バセドウ病は女性の抜け毛の原因になる?
女性の抜け毛はバセドウ病のシグナルでもあります
抜け毛はバセドウ病の典型的な症状のひとつです。
バセドウ病患者のおよそ50%が抜け毛に悩んでいるというデータもあります。
このタイプの抜け毛を改善するには、バセドウ病を治療する必要があります。
逆に、抜け毛によってバセドウ病を発症していたことに気づく人も少なくありません。
甲状腺の過剰分泌が抜け毛の原因です
バセドウ病が抜け毛を引き起こす原因を知るために、どのような病気なのかをまず理解しましょう。
女性に多い病気
バセドウ病とは甲状腺ホルモンが過剰に作られる病気です。
抜け毛のほかに皮膚のかゆみ、動悸、しびれ、発汗、微熱、月経異常などを引き起こします。
女性は男性の4倍発症しやすいため、バセドウ病由来の抜け毛に悩む女性は少なくありません。
20代から30代に多いのも特徴のひとつです。
毛周期に異常を起こす
バセドウ病によって甲状腺ホルモンの分泌が過剰になると、新陳代謝に異常をきたします。
毛周期にも影響を及ぼし、本来のサイクルよりも早く髪が抜けてしまいます。
毛髪が十分に育ちきる前にどんどん抜けてしまうのです。
周期性の症状もある
バセドウ病による抜け毛は、ひどくなる時期とおさまる時期が交互に繰り返されることもあります。
また、これまで抜け毛はまったくなかったにも関わらず、大量の毛が抜けることもあり、驚く人も少なくありません。
逆にいえば、このような抜け方をするときにはバセドウ病のシグナルの可能性があるということなのです。
バセドウ病の治療方法には3種類あります
バセドウ病による抜け毛を改善したいならば、バセドウ病を治療しなければいけません。
バセドウ病の治療法は、大別して3つの方法があります。
放射線によって異常細胞を破壊する方法です。
放射線治療と言っても大掛かりなものではなく、放射線ヨードのカプセルを1度摂取すればよいという簡単なものです。
しかし、カプセルを摂取した患者からは放射線が出ているので、一定期間隔離するようにしなければいけません。
難治性のバセドウ病は手術で甲状腺を摘出するという方法が用いられることもあります。
手術をすれば90%以上の人が術後1年ほどで甲状腺の正常な機能を取り戻しています。
手術そのものは難しいものではありませんが、二週間程度の入院をしなければいけません。
放射線治療、手術はいずれもバセドウ病とは逆に甲状腺ホルモンが減りすぎてしまう甲状腺機能低下症を引き起こすデメリットがあります。
そういったリスクがないのが薬物療法です。
放射線治療、手術に比較して圧倒的に簡単ですし、毎日飲み続けるだけで完治してしまうこともあります。
しかし、3%から8%とごくわずかですがアレルギー反応が出ますし、再発の可能性もあり、副作用もあるので注意しなければいけません。
それぞれのメリット・デメリットをよく理解し、自分に合った方法を選ぶことがバセドウ病治療には求められます。
投薬治療によって抜け毛が増加することがあります
投薬治療はバセドウ病の治療の中でも手軽さが人気です。
しかし、じつは副作用として抜け毛がひどくなることもあるので注意しましょう。
薬の副作用
バセドウ病の治療薬にはメルカゾールとプロパジールが使用されますが、その副作用として抜け毛が増えることもあります。
いずれも甲状腺ホルモンを抑える働きがある薬ですが、ホルモンバランスを著しく低下させることがあるのが原因です。
必ず医師に相談を
甲状腺ホルモンが抑制されても、ホルモンバランスがおかしいままではバセドウ病そのものもよくなりません。
投薬治療の中で抜け毛がひどくなるようならば、医師と相談の上で投薬量をコントロールするなど、できるだけ早く対策を講じるようにしましょう。
そうすることで抜け毛はもちろん、バセドウ病の治療にも役に立つのです。
(まとめ)バセドウ病は女性の抜け毛の原因になる?
バセドウ病患者のおよそ半数が抜け毛に悩んでいるといわれています。
抜け毛はバセドウ病のサインでもあるのです。
このタイプの抜け毛を改善するには、バセドウ病の治療が必要です。
女性に多いバセドウ病は、甲状腺ホルモンが過剰分泌される病気です。
ホルモン異常によって新陳代謝が狂い、毛周期が乱れることによって抜け毛が増えてしまうのです。
バセドウ病による抜け毛を改善するにはバセドウ病の治療をしなければいけません。
バセドウ病の治療には放射線治療、手術、投薬治療があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。
投薬治療は、バセドウ病の治療の中でも手軽さで人気です。
しかし、抜け毛がひどくなるという副作用が出ることもあるので注意しましょう。
副作用を感じたらできるだけ早く医師に相談するようにしましょう。
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