肌トラブルを改善するビタミンC誘導体の効果

ここでは、肌トラブルの改善に役立つ美容成分、ビタミンC誘導体についてご紹介します。

果物や野菜などに多く含まれており、誰もが知っている成分にビタミンC。美肌効果も非常に高く、美白効果、シワやたるみの予防、毛穴のトラブル、ニキビの改善などさまざまな効果が期待できるため、エイジングケアにも欠かせない成分のひとつになっています。

ちなみにビタミンCの正式名称はL-アスコルビン酸。抗酸化作用(還元作用)があるため、老化を促す活性酸素を消去してくれる上、酸化したビタミンEを再生する能力まで持っているのです。肌の老化は、すなわち肌の酸化!エイジングケアを行う上で、もっとも重要なファクターの1つが抗酸化物質であることは間違いありません。

また、ビタミンCというと“食品から摂るから大丈夫”と考えがちですが、油断は禁物。口から摂取したビタミンCは尿と一緒に排出されてしまい、体内に長く残ってはくれません。特にジュース、サプリメントで摂取したビタミンCの排出は非常に早いです。さらに、1日の必要摂取量は100mg(喫煙者はそれ以上)ですが、レモン1個に含まれるビタミンCはわずか20mg。加熱した野菜類もビタミンCの含有量が大幅に減るので、必ずしも充分な量を摂取しているとは限りません。

本気でアンチエイジングを考えるのであれば、是非、化粧品から“肌に直接ビタミンCを補給する”というケアを取り入れて頂ければ幸いです。

ビタミンCの効果

・シワ、たるみの予防・解消
コラーゲンの生成を促進して肌の弾力、ハリを出す効果があります。また、セラミドの合成も促進させる効果と潤いを保つことも◎
・シミ、くすみの予防・解消
メラニン色素還元、メラニン色素生成抑制作用。また、紫外線による活性酸素を取り除く効果も。
・アンチエイジング効果
肌の老化の原因のひとつである活性酸素を取り除く高い抗酸化作用があり、若々しさを保つ。
・ニキビの予防・解消
皮脂抑制作用があり、ニキビの原因となる過剰な皮脂の分泌を抑える。また、炎症を抑える効果がありニキビの悪化、それに伴うニキビ痕を防ぐ。

ビタミンCは、そのままでは化粧品には使えない…

あらゆる効果が期待できるビタミンCでも、実は弱点があります。

それは、空気に触れると酸化し、水に溶かすと活性がなくってしまうということ。さらにビタミンCそのものを肌につけてもバリア機能により、皮膚の奥深くまで浸透しないのです。

そして、刺激が強いため敏感肌の人は肌トラブルを起こしてしまうことも。これでは、とてもじゃないですが化粧品として使えるわけがありません。

ビタミンC誘導体の特徴

・角質層まで浸透する
ビタミンCは肌の浸透力が悪いのですが、ビタミンC誘導体は浸透力も良く角質層まで浸透するので肌の奥深くから肌をケアします。
・抗酸化作用が高い
もともとビタミンCは抗酸化作用があるのですが、酸化しやすい特徴があるのでその効果が発揮されにくいです。ビタミンC誘導体は、酸化しにくいため強力な抗酸化作用を発揮します。
・持続性・安定性がある
水に溶けやすい弱点があり、すぐに流れてしまうビタミンC 。ビタミンC誘導体は、肌に浸透してからビタミンCとなるので、効果が持続・安定します。

ビタミンC 誘導体の種類と特徴

水溶性ビタミンC誘導体
<メリット>◆ビタミンCの8倍の浸透力◆12時間持続◆即効性が高い◆ニキビに効果あり◆美白効果が高い<デメリット>◆脂溶性に比べ浸透力が劣る◆乾燥しやすい◆高濃度になると刺激が強い◆紫外線に弱い
脂溶性ビタミンC誘導体
<メリット>◆ビタミンCの20~30倍の浸透力◆24時間持続◆乾燥肌・敏感肌でもOK◆肌への刺激が少ない<デメリット>◆水溶性に比べ即効性がない◆紫外線に弱い
APPS(アプレシエ)※
<メリット>◆刺激がない◆即効性が高い◆浸透力が高い◆皮膚になじみやすい<デメリット>◆価格が高い

※新型ビタミンC誘導体

ビタミンC誘導体が含まれる主なエイジングケア化粧品

特徴安定性の高い水溶性ビタミンC誘導体アスコルビルリン酸Na配合

特徴浸透性を良くした脂に溶けるビタミンC誘導体テトラヘキシルデカン酸アスコルビル配合

製品名トゥヴェールクリスタルエッセンス
特徴浸透力の高いビタミンC誘導体(APPS)配合、2剤式

製品名ビーグレンCセラム
特徴QuSome(キューソーム)を採用したビタミンC配合

製品名サイクルプラスエンリッチローション
特徴高浸透型ビタミンC誘導体(APPS)配合、2剤式

美魔女になって肌のハリ・ツヤを取り戻せ

若々しさを表現するのはハリとツヤのあるお肌です。美魔女と自分を比較しても、肌の状態はそんなに違いがないのに、なぜか自分の方が老けて見えてしまう、と感じる方もいるのではないでしょうか。しわがあるわけでもないし、シミもない、たるみだって気にならないのに…その違いはハッキリとは言えませんが、もしかすると肌にハリやツヤがないからかもしれません。極端かもしれませんが、赤ちゃんの肌に比べれば、例えしわやたるみがない肌でも、違いは一目瞭然でしょう。そこまでいかなくても、肌のハリやツヤをアップさせることで美魔女に近づいていくことでしょう。