2008年09月08日
眠りたいのに眠れない ・・・  というのはとても辛いもの。


この 「 眠り 」 のメカニズムやその働きには、まだまだ不思議が多く、
いまだになぞ解きが続けられています。


ストレスやその他のさまざまな事情から


  ・ なかなか寝付けない人
  ・ いくら寝ても眠気を感じる人
  ・ 寝ても疲れが取れない人


という睡眠に困難のある人は増えるばかり。




そこで登場するのが、「 睡眠薬 」。


でも、この睡眠薬がダイエットには、実はかなり損な影響を与えているのです。


そんな睡眠薬とダイエットの関係についてお伝え致します。





◆ 睡眠とは?


はじめに、簡単に睡眠の働きについて、ちょっと確認してみましょう。

「 睡眠 」 には、今現在わかっているだけで、


  ・ 疲労回復
  ・ ストレスの軽減・解消
  ・ 記憶の整理と記録


などの働きがあげられています。


睡眠というのは、1日の心身の疲れをいやす行為、と考えられていますが、
大筋でこれに間違いはありません。


でも、別の見方をすれば 「 休息 」 ではなく 「 カラダのメンテナンス 」 
という大きな仕事の最中でもあるのです。


そして、これが私たちの美容や健康にダイレクトに影響するのです。





◆ カラダのメンテナンス 


睡眠中に行われる 「 カラダのメンテナンス 」 の主なものに、


  ・ 免疫力
  ・ 代謝機能
  ・ ホルモンバランス


がありますが、こうしたものの機能の維持や回復は、すべて睡眠中に
行われます。


簡単な図解では、


            [ 睡眠中 ] 
    
          ↓          ↓

    [ ホルモン分泌 ]    [ 免疫物質 ]

         ↓           ↓

          [ 心身の機能復活 ]





のようになります。


よく眠れた日の翌朝は、


  ・ すっきりとした爽快感
  ・ 便通の良さ
  ・ お肌のノリ


など、誰でも体験したことがあると思います。


これこそが、この 「 カラダのメンテナンス 」 がとても上手に
できていることの何よりの証拠です。


ところが、この 「 メンテナンス 」 がうまくできなくなるのが、



「 睡眠薬で得る睡眠 」


なのです。


なぜなら、“ 本物の睡眠ではない ” からです。


本物の睡眠ではない、 「 睡眠薬で得る睡眠 」 のどこに問題があり、
なぜ 「 カラダのメンテナンス 」 ができないのでしょうか。




◆ カラダのメンテナンスの主役


この 「 カラダのメンテナンス 」 のリーダーが一体だれなのかを
考えてみましょう。


だれが、

「 免疫機能を回復せよ! 」
「 便通を整えよ! 」
「 お肌をつややかにしなさい! 」

と指示をしているのだと思いますか?




眠っている最中の出来事ですので、
少なくても私たちの意思では行えません。


実は、この全てを指示するリーダーが、私たちの中にある 「 自律神経 」
というもの。


睡眠とは、この自律神経の中の 「 副交感神経 」 が優位に立った状態、
つまり、リラックス~ の状態をいいます。


でも、もう一方の 「 交感神経 」 が完全に活動停止をしているわけでは
ありません。


「 交感神経 」 → 心拍を上げる、血管を収縮する
「 副交感神経 」 → 心拍を制御し、血管を拡張する


例えば、「 交感神経 」 と 「 副交感神経 」 は、こんな風に、いつでもお互いに
微妙に相互に作用し合って、バランスを取り合いながら機能しています。


だから、睡眠中でも自律神経は1秒の休憩もなく
( あったら大変。 心臓が止まってしまいます!)



せっせと働いて、「 カラダのメンテナンス 」 のリーダーでいてくれるのです。





◆ 睡眠薬がリーダーの座を引き下ろす?!


では、睡眠に困難があるために、睡眠薬を利用した場合、
カラダの中でどんなことが起こっているのでしょうか。


まず、

“ 睡眠薬での眠り ” と “ 普通の眠り ” とでは質が違う

ということを知ってください。


睡眠薬のほとんどは、交感神経に働きかけてその神経を鎮めることに作用します。

そのために、興奮状態が軽減されてスムースな睡眠に導かれる ・・・・

ということなのです。




でも、ここに 「 普通の眠り 」 との質の差の原因があるのです。


お薬でムリに抑えられた自律神経は、

“ 本来の仕事をする力が発揮できない状態 ”

になってしまうからです。


つまり、「 カラダのメンテナンス 」 のために全力を出し切れない状態、
ということなのです。


その結果、睡眠時間は充分でありながらも、


  ・ 便秘のまま
  ・ お肌にハリが戻らない
  ・ 爪・髪に元気が無い
  ・ なんとなくスッキリしない


という現象を体験することになるのです。


そしてこれはそのまま、やせたい!と思っている人にとっても、
美容を気にする人にとっても、ダメージになってしまいます。


ダイエットのためには、「 代謝を上げる 」 がこれほど言われている中、

便秘、肌荒れ、爪・髪に元気が無い ・・・


という症状は、そのまったく逆を意味します。


言い換えれば、

睡眠薬で得た眠りは、私たちの代謝や免疫機能には、何ら良い影響を与えない

ということです。


これが、「 普通の眠り 」 との差であり、「 睡眠薬での眠り 」 が本当の眠りではない、
と言われる理由なのです。





ダイエットのためには、
代謝をアップするには、
便秘を改善するには、
お肌にハリをもたせるには、


「 自然な睡眠 」 が絶対に必要なのです。


~ ~ ~ ~ ~ ~ ~ ~


睡眠薬を否定しているわけではありません。

どうしても睡眠に障害がある場合には、必要な場合もあります。


・ 眠ることができた、という心理的安心感
・ 身体的疲れの回復


という点では、有効な手段のひとつだからです。


但し、使用の際には、お医者様の指示に従って有効に利用しなければ
なりません。








最終更新日  2008年09月08日 06時57分01秒
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