脂性肌さん向けクレンジング法
皮脂分泌量が多く、肌がテカテカしてしまっている状態を脂性肌といいます。これは何らかの原因により、皮脂の分泌量が多くなっていまっているのです。
その皮脂を増やしたり、合成したりと、皮脂線の分泌を高める役割をしているのが「テストステロン(男性ホルモンの一種)」や「アンドロゲン(ステロイドの一種)」。遺伝的に皮脂腺が大きかったり、加齢によって毛穴が開き皮脂が出やすくなってしまう場合があります。
しかし、それだけではなくストレスや生活習慣によりホルモンの分泌が過剰になってしまい、皮脂の分泌も多くなってしまうことも。それにより脂性肌になってしまうのです。
脂性肌が多いのは「思春期」と「30代後半から40代にかけて」の2回。この時期が脂性肌になりやすくなってしまう時期となります。思春期に脂性肌の傾向が強かった女性は、とくにアンドロゲンの影響によって40歳くらいまで脂性肌という方が多いといわれています。
これだけではなく、脂性肌の原因には色々ありますが、ケアを間違えると肌トラブルにもなりかねません。正しいクレンジング法を覚えてやさしくケアしてあげましょう。
皮脂の過剰分泌を防ぐクレンジング法〜脂性肌さん必見!
肌のべたつきが気になって、何回も洗ってしまっていませんか?
こまめにピーリング(古い角質層を取り除き、肌本来の新しい角質にする)をしている方も多いのではないでしょうか。そうすると一時的にすっきりして、すべすべになりますよね。
ですが、それは肌の表面だけ。
しっかり洗って余分な皮脂や汚れを取るのは大切ですが、洗いすぎたりピーリングをしすぎたりすると、必要な皮膚の角質や皮脂を落としてしまいます。すると、肌を乾燥から守ろうとして、更に皮脂を多く分泌してしまうのです。
なので、洗い過ぎは禁物。基本的なクレンジング法の鉄則を守ってやさしい洗顔を心がけましょう。
| 乾燥肌さんにおすすめのクレンジング方法 |
|---|
| クレンジングを多め(500円玉サイズ)に取り出し、人肌程度に温めます。温めることによってメイクや汚れに馴染みやすくなります。 |
| クレンジングを顔にひろげていきます。 |
| 皮脂が気になるところは特に入念に。皮脂が多いと汚れも付着しやすく菌が増殖しやすい上、皮脂や油汚れが酸化してニキビができやすくなってしまいますので、しっかり汚れを浮かせましょう。また、「ニキビができやすいTゾーンや顎などはしっかり洗い」、「頬などの気にならないところはこすりすぎない」などの、皮脂量の多いところと多くないところを洗い分けるのも大切です。 |
| (ポイントメイクに対応していないクレンジングの場合)目元やくちびるなどはコットンにクレンジングをしみ込ませて目元や口元に30秒ほどのせましょう。その後、やさしくクレンジングを馴染ませていきます。 |
| メイクや汚れが馴染んだら、ぬるま湯で入念に綺麗に洗い流します。また、熱いお湯で洗ってしまうと必要な皮脂まで落としてしまい、更に皮脂量を増加させてしまう可能性がありますので、気をつけましょう。 |
| やわらかいタオルでふんわりと水分を拭き取ります。 |
脂性肌の方はニキビができやすいのが悩み。肌の清潔を保つため、短時間でも丁寧なクレンジング心がけてください。
上記のことをまとめると、脂性肌の方は…、
- 洗顔はやさしく行うこと
- 皮脂を取りすぎない(Wクレンジングはおすすめできません)こと
- 保湿はしっかり行うこと
というのが大切。
肌を保護するため、必要な分の皮脂まで落とさないようにしてください。また、肌の負を少なくするため、夜22時までにメイクは落とすことを心がけましょう。
続いて、クレンジングの選びのコツを紹介します。自分にあったクレンジングを見つけることによって、健康的な肌トラブルの少ない肌への近道となります。是非参考にしてみてください。
脂性肌向けクレンジングコスメ選びのコツ
洗顔後は保湿を中心に必要な成分を補う必要があるのですが、クレンジングに保湿成分が含まれているものだと良いですね。
保湿成分も様々なものがあるのですが、中でも有名なのが「ヒアルロン酸」。わずか1gで6Lもの保水力を持っているというから驚きです。
実は、このヒアルロン酸は、もともと皮膚に存在しており、角質層と細胞間をうめる役割をしています。しかし、体内のヒアルロン酸は成長とともに減少してしまい、大人の皮膚は赤ちゃんの時の皮膚の約20分の1しかヒアルロン酸が含まれていない状態なんだとか!
だからこそ、クレンジングの段階でも、ある程度おぎなってあげた方が良いというわけです。
また、女性ホルモンに似た働きをするという「イソフラボン」も良いですね。皮膚の老化の原因のひとつに「女性ホルモンの減少」があるからです。歳を重ねるにつれ、ホルモンバランスが乱れて、肌のうるおいが少なくなってきたり皮脂が出やすくなるのです。
そこで手助けとなるのが、女性ホルモンと似た作用がある植物性女性ホルモン「イソフラボン」。角質層の水分を保つ働きがあり、皮脂も正しい量を分泌することによって、肌にハリやうるおいを与えてくれます。
特に、目の周りや口周りは皮脂腺が少なく、皮膚が薄いので、姿勢肌でも乾燥しやすいところ。だからこそ、クレンジングの際も、保湿を忘れないように心がけましょう。