七号食、それはマクロビのいきつくところ!
七号食とは?
究極のデトックス、カラダリセット法として注目が集まる七号食。
七号食とは、「好きなものを好きなだけ食べる食事」を一号食としたとき、そこから品数をそぎ落として七番目の食事という意味です。おかずはゼロ。食べていいのは原則、雑穀入り寝かせ玄米だけ!
栄養価の高い玄米に雑穀をまぜることで完全栄養食に。炊いたあと、3日間熟成させます。
10日間にわたりこの「寝かせ玄米」のみで食事をすませることで、「いいものを摂る効果」と「悪いものを摂らない効果」を100%カラダに届けよう、というメソッドです。
前もって準備するもの
インターネットでパック入り寝かせ玄米も販売されていますが、家にある玄米でももちろんOK。
私が用意したのはこちら。
- 玄米
- ブレンド雑穀
- ごましお(できればごまと天然塩だけのもの)
たったこれだけで始められます。七号食中はクラっときたときやどうしても甘みがほしいとき、玄米甘酒に限り飲んでいいというルールがありますが、私は甘酒がもともと苦手なのでパス。
自家製寝かせ玄米
買ってきた雑穀。あけてみると…
by fujikawa
鳥の餌かな?
しかし、鳥は便秘知らずの健康体質に加え、動物界きってのご長寿でもあります。鳥が食べているものなら人間にもいいはず。
by fujikawa
3日間熟成させるとこんな色になります。
通常のダイエットとは逆!大きなお茶碗がおすすめ
通常のダイエットの食事は、小さめの食器に盛るのがセオリー。
しかし、七号食は回数も量も自由です。推奨されているのは一日600gですが、一食200gといえば相当な量。パックごはんが180gですから、たっぷり食べても平気です。
究極の食事制限、せめて豪快に食べて気分をアゲていきたいもの。私は旦那の男茶碗に盛って食べました。
by fujikawa
持ち歩き用も兼ねて常に絶やさなかったおにぎり。気分的な満足感が出るよう大きめに握りました。
by fujikawa
ぎゅっと握ってずっしりしてます。
10日集中!驚きの成果
終わってみればあっという間の10日間でした。いちばんつらい最初の2日を乗り切れば成功率はぐっと上がりそうです。
体重が5キロ減!
体重は10日で5キロ落とすことに成功。お腹のあたりとおしりの下部の肉が目に見えて落ちました。
体脂肪はほぼ増減なしですが、内臓脂肪に直撃というお肉の取れ方です。
顔がひきしまった!
友達に指摘されてはじめて気がつきましたが、よく噛んだおかげか顔がひきしまったようです。うれしいおまけです。
小鼻がきれいになった!
以前から気になっていた、小鼻の脂っぽさが軽減され、肌色も透明感が出ました。毛穴も気にならなくなりました。
お通じが改善!
写真でご紹介した鳥ごはんの効果も実感。無理なくお腹のお掃除ができました。
七号食のオススメポイント&トラブルあれこれ
七号食のここがよかった!オススメポイント
- もちもちおいしい玄米は食べ放題。それほど空腹に悩まされない
- 人との会食を断っても、案外話のタネになって許された
- 食事と料理の時間が浮いて活動的になる
- 食べ物に対する執着が薄れた
修行のようなイメージとうらはらに思ったより気軽にでき、達成しやすいのが何より嬉しかったです。
これは困った!10日間のトラブルあれこれ
これからチャレンジしたい方に、七号食の苦労した点もお知らせします。
- 最初の2日間はひどい飢餓感とストレス
- 家族の食事作りが苦痛。味見もできない
- 寝かせ玄米の「乗り継ぎ」がたいへん
- 一口最低30回の咀嚼。続けたいけどけっこうな苦行
- 外出中に吐き気とふらつき。瞑眩反応(めんけんはんのう)がきつい
特にわかりづらそうな、玄米の「乗り継ぎ」。
炊飯器で保温しているとその間は当然つぎの玄米が炊けないため、10日分の寝かせ玄米を確保するためには工夫が必要です。最低でも食べ始める3日前から仕込まなければいけません。
それに気づいた後半は、3日過ぎたらすぐごはんをタッパーにあけて濡れ布巾をかぶせて蓋、炊飯器で次の玄米を…というリズムでしかけていきました。電子レンジで加熱すると酵素が壊れる、という説もあるので温めはお鍋で蒸します。面倒で途中からは冷めたまま食べました。
10日間の七号食を終えて
思考の変化
七号食を終えてからも体重はじわじわ減少し、こんな思考の変化が。
- こんなお菓子なんて、からだに悪い。食べたくない
- いそがしいからお昼は玄米おにぎりだけ。からだにもいいんだし
- もう遅いから夕飯はやめとく
以前の自分なら思いもよらない発想。七号食をやりとげた満足感と、それを無駄にしたくない気持ちが強かったためです。
しかし、旦那に「新摂食障害・オルトレキシア」という言葉を教えられ、しばし沈黙。
やり過ぎは禁物!オルトレキシアとは
オルトレキシアは、不健康に思える食品を極端に避けることで生じる、過度な先入観によって引き起こされる摂食障害の一種です。「やせ願望」ではなく「健康志向」が根底にあるため、本人が病気と認識しづらいのが大きな特徴。
健康のためだけに食事を選ぶようになり、拒食気味になる。他人の食事が正視に耐えない不健康なものに見えて、ついには人との交流を絶つ。ベジタリアンがかかりやすいとも言われています。発症すればこころとからだにひどいダメージを負うのは明らかです。
食生活をリセットし、意識を変えてくれる七号食。よい習慣が身につくのはうれしいですが、やりすぎは禁物ですね。