シミの見分け方について

美白化粧品が有効なシミは次の3つと言われています。
これ以外のシミではレーザー治療などが必要な場合がありますので、シミの種類を事前に確認
しておくことが、効果的にシミを消す美白成分が含まれる化粧品を選ぶ重要な目安となります。

 

美白化粧品が有効な主なシミの種類

 

1.紫外線によるシミ(老人性色素版)
2.ニキビや傷跡のシミ(炎症性色素班)
3.肝班(かんぱん)

 

 

参考 美容皮膚科医 吉木伸子著 素肌美人になれる正しいエイジングケア事典より

 

紫外線によるシミ

→紫外線でシミが出来る人の特徴

 

ふだん、ファンデーションをあまり使わないほうだ
20歳を過ぎてから、かなり日焼けを繰り返していた
1cm程度の丸っこいシミが増えて困っている
指で触れると、かすかに盛り上がっているシミがある

 

これらに該当する人は紫外線によるシミです。対処法はこの下を見てね!

別名「日光性黒子」とも言われ、日焼けの積み重ねによって出来たシミです。
一時流行したガンクロや日焼けサロンでこんがりと焼かれた方が、後年シミが体中に増えて困っているという話は良く聞きます。これは紫外線による肌のダメージが少しずつ蓄積し、ある日突然シミになって現れるので、その当時にはこのようになるとは意識することはなかったと思います。
予防法は、毎日のUVケアに尽きます。日焼け止め効果がプラスされた美白化粧品などでUVケアと美白を徹底させましょう。また、輪郭がはっきりしたシミには効果が薄いので、レーザー治療を行います。

 

ニキビや傷跡のシミ

→ニキビや傷跡のシミの特徴

 

ニキビや傷、虫さされの跡がなかなか消えない
ニキビが出来やすいので、ノーメイクで過ごしていた
コットンで拭き取るなど、肌をこする習慣がある
肌をこするような強いマッサージを習慣的に行ってる

 

これらに該当する人はニキビや傷跡のシミです。対処法はこの下を見てね!

ニキビ、傷跡、虫さされなど、肌に炎症を起こした跡がシミになって残ったものです。その他、コットンでゴシゴシこすったり、強い力でマッサージしたりすると出来ます。また、肌に合わない化粧品を使い続けて炎症を起こした場合も含まれます。炎症の原因がなくなると、数年で消えますが、後年紫外線を多く浴びたりすると残ってしまいます。
予防法としては、今もニキビが増えている人は肌に刺激のないクレンジングや美白化粧品を選びましょう。また、出来てしまったニキビ跡のシミにはピーリングが有効です。紫外線によるシミは基本的にレーザーは向かないので、数ヶ月くらいの時間をけけて消していくことが必要です。

 

加齢による肝班シミ

→肝班というシミの特徴

 

30代後半~50歳近くになって、突然できた
ほほ骨の高い部分に、左右対称にできている
太いハケで塗ったようなペタッと広いシミ
薄い茶色や灰色で、夏に若干濃くなる
妊娠中、ピルを服用中、もしくは更年期にできた
ふだん、けっこうストレスを感じることがある
生理前に濃くなることがある

 

これらに該当する人は肝班(かんぱん)のシミです。対処法はこの下を見てね!

シミの中でも一番やっかいなのが肝班(かんぱん)です。紫外線で出来たシミと同じように両頬に左右対称に出来ることが多いからです。そのため、肝班を紫外線のシミと間違えて化粧品を選び、効果がないと嘆いている方が大勢いらっしゃいます。特にホルモンバランスが乱れてくる30~40代以降に出来やすいことから、紫外線によるシミが突然出来たと勘違いしてしまいます。
肝班に有効な美白成分はハイドロキノンであり、これ以外の美白成分を選んでも大きな効果が期待できません。ピーリングを組み合わせるとさらに効果が期待できます。また、肝班にはトラネキサム酸の内服薬が使われますが、3ヶ月が限度です。これ以上は副作用の問題があり治療できませんので、体に安全なハイドロキノン美白で根気よく続けるのが良いと思います。

 

その他のシミについて

脂漏性角化症

→イボのように盛り上がっているシミの特徴

 

シミがイボのように盛り上がっている
表面がボツボツしている
茶か黒色で、数mmから2,3cmの大きさ
でき始めのころにかゆみがあった

 

これらに該当する人は脂漏性角化症よるシミです。対処法はこの下を見てね!

シミがさらにイボのように盛り上がってきたものです。表面がボツボツしていて干しぶどうのような感じです。原因は紫外線や加齢によるものですが、これ以上悪化させないためにもUVケアは必須です。問題は皮膚の構造まで変わってしまって、シミが肌の奥にまで定着してしまっているため、美白化粧品で消すことは困難です。治療にはレーザー治療、液体窒素を使った凍結治療が行われます。凍結治療はあとに色素沈着を残すことがありますので、治療法を選ぶときは慎重に行いましょう。

雀卵班(ソバカス)

→遺伝性の小さなシミ(ソバカス)の特徴

 

10代のころに出来はじめた
鼻を中心に小さなシミが散らばってできている
形がそばがらをくだいたような三角形や四角形
肌は色白な方である

 

これらに該当する人は雀卵班(ソバカス)です。対処法はこの下を見てね!

一般的には若い頃に出来る小さなシミを言いますが、医学的には遺伝性のものを指します。小さく茶色いシミが鼻を中心に散らばるようにできるのが特徴です。形も丸ではなく、三角や四角形をしています。日本人でも色白の人に多いようです。予防法としては、紫外線でさらに増えるので、UV対策は絶対必要です。美白化粧品でも消せるタイプのシミですが、実際にはあまり効果が高くないようです。また、治療にはレーザー治療が行われますが、再発することもあります。