鶴町皮膚科クリニック Q & A
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| レーザー脱毛とわきがのレーザー治療 |
| 【Q】 (2) 25歳の女性です。わきがのにおいが強く困っています。特に夏は憂うつです。レーザー治療できると聞きましたが。 (3) 22歳女性です。わきがのにおいもさることながら、汗が多く、衣服が黄ばんでしまいます。良い治療法はありませんか。 【A】 わきがはアポクリン腺という特有な汗腺のにおいによるものです。その程度は個人差がありますが、多く汗をかく人のほうが強くなります。アポクリン腺は、皮脂腺と共に皮膚表面では毛穴に開口します。そこで、汗と脂が混ざり、さらに雑菌が繁殖するために起きる一種の腐敗臭とも言えるのがわきがなのです。 最も手軽な治療法は、消臭剤(デオドラント)や制汗剤の外用ですが、あくまでも対症療法ですので、その場しのぎです。従来からの根本的な治療法としては手術がありますが、問題点としては、費用もさることながら手術時の侵襲、縫い目がケロイドになる、アポクリン腺を全部取りきれなくてにおいが残る場合があり、必ずしも全てを満足し得ないのも現状で、実際に手術を行っている医療機関が限られているのも事実です。 一方、最近、最も注目されている治療がレーザー照射です。レーザー脱毛と同じレーザーを照射することで、いとも簡単に、においを少なくさせます。所要時間は5分ほどで、痛みは輪ゴムをはじく程度でほとんど問題になりません。もちろん手術ではないので傷跡もなく、半永久的に脱毛もできる上、汗の出方も少なくなり、衣服の黄ばみもなくなります。一石四鳥といったところです。 照射は1ヶ月に一度の割合で4~5回行うとより効果的ですが、私の経験では、1回でもかなりにおいが少なくなった方もいますので、脱毛が目的でない人も試されると良いでしょう。ただし、脱毛も同時に行うので、男性には不都合かもしれません。 |
| 若返り・美顔・ニキビ(跡)治療 -レーザー若返り治療 |
| 【Q】 (1) 40代の主婦です。最近めっきり肌の衰えを感じます。ハリが無く、顔全体にくすみとシミが目立つようになり、毛穴も開いています。色々な化粧品を試しましたが効果がありません。 (2) 20代男性です。赤くはれたにきびと、でこぼこしたにきび跡に悩んでいます。 【A】 化粧品でも、美白・美肌用のものは出ていますが、化粧品は本来、治療を目的としない医薬部外品ですので効果は当然弱いものです。一方、医療はあくまでも治療を目的としています。美白・若返りに対する療法は、ここ数年飛躍的に進歩し、著しい効果が出ています。 実際の治療法ですが、 1.抗酸化作用のあるビタミンCや漢方薬の内服 2.高濃度ビタミンCクリーム、最強美白剤のハイドロキノン軟膏、しわにも有効なレチノイン酸軟膏の外用 3.イオン化ビタミンC液の真皮浸透療法 4.濃い円形のシミにはQスイッチレーザーの照射 5.(1)の方のように顔全体のトラブルには「レーザーフェイシャル」を勧めています。 レーザーフェイシャルとは、レーザーを顔全体に照射し、メラニンの除去や、毛穴の収縮を促すとともに、コラーゲンを増殖させ、皮膚全般の改善や若返りを図る療法です。これら 1.~5.の治療法を各個人の症状にあわせ複合的に行います。 にきびやにきび跡の治療は専門医の適切な処置が必要です。化膿し、赤い炎症性のニキビには抗生物質の内服や外用が必要ですが、治まらない場合もあります。この場合は、ニキビ菌を特有に殺菌する光線照射を併用することで高い治療効果が得られます。夏みかんの様に皮膚が陥凹したニキビ跡はコラーゲンが欠損した状態で、以前は治療が不可能でした。しかし、これも「にきび・レーザー」を患部に照射することで、陥凹した皮膚が隆起して表面をかなり平坦化させることが可能です。 |
| ほおのたるみのリストアップ |
| 【Q】 (1) 42歳の女性です。これまで「色白できれいな肌ね」と言われていたのですが、最近、年齢のせいかほおがたるみ、鼻と口角の間のしわが深く目立ってきました。リストアップしてすっきりさせることができますか。 (2) 36歳女性です。顔全体がくすみ、シミもあります。しわも目立ち、毛穴も開いて脂性で化粧ののりも悪いです。全般的に肌質を改善したいのですが。 【A】 ほおのたるみとしわ、シミ、肌質の改善との質問ですが、これらは誰にでも起こる年齢的変化のため女性全般の悩みだろうと思います。もちろん個人差は大きいですが、シミは早い方で20歳前半から出てきます。また、若い時から日光に良く当たる方、例えば海によく行ったり、子供のスポーツ応援や日中のテニスを続けている場合は、シミもさることながら中年以降の早い時期からしわになりやすいものです。 これらの症状の改善には「レーザー治療」が主体になります。症状にあわせて、それぞれに違った特性を持った種類のレーザーを使い分けます。例えば、(1) のようなほおのたるみやリストアップには、皮下脂肪の深さまでエネルギーが到達する「ヤグレーザー」を使用します。このレーザーの特徴は即効性があり、照射直後から多くの方はほおの張り、 プリプリ感が出て、リストアップが見られます。 さらに照射を2~3週間繰り返すことで、コラーゲンの増殖が図られ、より高い効果を得ることができます。また、このレーザーは男性の濃いひげの脱毛にも向いています。 同様に、シミやくすみには2種類の「アレキサンドライトレーザー」を使用します。赤ら顔や毛穴の開き、脂肌の改善には「ダイレーザー」を用いて、4~5回の反復照射を行います。いぼ状のシミやほくろの除去は炭酸ガスレーザーを用いて治療します。 |