブログなんて、一部の同業の人が呆れる様な事に手間をかけています。

このブログのおかげで、当店の売上が下がったかと言えば・・・

そんな事はございません。

シミヌキ見学会では、家庭でウールのセーターを洗う方法を実演してみせたりしました。

そのおかげで、当店のセーターの受注が落ちたかと言えば・・・

そんな事はございません。

洗濯って毎日やってる事なのに、誰も習ったことがなく殆どが我流です。

聞きたい事があっても、誰に聞いたらいいのかわからない。

洗濯のプロとして、私が家庭洗濯にお役にたてる事があるのなら、喜んで教えますよ。

最近は、インターネットがどんなジャンルにおいても、よきアドバイザーです。

多すぎる情報を必要な情報だけに選別するコツさえ掴めば、こんなに便利な物はありませんね。

クリーニングには出来るだけ出したくない!と思ってる人が多い現状で、私がやるクリーニングは一貫して同じです。

基本的な事にこだわってるだけです。

それは綺麗にしてお渡し!

とてもシンプルですが、とても大変です。

シミヌキだって、染色補正だって、場合によってはお直しも必要です。

それと・・・

家計の節約のためにクリーニングに出すのを控えようと思う人だけだと思ってはいません。

クリーニングに良いイメージを一切持ってない人が世の中には物凄く多いって思っています。

はじめて依頼するクリーニング店にまず「保障」について確認したい!なんてお客様。

以前はいなかった様に思います。

保障って・・・品質のことではありませんよ。

紛失とか、雑に扱った事が原因で発生するダメージ等です。

クリーニング屋を選ぶ判断基準に「保障」なんて項目があるとしたら・・・

それはかなり情けないです。

今日の画像には説明は不要です。

このコンディションでお預かりするのは、かなり珍しいです。

でも、私のやる仕事は一貫して同じです。

どんな仕事かは、アフターの画像をみてください。

あまりにも汚れてて、袖に煙草で出来た穴があるのがビフォーの画像では見えないですね。