香りの力でダイエット!プロに聞いた食欲を抑え、デトックス効果もあるアロマのダイエット活用術
順調に体重が減って喜んだのも束の間、ちょっと食べ過ぎただけでリバウンドしてがっかり……なんて経験、ありませんか?
今回は、香りの力で「食べたい気持ち」を上手にコントロールする方法をご紹介します。教えてくれたのは、一般社団法人プラスアロマ協会理事長で、アロマ調香デザイナーの齋藤智子さんです。
アロマ調香デザイナーとは
アロマ調香デザイナーとは「天然の精油(エッセンシャルオイル)100種類以上を嗅ぎ分け、その中から、お客様が求める香り、イベントなど目的に応じた香りを調香することができる精油のプロ」(齋藤さん)。
天然の精油の香りや薬理作用を使って健康や美容に役立てる自然療法「アロマセラピー」の専門家でもあります。
香りの力でできること
「香りをかぐと、その薬理成分が、嗅覚を通して脳(自律神経)にダイレクトに働きかけます。結果として、気持ちが穏やかになったり、血の流れがよくなることでケガの回復が早まったりという効果が期待できます」と、齋藤さん。
香りにそんな力があるんですね! 食べたい気持ちを整える香りなどを上手に使えば、ダイエットに役立つアプローチもできそうです。
ダイエットに効果的な香りの使い方
1.食べ過ぎ防止
「食べ過ぎを防ぐのに効果的なのは、皆さんもよくご存知のグレープフルーツの香り。自律神経に働きかけて心を穏やかにしてくれるので、食欲をコントロールすることができます。ミント系の香りにも同様の効果があります」
- おすすめの精油:
- ペパーミント、グレープフルーツ、スイートマージョラム
- 効果:
- 食欲を抑える
- 使い方:
- 食事前に香りをかぐ。ティッシュペーパーなどに4~5滴垂らすと良い
ペパーミントは、眠気覚ましに役立つというイメージでしたが、ダイエットにも効果的なんですね。朝食前の洗顔やシャワーの時に、洗面台やバスルームにちょっと垂らして香りを楽しむのも良さそうです。
2.脂肪燃焼
「1は気持ちを静める、穏やかにする香りですが、反対に、交感神経を活性化することで脂肪燃焼につなげることができる香りもあります」
- おすすめの精油:
- ローズマリー、レモン、グレープフルーツ
- 効果:
- 血の流れが良くなり、アドレナリンが出て、分解酵素が脂肪を燃焼しやすくする
- 使い方:
- アロマバス(岩塩などに3〜5滴混ぜてお風呂でよくかき混ぜる)、掃除や外出など体を動かす前にかぐ(かぎ方は1と同様)
ローズマリーはハーブとして料理の時に使う程度でしたが、嬉しい薬効もあるんですね。フレッシュなローズマリーでも同じ効果が得られるそうなので、料理をしながら香りを楽しむのも良さそうです。
3.デトックス
「ダイエットでは、余分なものを溜めこまないためのデトックスも大切。水分を流し、むくみの改善や毒素排出に効果があるとされる精油を上手に使うのもおすすめです」
- おすすめの精油:
- ジュニパー、グレープフルーツ、サイプレス、ジンジャーなど
- 効果:
- 血行を良くして、老廃物が外に出やすくなる。代謝アップ、むくみ改善も
- 使い方:
- ホホバオイルやスイートアーモンドオイルなどのベジタブルオイルに精油を数滴垂らして、マッサージを行う。就寝前の日課にすると、翌朝の目覚めもすっきり
あまり聞きなれない「ジュニパー」はヒノキ科の植物だそう。精油は、単体で使ってもOKですが、複数をブレンドすることで、香りに深みが増して良い香りになったり、それぞれの成分が相乗効果を発揮したりするそうです。
4.運動効果を高める
「健康的にやせるには、バランスの良い食事と運動が必要です。運動をする時にかぐと、ダイエット効果が高まる香りもご紹介します」
- おすすめの精油:
- グレープフルーツ、レモン、ローズマリー
- 効果:
- 運動効果アップ
- 使い方:
- 運動する前や運動中に、ディフューザーやアロマスプレーで香りをかぐ
せっかく運動をするなら、しっかり効果を出したいですよね。初めて精油を買うなら、グレープフルーツやローズマリーなど、ダイエットにつながる複数の効果が期待できるものを選ぶのも一案ですね。今回ご紹介いただいた精油は全体にすっきり系なので、複数混ぜて使うのもおすすめなのだそう。
最後に
齋藤さんに香りのブレンドを依頼したお客さまからは「朝一番に柑橘系の香りをかいだら、空腹感が和らいだ」「好きな香りをアロマネックレスで身に付けたら、暴飲暴食をしなくなった」という声が寄せられているそうです。精油の薬効も参考にしながら、自分自身が心地良く過ごせる香りを見つけて日常にうまく取り入れられると、自然と、ダイエットにつながっていきそうですね。
※精油は天然由来のものですが、有効成分が濃縮されているため、使い方を間違えると刺激が強すぎることがあります。妊娠中や治療中の方にはおすすめできないものなどもありますので、ご利用の際は専門店でアドバイスを受けたり製品の取扱説明書や注意事項を読んだりして、正しくお使いください。
【取材協力】
齋藤智子さん
一般社団法人プラスアロマ協会理事長、アロマ調香デザイナー。京都出身の父を持ち、幼少期から日本の伝統文化に親しむ。ニールズヤードレメディーズでアロマセラピーを学んだ後、精油ブレンドの第一人者アネルズあづさ氏に師事し、アロマ調香デザイナーとしての活動をスタート。場所や人の魅力をひきだす香りづくりに定評があり、個人から企業イベントまで様々な香りのプロデュースを手掛けている。プライベートでは2児の母。→アメブロへ
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