ダイエット開始直後に減る体重は「水分」が正体。痩せるメカニズムを知って賢くダイエットしよう。
「ダイエット始めて1週間ですぐ1kg落ちたのに…その後停滞期で…」
「若いころはいくら食べても太らなかったのに…」
ダイエットは身体の仕組みと痩せるメカニズムをちゃんと理解してから始めないと失敗率が格段にアップ!今さら聞けないダイエットの基本中の基本、痩せるメカニズムを解説します。危険な断食ダイエットについても。
摂取カロリー<消費カロリーであれば、必ず痩せます。
ダイエット方法を調べると、糖質だ、代謝だ、酵素だ、脂肪吸収だと消費者を惑わす言葉や商品がたくさんありますが、基本中の基本は「摂取カロリー<消費カロリー」であることには変わりません。
もちろん、健康的に痩せるという点では、カロリーだけ気にすれば良いという訳ではないのですが、摂取カロリー<消費カロリーの原則を覆すような方法や理論は存在しません。
なので、世の中の全てのダイエット方法は、何らかの理由か方法で「摂取カロリー<消費カロリー」の状態にすること。と言えます。
例えば人気の糖質制限ダイエット。糖質を取らなければカロリーに関係なく痩せるのではなく、単純に以下のような理由で「摂取<消費」状態となります。
- 高カロリーであるご飯やパンを食べないため、一般的におかずのみであればたいていの食事は500-600kcal程度であり、低カロリーの食事をしている事になる。
- コンビニやスーパーで売っている食品やお菓子はほとんど糖質が多い食べ物ばかりなので、結果的に間食や食事量が減る。
また、以下の比較実験では体重に有意な変化がないことがわかっています。
- 糖質制限を行って1500kcal摂取
- バランス良く食べて1500kcal摂取
それならバランス良く色々な物を食べれる方が、楽しい人生を過ごせますよね。
正しい知識を持てば、世の中に氾濫する無意味なダイエット方法へ出費する必要も、失敗することも無くなります。
ダイエット初期に減っている体重はほとんど水分と未消化の食事
ダイエットを初めて数日後、直ぐに何kgも減った経験がある人は多いのではないでしょうか。
でもその後すぐ体重は減らなくなり、「停滞期だ」と思いませんでしたか。
実は単純に食事量を減らしたことにより、体の中に溜まっているモノの重さが減っただけなのです。
脂肪は1日100kcal消費したとしても、わずか数十gしか減りません。
42.195kmのフルマラソンを全て脂肪のエネルギーを使って走ったとしても、減らせる脂肪はわずか250g程度なのです。
痩せるメカニズムを正しく理解して、短期的な体重の変化に一喜一憂しなくなれば、ダイエットの成功率を大きく高めることができます。
年齢を重ねるごとに痩せにくくなる理由
「若いころはいくら食べても太らなかったのに…」
30代を過ぎると自然と太り始める人が多くなります。それは食事量が変わっていないのに、運動量や基礎代謝の低下で摂取カロリーが上回っている状態になりやすい時期だから。
短期間で急激に太ったのではなく、3年かけて5kgなどゆっくり太ってきた場合は、生活習慣や食生活を根本的に見なおすべき時期が来ていると言えるでしょう。
いい大人になれば、社会常識やマナー、知性が求められるように、良い生活習慣も身につけましょう。
断食や極端な食事制限は、最悪のダイエット法
断食は最も最悪なダイエット法です。
確かに、断食をすれば大きく体重を落とすことができます。基礎代謝が1500kcalの人であれば1日何も食べずに寝ているだけで、20-30kmのランニングに相当するエネルギーを消費することになります。
しかし、断食で減った体重は筋肉や水分が多く、一度失われた筋肉をまた戻すのは大変です。そればかりか、体が飢餓に備えより太りやすい体になり、体脂肪率も高くなります。
完全断食とまで行かなくても、1日の摂取カロリーを500kcal程度にまで制限するような極端なダイエットも同様です。
そのようなダイエットを続けていれば、基礎代謝はどんどん落ちて将来大きなリスクとなって返ってくるでしょう。
痩せたいのならほんの少しだけカロリー収支をマイナスにすればいいだけ
痩せたいのなら、健康的な範囲で好きなものを食べて、運動は好きなら取り入れて、1日100kcalから200kcal程度のマイナスカロリーにするだけでOK。
それ以上減らすと、お腹が空いて食欲のコントロールが難しくなり、ストレスに負けてしまいます。
1日わずか100kcalのマイナスでも、3ヶ月で9000kcal、脂肪約1.2kg分。1年続ければ36500kcal、脂肪約5kg分にも相当します。実際は脂肪と一緒に水分も無くなるので、体重はもっと減ります。
3ヶ月続けられれば習慣化でき、1年間続けられる方法なら一生でも続けることができます。人生最後のダイエットとは、あなたが出来るほんの少しの「マイナスカロリー習慣」を探すことなのです。
それは人によって違います。運動が嫌いなら食事を工夫する方法でいいし、運動が好きならスポーツを始めることでも良いです。組み合わせてもOK。
あなたに合った続けられるダイエット方法を見つけることが大切なのです。
人間の体の仕組みや痩せるメカニズムを正しく理解して、自分に合ったダイエットを見つけて成功させましょう!