ニキビができるメカニズム

    ニキビの原因

    ニキビができる原因は毛穴の詰まりです。
    毛穴が古くなった皮膚や皮脂で詰まることでアクネ菌が大量に増殖してぷっくりとした赤いニキビが出来てしまいます。

    よく生理やストレスでホルモンバランスが崩れるからだとか紫外線や肌荒れでニキビができると言われていまよね?

    間違いではないのですが、そういった原因で肌の状態が悪くなり、毛穴が詰まることでアクネ菌が増えてニキビになるんです。

    どっちも同じじゃん!と思うかもしれませんが「なんだかんだ言われているけど結局は毛穴が詰まらないようにすればいいんだよねっ!」と思えばなんだかニキビなんて簡単に治せるような気がしてきませんか?

    アクネ菌は良い奴?

    「あれ?最終的に悪いのはアクネ菌じゃん!毛穴が詰まってもアクネ菌がいなければいいんだからアクネ菌を一掃すればニキビは出来ないんじゃないの?」

    そう思った方、鋭いですね。

    確かにアクネ菌が大量に発生することでニキビが出来てしまいますが、逆に1匹もいない状態だと肌が弱ってしまいます。

    実はアクネ菌は誰の肌にもいる常在菌で、皮脂を脂肪酸とグリセリンに分解することで肌を弱酸性に保ち、保湿までしてくれます。折角ニキビが治っても肌がガサガサ、ボロボロの状態では意味がありませんよね?

    だからアクネ菌を全滅させるのではなく、生かさず殺さず、適度な量を保つ事が大事なんです。

    アクネ菌でニキビができるわけ

    さて、ここで一つ疑問が残ります。

    「アクネ菌が大量に増殖すると何でニキビになるの?」

    ちょっとだけ専門的な話になりますがご勘弁ください。

    アクネ菌は皮脂を遊離脂肪酸という酸に分解します。この酸によって肌は弱酸性に保たれ、細菌やカビの繁殖を防いでいます。しかし、アクネ菌が増えすぎると分解される遊離脂肪酸の量も増えてしまい、弱酸性を超えてどんどん酸性に近づいていきます。あまり酸が強いと肌は炎症を起こし、赤くぷっくりと膨れるニキビになっていくのです。

    酢を手で触れても問題は有りませんが硫酸に触れるとヤバいように強すぎる酸は炎症を起こすというわけです。

    何でもやりすぎは厳禁ですね。

    アクネ菌の性質

    最後にアクネ菌が増えすぎないようにアクネ菌の好きなもの・嫌いなものを押さえておきましょう。

    アクネ菌の好きなもの

    アクネ菌の好物はズバリ皮脂です。だから思春期や肌が脂っぽくなるとアクネ菌が増えやすくなるんですね。

    アクネ菌の嫌いなもの

    嫌いなものは空気です。新鮮な空気に触れると活動が弱まり、死んでしまいます。なので、普段は毛穴の奥の空気が届きにくい場所でひっそりと暮らしています。因みに、皮脂が出る穴も毛穴の奥にあるので大好きな皮脂が出るすぐ近くに住んでいるんですね。

    アクネ菌はこのような性質をもっていますので何らかの原因で毛穴が塞がれて空気が届かなくなると嫌いな空気がない快適な環境でのびのびと増殖してしまいます。

    ニキビの症状(画像はクリックで大きくなります)

    ニキビの症状は白ニキビ→黒ニキビ→赤ニキビ→黄ニキビの順で進行していきます。

    厄介なのはニキビが治ってもその痕が残ってしまう事ですが、これは赤ニキビで起こる炎症によってできます。このニキビ痕は長い間赤ニキビを放置していたり、同じ場所に何度も繰り返し出来てしまったりするとできやすくなります。

    ニキビ治療は跡を残さないためにも出来るだけ早い段階から予防や治療を開始してください。

    白ニキビ

    白ニキビは毛穴に皮脂が詰まっている状態で、見た目としてはちょっとぶつぶつが出来てきたかな?という程度です。
    良く黄ニキビと間違える人もいますが、白ニキビは毛穴が盛り上がっているだけで、見た目は白くなっていません。白ニキビなのに白くないのは紛らわしいですがしっかりと確認しましょう。

    意外とこの段階ではニキビだと認識する人は少ないのですが、立派なニキビの初期症状なのでしっかりと対策しましょう。この状態であれば1~2日程度で治ることが多いです。

    黒ニキビ

    黒ニキビは白ニキビで詰まった皮脂が毛穴に収まりきらず、毛穴を押し広げて表面に出た後、酸化したものです。

    まだニキビの初期症状ですが、黒くぷつぷつと目立ってしまうので見つけ次第除去したいところです。

    赤ニキビ

    赤ニキビはアクネ菌が増殖して炎症を起こしている状態です。

    この状態になると跡が残る可能性が出てきます。多くの人はこの状態になるとようやく「ニキビができた」と気付き始めます。1つや2つポツポツと出来る程度であれば自宅で適切なケアを行う事で大抵は良くなるのですが近い場所に2つ3つと出来るとニキビ同士が繋がって大きくなっていきます(集簇性ざ瘡)。

    炎症を抑える薬を塗ると早く収まりますが、何度も繰り返すようであれば肌質改善などの根本解決を目指す必要があります。

    黄ニキビ(膿疱性ざ瘡)

    黄ニキビは赤ニキビが進行して膿が出てきた状態です。よく白ニキビと勘違いする人がいますがニキビの周りが赤くなっているのが特徴で、こちらもニキビ痕が残りやすいので早急に手を打ちましょう!

    集簇性ざ瘡(赤ニキビや黄ニキビが合体したもの)

    赤ニキビや黄ニキビが慢性化して近い場所に何個もできるようになるとニキビ同士が繋がって大きくなります。

    この状態になると跡が残る可能性が非常に高く、早急な対応が必要です。一度専門の皮膚科で診断された方がいいでしょう。

    電撃性ざ瘡

    集簇性ざ瘡が突発的に出来る現象です。

    なぜ突発的に起きるか詳しい原因は不明ですが急激に発熱を伴って出来る事があります。急いで皮膚科へGO!

     

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