今回は正月太り解消を目的に、
カロリーなしダイエットを紹介。
1週間でお腹周りをスッキリさせます。

解説してくれるのは、
肥満外来専門のよみせ通り診療所所長
佐藤桂子先生です。


【8時間ダイエット】

冬は気温が低いために代謝が上がりやすく、
脂肪を落としやすい季節です。

さらに、お正月についたばかりの、
『つきたて脂肪』は、
柔らかく水分が多いために代謝しやすいという特徴があります。
   ↓
『ちりつも脂肪』
長期間ほっておいた脂肪は、
繊維などと絡み合い、
落としづらい脂肪へと変化します。
   ↓
お正月についた脂肪は、
今この時期に落とすのが重要なポイントです。


そして、
今回実践するのは、
『8時間ダイエット』
です。

これは、最初の食事をした時間から8時間後までに、
3食をすませて、それ以後はいっさい食べないというダイエット法です。

ただし、この8時間の間はカロリー制限なしで、
何を食べてもOKです。


また、水分は多めにとって2リットルは飲むようにしてください
さらに、食べない16時間は、
カロリーや糖分のない水やお茶などをこまめに摂るように心がけてください


■3人のモニター

今回は3人のモニターに参加してもらい、
8時間ダイエットを実践してもらいました。

◆わがやの杉山裕之(38歳)

◆日下部文子さん(39歳)

◆平山栄子さん(63歳)

3人は8時間以内に好きなものを食べ放題しました。
わがや杉山は脂っこいものなどをじゃんじゃん食べます。
日下部さんは食事の後に、チョコやビスケットを完食!
平山さんは甘党らしく食後にあんこや洋菓子をパクパク!

杉山のドカ食いに対して、
『野菜や海草、キノコなどの食物繊維の多い物を食べるように』
というアドバイスがありました。


■結果(1週間後)

◆わがやの杉山裕之(38歳)
腹囲: 103cm →  98cm    マイナス5cm
体重: 82.5kg → 80.7kg  マイナス1.8kg
内臓脂肪: 181cm2 → 158.6cm2 マイナス約12%


◆日下部文子さん(39歳)
腹囲: 77cm → 72cm    マイナス5cm
体重: 60kg → 58.7kg  マイナス1.3kg
内臓脂肪: 136.7cm2 → 110.7cm2 マイナス約19%


◆平山栄子さん(63歳)
腹囲: 98cm → 96cm    マイナス2cm
体重: 59.5kg → 57.6kg  マイナス1.9kg
内臓脂肪: 102.6cm2 →81.9cm2 マイナス約20%




【8時間ダイエットのメカニズム】

■8時間ダイエットの秘密
胃腸が消化をしない時間が16時間あると、
その間に、私たちの体は、
手持ちのたんぱく質を代謝酵素に使うことができるようになります。

体内ではタンパク質から消化をつかさどる酵素(消化酵素)と
代謝をつかさどる酵素(代謝酵素)が作られています。

ただし、その働きはどちらか一方に偏りがちになります。
そのため、食べて消化酵素が働いている際には、
代謝酵素の働きが鈍くなってしまいます。

一方、胃腸がからの状態だと、
タンパク質が代謝酵素に使われて脂肪を燃焼してくれます。


要するに、8時間ダイエットとは、
“空腹で代謝酵素を操って、
やせるというダイエット法です”

ずっと続けると、
やせ続けてその人のベストな状態をキープすることができます。


■その他の効果
モニター3人とも血圧が下がり、
杉山に関しては肝機能(GOT、GPT、γ―GTP)の値も下がりました。




【8時間ダイエット効果をさらにアップさせる法】

■睡眠時間は7時間
カギはレプチンというホルモンです。
7時間しっかり睡眠をとると、
食欲を押さえるホルモンであるレプチンが多く分泌されるようになります
しかし、睡眠不足だとレプチンの分泌量が減少して、
食欲が増加し、過食の原因となります。
質の良い睡眠は、
1晩で300kカロリー分の脂肪を分解する成長ホルモンを分泌します。



■しっかり咀嚼(そしゃく)
しっかりそしゃくすることで、
満腹中枢を刺激して食べる量が抑えられるばかりか、
ゆっくりそしゃくして食べることで、
食後のエネルギー消費量が増加させるとされています。
一口に関して30回噛んで食べることがお薦めです



■胃腸ぐったり解消法
ダイエット効果を維持しながら、胃腸の調子を整えるために、
ごはんをブロッコリーに変えて食べることをお薦めします。
ブロッコリーには、胃粘膜を修復するビタミンUという成分が含まれています。
野菜の中でも含有量はトップクラスです。


■顔のむくみ解消法・塩出しダイエット
2日間塩を断ち、体内の塩分を外に出すダイエット法です。
体内に塩分が多くなると、
むくみの原因となる水分が体外に排出されにくくなり、
体内にたまるようになります。
細胞と細胞の間に水分を引き出して、
皮膚を圧迫してむくみの原因となります。

生姜やこしょう、レモンのような風味の強い食材で味付けをして、
塩分を含んだ調味料を使わない工夫をしてみてください。

また、バナナやアボカド、納豆など、
塩分を体外に排出するカリウムを
多く含む食材を積極的に摂るようにしましょう。
このとき飲む水分は、1日あたり1.5~2リットルで、
期間は2~3日のみにしておきましょう。



■足のむくみ解消法
レギンスをはいてお風呂に入るだけです。
レギンスをはいてお風呂に入ると、
お湯の水圧にレギンスの圧力が加わって、
むくみ解消を期待することができます。
このときのお湯の温度は41度が適温です。


今回紹介したダイエット法は、
お正月太り解消だけではなく、
普段の生活でも効果的なダイエット法です。
ぜひ、普段から実践してみてください。