腎臓(じんぞう)は血液をきれいにすることが目的の器官ではありません。
こんにちは、片岡です。
僕の運営するホームページに「腎臓(じんぞう)は血を綺麗にするのか?」という検索フレーズで来られた方がいらっしゃいます。
今日はそれについて書いていこうと思います。
このホームページのコンセプトとしては、「健康のために」「不健康な血液の成分」を「標準値にしていこう」というものです。
腎臓は、「血が運んできた」老廃物をこし取り、尿として排出することを主な働きとする器官なので、血をきれいにするという意味にはならないですよね。
ちょっとホームページの意味とは違うことになりますよね。
腎臓にとっては、血液は「ベルトコンベア」みたいなもんなんです。
血が汚れているということは腎臓も犯してしまう恐れがあるということ。
大体ですね、血が汚いと、腎臓も犯すおそれがあるということです。
人間は食物を取り、消化し、それをエネルギーとして代謝するわけですが、代謝の過程で、老廃物は絶対に出ます。
それを「静脈流」によって腎臓に運び、腎臓は老廃物だけをこし取るわけです。
もともと老廃物をこし取るためにある腎臓です。
ですが、本来、老廃物にはなり得ないものが大量に流れてきたとしたらどうでしょうか?
もちろん、それらも血液によって運ばれてきた、老廃物の一部なので、こし取り、排出しなくてはなりませんよね。
この老廃物になり得ないものというのは、代謝される前の「栄養素」です。
栄養素が過剰すぎた場合、その栄養素が静脈流に大量に流れ、腎臓の機能に負担をかけてしまうことがあるということです。(実際、問題になるのは塩分、たんぱく質量ですが)
腎臓は特に塩分に弱いです。
そもそも腎臓は塩分に弱いのです。
昔、といっても相当昔です。
塩分を味付けとしてそこまで用いることはなかったわけです。
塩分はミネラル分で、体の生理機能を正常に動かすためにある程度必要となります。
塩分がないと代謝活動ができず、疲労物質「FF(ファーティングファクター)」がなかなか処理できません。
肉体疲労からの立て直しが遅れるわけですね。
ですから、力仕事の後は塩分の濃い食事を摂るとか、そんなことが推奨されていたわけです、昔はですよ。
現代社会では概して塩分の摂り過ぎです。
昔は野菜もそのまま調理をせずに食べるということが多かったのですが、現代社会ではサラダでも濃い、塩分の多いドレッシングをかけます。
もちろん、塩分控えめのドレッシングはありますが、品数を摂れば、やはりそれなりに塩分は摂ることになります。
といっても、まあ、すべてが減塩の調味料を使えば、セーフくらいの量(高血圧予防のためには成人男性で6g以内、少なくとも8gに抑えることとされます。)になるとは思いますが。
食べるものほとんど全てに濃い味付けが施される現代日本の社会では、社会全体が塩分の摂り過ぎです。
血液中の塩分はどうしても多くなります。
そして、血液中の塩分が多くなると、塩分を薄めようと、水分が欲しくなるわけですが、この水は血液の液体成分「血しょう」を増やします。
血しょうの水分が多くなることは、塩分濃度を薄めることになり、一見よいのですが、腎臓は血液の水分量の調整と、塩分排出のためにフル活動で負担が大きくなります。
さらに血液中の水分が多くなることで、血液を流す力を大きくしなくてはならないため血圧を無理矢理上げることになるのです。
このように、塩分ひとつにとっても、腎臓や血液そして血液循環に与える影響はとても大きいんですね。
ましてや、現代で摂り過ぎなのは塩分だけではないです。
肉類、油脂類、卵、海産物、そして、それらを油や化学成分で加工したものも摂ります。
製糖(白砂糖)多いです。
それらをずっと消化酵素の許容量をオーバーして摂っていると、血液中に「不純物」が多くなり、血管の内壁に脂肪(コレステロール)がこびりついたり、どろどろして、血圧を上げないと循環が悪くなったりします。
また、腎臓はというと、過剰な塩分、たんぱく質に侵されたら、機能不全に陥る可能性があります。
現代では、かなりそのリスクが高まっていますね。
2、3か月夜更かしして、コンビニ弁当食べていたら、本当に血液ドロドロで血栓などの病気になりますよ。(僕の前に勤めていた会社ではマジでなった人いますから。IT系は健康的にヤバい。)
血液を汚すものの摂取を控える、あるいは事前に分解してしまうことが大切。
ちょっと質問「腎臓は血を綺麗にするのか?」に戻ると、腎臓は尿により、老廃物を排出するための機能は持っているわけですが、動脈流の段階で汚れた血液をきれいにすることはできません。
血液をきれいにするにはまずは血液に栄養が入る前段階に気を付けることが特に必要です。
- 血液の冨栄養分を代謝するためのビタミン、ミネラルなどの有機、無機化合物、抗酸化成分を供給する。
- 血液の冨栄養化を進めないよう、糖、脂、たんぱく質の摂取を減らす。ようするに食事量の絶対量を控えめにする。
- 血液の冨栄養分を進めないよう、消化酵素を持つ酵素液やサプリなどを摂取し、代謝しにくい冨栄養分を代謝しやすい栄養分に変える。
このようなことに気を使いましょう。
血液は、最後は「脾臓(ひぞう)」でいったん赤血球などが壊れて、また新しい血液となるべく骨髄へ行くわけですけども、代謝されなくては冨栄養分は破壊されることなく血中に溜まっていってしまいます。
血液の富栄養化、つまり横れを改善するには、上記のことを行動に移す必要があるのです。