今回のインタビューは、話題の「ロングブレス」ダイエットを考案した美木良介さん。「ロングブレス」によって引き締まった身体は、とても55歳には見えません。そんな美木さんに、健康の秘訣を伺いました。 「ロングブレス」は、もともと腰痛改善のために考案した呼吸法です。おへその下にある「丹田」という部分に力を入れて強く長い呼吸を繰り返すことで、インナーマッスルを鍛えます。効率よく筋肉量を増やし、リバウンドしにくい身体を作る運動です。 22年間ずっと腰痛に悩んでいて、全国の病院などを回りましたが、どこに行っても治りませんでした。おととしの春先、とうとう10分も立っていられなくなり、仕事もままならない状態になり…。そんな時、理学士の先生から呼吸法での腰痛のリハビリがあることを教えてもらったんです。その時教えていただいたのは高齢者向けの軽い呼吸法で、私の腰痛には効きませんでした。でも動けませんので、呼吸法というものに引っかかり、そこに何かヒントがあるのでは…と思ったのが始まりです。 武道などの本を調べていると、おへその下にある「臍下丹田」という力の湧くところを知りました。それで、呼吸法でそこを鍛えてみたらどうだろうと思ったんです。やってみると、お腹と背中がギューっと締まっていくような感覚があり、お腹のあたりが熱くなってくる。お腹の周りを1周している横腹筋というインナーマッスルが収縮していました。そこで、インナーマッスルを鍛えて自前の筋肉のコルセットを作れば腰痛が解消するんじゃないかと思い、毎日試行錯誤しながら呼吸法を行いました。 まずはお尻をギュッと締める。お尻を締めると、骨盤底筋という一番下にあるインナーマッスルが締まっていきます。そこで、鼻から思いっきり息を吸うと横隔膜が降りてくる。下から上げる筋肉と、上から降りてくる筋肉でお腹に圧力がかかります。それで今度は息を吐くと、腹横筋が収縮する。それを繰り返し行っていきます。 2週間ほど続けたら、22年間消えることのなかった左足の痺れがなくなりました。その2、3週間後には、腰の痛みも完全に消えました。しかも代謝が良くなり、無駄な贅肉がそぎ落とされて13・5㎏体重が減ったんです。 僕は芸能界で1番きれいな身体になろうと思い、若い頃からウエイトトレーニングをしたり、ジムに通っていました。腰痛がひどくなるまではまあまあいい身体だと思っていましたが、ロングブレスを始めて1カ月半でそれを軽く抜いちゃいましたね(笑)。
あるテレビ番組のディレクターは、血糖値が420もあり糖尿病でした。彼は医者から「インシュリンは一生ですよ」と言われていたんです。でもロングブレスを始めて2カ月で、血糖値が70くらいまで下がりました。インシュリンを打たなくてよくなり、今ではその代わりにお酒を飲んでいます(笑)。 また、高血圧で悩んでいたアナウンサーの方はロングブレスをして2カ月後、血圧が正常値に下がりましたね。ロングブレスは代謝や血液の循環を良くするので、身体が正常な状態に戻っていくのだと思います。
食事には気をつけています。炭水化物とたんぱく質をしっかり摂ること。炭水化物を抜くと良質の筋肉ができないので、基礎代謝が上がりません。たんぱく質は内臓や爪、髪の毛などの健康にも欠かせないものです。バランスの良い食事を摂ることが大切です。 40歳を過ぎてからは、自分の身体は自分で守らないといけない!人からのアドバイスは、合わないことも結構あります。自分で常に体調に気をつけて、しっかりと身体を守ることが大切です。それと、血液の循環や代謝を良くすること。これが健康の一番の秘訣だと思います。 |