4つの毛穴の症状別で選ぶコンシーラーの基本的な選び方
毛穴は、人それぞれでできる原因が違い、主に「オイリー毛穴」、「黒ずみ毛穴」、「乾燥毛穴」、「たるみ毛穴」があるとされています。
それぞれ、黒ずみがあったり、凹凸があったりと、症状や見た目も異なりますから、毛穴に合ったコンシーラーを使わなければ、綺麗に隠すことができません。以下から、それぞれの毛穴に合うコンシーラーを紹介していきます。
オイリー毛穴は、脂性肌や、皮脂の分泌が多い『おでこ』や『小鼻』のTゾーンにできやすい毛穴の開きの症状です。
皮脂の過剰分泌から、主に皮脂(=角栓)が毛穴に詰まり、詰まった白い角栓によって、毛穴が開いてしまうものです。このことから開いた毛穴に蓋をしてしっかりカバーできる、テクスチャーが固めで肌に付きやすい『スティックコンシーラー』が良いです。
また、黒ずみ毛穴も同様で、主に、詰まった皮脂が空気に触れると起こる酸化から、皮脂が黒ずんで、毛穴自体が黒くなっているように見えるので、黒ずみを綺麗に蓋をするようにカバーできる『スティックコンシーラー』を使うと良いでしょう。
コンシーラーの色は、オイリー毛穴は、肌と同化しやすい『自分の肌に近い色』、黒ずみ毛穴は、肌の色に馴染みながらも、黒ずみと同化しやすい『暗めのトーン』が良いです。
乾燥が原因の「乾燥毛穴」や、たるみによる「たるみ毛穴」は、毛穴に何かが詰まったり、黒ずみになっているわけではなく、毛穴が開いて凹凸になっているため、テクスチャーが柔らかめでトロッとした『リキッドコンシーラー』が、毛穴の開きに入り込みやすく、凹凸がフラットになり、綺麗に毛穴を隠すことができます。
多少の厚塗り感はありますが、リキッドよりもさらにカバー力を求めたい場合は、『クリームコンシーラー』を使います。クリームタイプのほうがリキッドより、柔らかめのテクスチャーで、毛穴の凹凸からコンシーラーが流れにくく、肌にピタッと密着して、しっかりカバーされます。
コンシーラーの色は、『自分の肌に近い色』が良いです。理由は、凹凸部分と肌の色を合わせるためです。
毛穴を隠すコンシーラーはこれがおすすめ!
「オイリー毛穴」や「黒ずみ毛穴」には、スティックコンシーラーが最適で、「乾燥毛穴」や「たるみ毛穴」には、リキッドコンシーラーかクリームコンシーラーが良いです。
1.「オイリー毛穴」「黒ずみ毛穴(暗めのトーン)」タイプ
スティックコンシーラーは、キャンメイク、ケイト、レブロンなど様々なブランドから発売されていますが、その中でも、「ブライトアップファンデーション(カバーマーク)」がおすすめです。
光を反射して隠したい部分をボカす特殊パウダーの配合で、少量でも毛穴が目立ちません。また、肌の水分を保持する保湿成分(ラスティングデュウ)によって、乾燥せずに潤いが持続したり、肌にピタッと密着するライトフィットオイルによって、笑うなど表情を変えても、コンシーラーが一緒に動いてヨレや崩れに繋がりません。
口コミサイトの毛穴に対する口コミ評判も「毛穴がしっかりカバーされる」「厚塗り感がない」「崩れにくい」と高評価です。
4色展開で、自分の肌に近い色を選べますし、黒ずみ毛穴の場合は、毛穴の黒ずみと同化するような暗めのトーンを選ぶことも可能となります。
値段は高めですが、毛穴への部分使いとなるため、コスパは良好と言えるでしょう。
2.「乾燥毛穴」「たるみ毛穴」タイプ
カバー力より自然な仕上がりを求める方や乾燥毛穴は、リキッドの「ラディアント タッチ(イヴサンローラン)」がおすすめで、多少厚塗りになってもカバー力を得たい方やたるみ毛穴は、クリームの「ラディアントクリーミーコンシーラー(NARS)」が最適です。
リキッドタイプのラディアントタッチは、光の反射を得意とするパールのボカし効果で、毛穴を目立たせません。
リキッドは、肌に付く色素よりも水分量が多いため、薄付きであることから、厚塗りにならずに自然に毛穴を隠せます。
同時に、水分量の多さから、肌の潤いも続くため、乾燥による『乾燥毛穴』に向いているコンシーラーでもあります。
クリームタイプのラディアントクリーミーコンシーラーは、リキッドよりも肌に付く色素が多く、密着性も高いためカバー力があります。
光を散乱するミネラルトーンバランシングパウダーによって、光があちこちに飛んで、毛穴を目立たなくする作用もあるので、さらにカバー力が期待できます。
『たるみ毛穴』は、毛穴の形がまだらで大きいものもありますので、上記のように、凹凸に色素が密着して、光でボカすようなクリームタイプがおすすめです。
コンシーラーで毛穴を隠すメイクの方法とコツ
毛穴を隠す上で知っておきたいのが『毛穴落ち』です。
毛穴落ちとは、ベースメイクが毛穴に落ちることで、余計に毛穴が強調されて目立ってしまう症状のことです。特に、落ちたベースメイクが毛穴に入りこみやすい、凹凸のある乾燥毛穴やたるみ毛穴は、毛穴落ちが起こりやすくなります。
時間の経過とともに毛穴落ちは起きやすくなりますから、夕方頃に鏡をみて、「毛穴が目立っている・・・」などの恥ずかしい思いをしないためにも、毛穴を隠す&毛穴落ちをしないメイク術も併せて覚えておきましょう。
化粧水や乳液や下地をしっかりと浸透させる
毛穴落ちを防ぐためにも、コンシーラーを含むベースメイクの前に、『化粧水等を肌にしっかりと浸透させる』ことが大切です。
肌に馴染ませずに、肌表面に化粧水などがただ乗っている場合は、ファデーションやコンシーラーに含まれる油分と化粧水等の油分が混ざり合い、オイルクレンジングの油で油を落とすようにベースメイクが肌から落ちてしまい、毛穴落ちの原因になると言われています。
その為、化粧水等を肌に浸透させて、ベースメイクをはじめるようにしましょう。
コンシーラーを含むベースメイク
コンシーラーを塗る前に、『コンシーラーを塗る順番』を覚えておいてください。使用しているファンデーションによっても異なり、パウダータイプは、コンシーラー⇒ファンデーションの順で、リキッドやクリームなど液状のものは、ファンデーションの後に塗りますと、コンシーラーが肌と馴染みやすくなります。
コンシーラーを塗る手順は、まず肌に塗る量を調節できるように、手の甲にコンシーラーを出して、指先にとり、気になる毛穴に厚塗りにならないように少量のせます。そこから、肌とコンシーラーを同化させるように、指先またはスポンジでポンポンと馴染ませます。
ファンデーションの塗り方も、コンシーラー同様に、手の甲に出して、厚塗りを防ぐためにも少量を肌に乗せて、ポンポンと肌に優しく叩きこむように馴染ませます。
ベースメイクをする上での注意点としては、以下の三つがあげられます。
一つ目は自然に仕上げる・毛穴落ちを防ぐために『厚塗りしない』ことです。厚塗りしてしまうと、自然な仕上がりにならないだけではなく、顔の皮脂とベースメイクの油分が混ざりやすくなることで、ベースメイクの落ちから、毛穴落ちに繋がってしまいます。
二つ目も、自然な仕上がり・毛穴落ち防止のために『塗りっぱなしにせずに、肌に馴染ませること』があげられます。肌に馴染ませずに乗っているだけですと、厚塗り感が出やすいですし、ベースメイクも落ちやすいため、毛穴落ちにつながりやすくなります。
最後は、毛穴を隠すためにも『肌に馴染ませすぎないこと』です。肌に馴染ませようと、何度もポンポンと肌に叩き込んでしまうと、肌ではなく指先やスポンジにコンシーラーが浸透する色戻りが起きて、肌からベースメイクが落ちて毛穴が隠れなくなってしまいます。
以上の注意点に気をつけながら、ベースメイクを仕上げますと、毛穴がカバーされながらも、自然な仕上がりで、毛穴落ちも防ぐことができます。
仕上げのフェイスパウダーもおすすめ
毛穴落ち予防や毛穴をカバーするためにも、『皮脂や汗を吸収するフェイスパウダー(ラメやパール入り)』での仕上げがおすすめです。
多少の厚塗り感は出てしまいますが、皮脂や汗を吸収するシリカや酢酸セルロース末などの成分が配合されている『フェイスパウダー』を塗りますと、メイク落ちの原因である皮脂や汗を防止して、毛穴落ちも防げます。
この際、『ラメやパール入り』のパウダーですと、ラメやパールにある光を反射させる作用によって、毛穴が目立ちにくくなるとも言われていますので、ラメやパール入りのフェイスパウダーでメイクを仕上げましょう。
コンシーラーで毛穴の開きや黒ずみは酷くならないのか
コンシーラーを使って毛穴を隠して、毛穴の状態が悪化することはないのでしょうか。
結論から言いますと、コンシーラー等のベースメイクを落とさずに肌に残った場合は、毛穴の悪化に繋がります。ベースメイクが毛穴を塞ぐことで、毛穴にある皮脂腺から出る皮脂が蓄積されて、その蓄積によって毛穴開きに繋がることが原因となります。
その為、毛穴を悪化させないために『しっかりとメイクを落とす』ようにすることが大切となるでしょう。
毛穴が目立つ原因と対策法
毛穴をコンシーラーで隠す方法などを紹介してきましたが、いつまでも隠し続けるのは、そのまま治らないことでもありますから、改善していくことも大切です。
下記のような原因にたいする対処法は、新しい毛穴を防止するだけではなく、原因を取り除くことで、自然治癒と呼ばれる肌再生のターンオーバーを邪魔しないため、今ある毛穴を無くしていくことも可能となります。
1.オイリー毛穴のケア
オイリー毛穴は、皮脂分泌が過剰に起きることで、毛穴に主に皮脂が詰まることから、毛穴の開きが目立つものです。
皮脂分泌が過剰になる原因は、3つあると言われており、まずは、皮脂の元になる「脂っこいものや甘いもの」をよく食べることです。
二つ目は、「ストレス」で、ストレスを感じると、皮脂分泌を盛んにさせる男性ホルモンが女性でも分泌して、男性ホルモンの影響を受けると言われています。
三つ目は、「一日に何度も洗顔する」です。一日に何度も洗顔を行うと、肌の汚れなど不要なものだけではなく、肌に必要な潤いも落としてしまい、必要な潤いを補おうと、皮脂分泌が過剰に起きると言われています。
その為、対策としては、『脂っこいものや甘いものを控えてバランス良く食事を行うこと・ストレスを溜めない・洗顔は朝夜二回程度にとどめておく』ことがあげられます。
2.黒ずみ毛穴のケア
黒ずみ毛穴には、2つあると言われています。
どちらも、皮脂分泌から起こるオイリー毛穴がはじまりであり、一つ目は、毛穴に蓄積された「皮脂が空気と結びつく酸化」で黒くなった黒ずみ毛穴です。
二つ目は、紫外線の刺激によって肌を守るために生成する「メラニン色素」が原因の、毛穴ジミとも呼ばれる黒ずみ毛穴となります。毛穴部分だけ紫外線の影響を受ける原因は、日焼け止めに含まれる油分と毛穴に蓄積された皮脂は、混ざることから溶けやすく、その部分だけ日焼け止めが浮き落ちることがあげられます。
また、紫外線による刺激だけではなく、皮脂を取り除く「角栓ケア」によって黒ずみが起こることもあると言われています。角栓を取り除く際に、毛穴がダメージを受けることで、肌を守るためにメラニン色素が生成されて、黒ずみに繋がるものです。
対策は、皮脂が詰まらないように、『1.オイリー毛穴で紹介した対策』を行い、『紫外線対策』を行うこともあげられます。こまめに日焼け止めクリームを塗り、メイクをしている場合は、メイクの上から紫外線対策ができるスプレータイプのものを使いましょう。
さらに、毛穴にダメージを与えないためにも、皮脂を取りのぞく『角栓ケアのやりすぎに注意』することも大切で、一週間に一度などにとどめておくようにしましょう。
3.乾燥毛穴のケア
乾燥毛穴は、「乾燥肌」が原因と言われています。
肌の乾燥から毛穴に繋がる仕組みは、肌全体にあって毛穴と繋がっている、溝の皮溝(ひこう)と水分によって盛り上がっている皮丘(ひきゅう)によってできたキメが、皮丘の水分低下から、くぼむことによって乱れて、毛穴の大きさが変わり、毛穴が目立ちやすくなるものです。
乾燥肌は、普段の生活から起きやすいと言われており、ジャンクフードばかりなど「食生活の乱れ」で、肌の潤いに関係するタンパク質やビタミン類などの栄養が取れないことが原因だと言われています。
他にも、上記のような栄養を取らないだけではなく、「何度も洗顔を行う」ダブル洗顔という必要以上のスキンケアによって、肌の大切な水分や油分まで失ってしまい、乾燥肌になることもあると言われています。
その為、対策は、肌の潤いに関係するとされる、栄養(魚類や肉類などに含まれるタンパク質、サバやイワシなどに含まれるオメガ3脂肪酸、納豆やチーズに含まれる亜鉛、野菜や果物に多いビタミン類)を摂取できるような『バランスのとれた食事』と、『繰り返しの洗顔やダブル洗顔をやめる』ことや、洗顔後は潤いを補う『保湿ケア』を入念にすることもあげられます。
4.たるみ毛穴のケア
たるみ毛穴は、「肌のたるみ」が原因だと言われています。
たるみから毛穴に繋がる仕組みは、まず25歳程度から始まる、肌内部のコラーゲン産生の低下から、ハリや弾力が失われてたるみが起きます。そして、たるみによって、皮膚が下がると同時に、毛穴も下に引っ張られてしまい、縦長の毛穴が目立つようになるものです。特に、頬のたるみから頬の毛穴が目立つ方が多いと言われています。
対策は、『たるみ解消』があげられ、コラーゲンを補ったり生成させる『化粧品(肌に浸透しやすい低分子コラーゲン・ビタミンC誘導体・レチノールなど)』を使ったり、食事では、コラーゲン生成作用があるとされる「ビタミンC(いちごやレモンなど)」の摂取も良いです。
毛穴を即効で引き締めるケア方法とは
上記のような対策のほかに、毛穴引き締めケアも併用することがおすすめです。
なぜなら、対策によって新しい毛穴を予防したり、今ある毛穴が改善されていきますが、肌の生まれ変わりが1ヶ月以上かかるように、すぐには改善結果がでないからです。
その為、即効で毛穴を引き締めるケア方法を、メイク前などに行って、目立たないようにすると良いでしょう。
方法は、瞬時に毛穴を引き締めるとされる『収れん化粧水』を使うものです。より効果を出すためには、洗顔後に使うのではなく、『化粧水と乳液など保湿ケア後』に使ったり、コットンに含んで、特に気になる毛穴にトントンと優しく『タッピンング』することがすすめられていますから試してみてください。
まとめ
一言で毛穴といっても、4種類ありまして、黒ずんでいたり、凹凸になっていたりと、症状や見た目も異なりますから、その毛穴にあったコンシーラーを使わなければ、隠すことは難しいです。
その為、『自分の毛穴の開きタイプを把握』して、自分にあったコンシーラーで隠すようにしましょう。メイクの方法やコツを実践しますと、隠すだけではなく、その状態をキープさせることも可能となります。
また、毛穴はそれぞれで原因も異なりますから、治していくためには、『毛穴の原因に対する対策』を行っていくことも大切です。
すぐに治るものではありませんが、収れん化粧水を使った即効引き締めケアもありますので、毛穴を隠しながら治していくことはできるでしょう。