吸収性の繊維を用いたリフトアップ治療である美肌アモーレリフトが
1 肌質改善効果
2 リフトアップ効果
があるためとても人気です。
ダウンタイムも短いため適応を選べば非常に満足度の高い治療です。
今月も新潟院では既に13人に美肌アモーレリフトを施術しております。
先月の36人と比べると今月はだいぶ減ると思うけどねー。
ご好評頂き嬉しい限りです。
ありがとうございます。
また、糸や繊維のリフトアップ治療は果たして肌質改善効果がどの程度あるのか?
なぜ肌にハリが出るのか。
そのあたりは気になりますよね?
そこで、今回紹介させて頂きたい文献は
Use of barbed threads in facial rejuvenation.
です。
この文献は、要するに
スレッドリフト(糸はトゲのあるタイプ)による顔の若返りに関してまとめたもの
です。
スレッドリフトは糸によるリフトアップ治療でありリスクも少なく効果が高いため世界中で広く行われている人気な施術です。
ただ、日本語ベースですと教科書的なものがほとんどなく、英語論文も意外に少なめな分野なのでこういった文献は貴重な資料と言えます。
では、肌質改善効果に関しての内容をピックアップしながら詳しくみていきましょう。
肌質改善効果について
肌質改善効果については、以下のような記載がありました。
Barbs on the thread grab hold of skin tissue. This creates tension in the thread, and the tension lifts the skin tissue. Collagen formation occurs around the threads and their cogs or barbs, producing an increasing effect.
「肌組織の中で糸のトゲがひっかかっている。
このことにより糸にテンションがかかり、テンションによって肌を持ち上げていて
コラーゲン形成が糸やトゲのまわりで起き、増大する効果を生む。」
つまり、分かりやすく説明させて頂くと
糸が挿入されている。
→肌の中で刺激になる。
→コラーゲン産生が活発になる。
→肌の弾力やハリがアップして肌質改善!
ということです。
また、これを専門的に言えば
(ブログ読者に医師の方もいますので今回少し専門的な話もしますね。)
メカノバイオロジー(Mechanobiology)の影響ということができます。
一般的に、物理的刺激があることによって、ヒトの臓器・組織や細胞が今の形態・機能を維持します。
この現象を細胞レベルで見てみると、細胞自体も物理的な力を受けて形態学的に変化したり、細胞内外での物質の移動が起きます。
スレッドリフトが挿入されている場合は糸・トゲの刺激、糸のテンションの刺激、それらの物理的な刺激によって線維芽細胞が活性化されコラーゲン産生が促進されるということでしょう。
ちなみに、このようなメカノバイオロジーを応用したものは美容医療以外で言えば
陰圧閉鎖療法や体外衝撃波治療が典型例として挙げられると思います。
創部の細胞や細胞環境が刺激され、メカノシグナル伝達経路を介し、創傷治癒が促進するというわけです。
(これらの治療の説明は割愛しますね。)
スレッドリフトによる皮膚変化の組織画像(HE染色)
皮膚の組織画像が紹介されていました。
要するに、スレッドリフト後の皮膚の内部構造の変化に関して詳しく顕微鏡的に見たものというわけです。
組織画像の解説は以下のように記載されていました。
Histological slide showing collagen deposit around the thread and its knots
「組織学のスライドが糸や糸のこぶの周囲にコラーゲンが産生されていることを示している。」
これだけかよっていう笑
詳しい皮膚の組織画像の解説の記載はありませんでした。
皮膚病理は奥が深い分野だと思います。
そのため、詳しい解説を私の方では正直できませんが補足説明を簡単にさせて頂きます。
まず、コラーゲン繊維というものはHE染色でeosinに反応してピンク色に染まります。
そして、コラーゲン繊維は肌の真皮のだいたい70%ほどを占めると言われています。
そのため、これほど肌の真皮組織がピンク色に染まっているということはコラーゲン産生が豊富にされているということでしょう。
これだけコラーゲンが産生されれば肌のハリや弾力の効果を実感できそうですね。
以上より、
今回の文献よりスレッドリフトの肌質改善効果は理論的に、そして組織学的に証明されているということが言えます。
もちろん、肌質改善の程度の評価は難しいでしょうが
別の文献で2年間の追跡調査でスレッドリフトの肌質改善効果の満足度は非常に高かった、総合的な満足度は87%という結果も出ています。
また、当然ですが糸や繊維を用いたリフトアップ治療(美肌アモーレリフト等)は施術する医師の技術に結果が大きく左右されます。
しかし、ホームページなどから医師の技術を評価するのは美容外科医の立場であっても正直困難です。
そのため、最低でも100症例以上の糸や繊維を用いたリフトアップ治療(美肌アモーレリフト等)の経験がある医師を選びましょう。
腫れや痛みが少なくてしっかりとした結果を出すには100例くらい経験しないと難しいと思います。
このブログ記事が少しでも参考になれば幸いです。
また、美肌アモーレリフトの腫れ・効果に関して詳しくはこちらが参考になるかと思います。
糸のリフトアップ治療の満足度に関する文献の紹介はこちら。
今回のブログ記事の参考文献はこちら
・Rakesh Kalra et al:Use of barbed threads in facial rejuvenation.
品川スキンクリニック 新潟院院長 武内大
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・二重埋没法 年間350症例以上
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・投稿症例数 全国8位(品川グループ全ドクター内ランキング)
・入職6年目以下ドクター内 投稿症例数 全国1位
・「美容医療の口コミ広場」 総合満足度 全国ランキングNo1(2016/12/14時点)
(品川スキンクリニック・品川美容外科グループ内。)
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