納豆は体臭の予防におすすめ!いい汗にしてくれる栄養が豊富な食べ物
2015年12月23日
ネバネバの納豆はご飯のお供としては最高です。中にはあのネバネバと独特の苦味が好まれない方もいるのではないでしょうか。
しかし、納豆は体臭の予防にとってもいい成分が含まれているので、食べないのは勿体ないです。特に多汗や更年期によるホットフラッシュに効果的ですよ。
納豆に含まれる大豆イソフラボンがいい
体臭への効果は?
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンと同じ働きをすると言われています。
エストロゲンはさまざまな働きをしていますが、その中で汗腺機能を抑制する働きがあります。そのため、エストロゲンと同じ役割を果たす大豆イソフラボンは汗の発汗を抑えるのに役立つと言えるのです。
特に、更年期で起こるホットフラッシュは、主にエストロゲンの低下によって汗を抑える力が弱まってしまうことで引き起こされます。なので更年期による多汗の改善には、大豆イソフラボンは必須な栄養素と言えるのです。
摂取量と注意点!
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似ているため、骨粗しょう症、癌の予防や更年期障害の軽減に有効と言われています。
しかし、体に良いとされるビタミンCやカルシウムでさえ下痢や嘔吐のような過剰症があるように、大豆イソフラボンも過剰な摂取は体によくありません。
大豆イソフラボンの過剰摂取は癌のリスクを高めてしまうのです。人の健康被害がある量は、1日当たり150mgと言われています。そのため、食品安全委員会では1日当たりの大豆イソフラボンの摂取目安量は、以下のように定められています。
| 摂取目安量 | 70~75mg/日 |
|---|---|
| サプリメントや特定保健食品などで摂取する量 | 30mg/日まで |
70mgがどの程度かというと、納豆1パック(45g)で大豆イソフラボンが約35mg程度なので、だいたい2パック分です。したがって、毎日納豆2パック程度食べていれば、摂取目安になると言えます。つまり、もし毎日納豆を2パック食べていれば、大豆イソフラボンに関してはサプリメントの利用が必要なくなるということですね。
全然摂取目安に届いていないのが現実?
平成14年国民栄養調査(厚生労働省)による日本人の大豆イソフラボンの摂取量は、16~22mg/日とされており、不足しているのが現実です。近年食の欧米化によって、大豆食品を摂取する人が少なくなってきたのも影響しているのかもしれませんね。
このことから、普通に食べていたり、サプリメントの容量を守っていればまず目安を越す心配はないと言えるでしょう。むしろ、もっとサプリメントを利用するなどして、積極的に大豆イソフラボンを取り入れた方がいいと言えます。
サプリメントなどによる上乗せ摂取を避けた方がいい人も
妊婦、胎児、乳幼児、小児に対しては、食生活に上乗せしてサプリメントなどで大豆イソフラボンを摂取することは推薦しません。それは食品安全委員会において、安全性が明確ではないとされているからです。
妊娠動物を用いて、高濃度の大豆イソフラボンを投与した試験において、胎児の生殖機能への影響等を示唆する報告がありました。〔中略〕
大豆イソフラボンが、女性ホルモンであるエストロゲンの受容体を介する作用を持つことを動物試験の結果とあわせて考慮すると、生殖機能が未発達な乳幼児及び小児に対して、特定保健用食品として大豆イソフラボンを日常的な食生活に上乗せして摂取することは、安全性が明確でないかぎり、推奨できないとしました。
なので、妊婦、胎児、乳幼児、小児の方は、サプリメントの利用は避けて納豆などの食べ物で大豆イソフラボンを摂取しましょう!
納豆には汗の質をよくするレシチンが豊富
体臭への効果
レシチンは細胞のひとつひとつに存在しており、細胞膜を作る重要な要素です。体内ではあらゆる細胞の膜に含まれています。
このレシチンには、汗の表面張力を小さくして小粒の汗にしてくれる働きがあると言われています。小粒の汗は質の良い汗であり、ニオイを作りにくい汗です。したがって、汗の質をよくするので、体臭の改善効果が期待できます。
特に、多汗や更年期によるホットフラッシュで発汗される汗は、ダラダラと流れる質の悪い汗を発汗されることが多いと言えます。なので、多汗やホットフラッシュによる体臭予防にレシチンは効果的です。
摂取目安と注意点
レシチンの1日の摂取目安は、成人1日に3,000~6,000mgの摂取が望ましいとされています。
ただ、実際に摂取している量は1日に1,000mg以下と目安の1/3程度であり、全然足りていません。それに、レシチンが豊富と言われている納豆であっても1パック(45g)にはレシチンが約750mg程度です。最低でも4パックを毎日食べることになるので、現実的ではありませんね。
なので、レシチンはサプリメントで摂取することをおすすめします。
また、レシチンは世界保健機関の合同食品添加物専門家会議の評価により、摂取許容量に制限がありません。非常に安全性に優れていると言われています。
しかし、個人的にはどんな栄養も取りすぎれば症状の大小の違いはありますが、何かしらの影響があると思います。いくら安全でもサプリメントに記載されている用法・容量は守るべきでしょう。
まとめ
納豆には大豆イソフラボンとレシチンが豊富に含まれており、汗の発汗や汗の質をよくする効果が期待できます。特に、多汗や更年期によるホットフラッシュによる体臭予防にはおすすめです。ただ、大豆イソフラボンの摂取量は過剰になり過ぎないように注意しましょう。
すばらしい栄養を含んだ納豆を上手に取り入れて体臭を予防しましょう!