シルバーアクセサリーの黒ずみ、なぜ起こる?
ずっとほったらかしにしていたシルバーリングを久々につけてみようかなと手に取ったら、
「なにこれ!?黄ばんでるじゃん。」
なんて経験、ありませんか?
錆びた訳じゃあないですよ。
銀は鉄と違って錆びたりはしません。
「じゃあ一体なんなのか?」
これは、空気中に含まれる硫黄成分と銀が反応して、
表面が硫化銀の皮膜で覆われてしまったのです。
これが、「硫化」による黒ずみです。
さらに、この硫黄成分は汗にも含まれていて、
人によって反応しやすい人としない人がいるみたいです。
その他、
硫黄温泉、入浴剤、パーマ液やゴム製品、自動車の排気ガスなんかにも含まれているんで気をつけてね。
原因はともあれ、2~3ヶ月ほど部屋に放置していれば、色が変わってくるんですぐ分かると思います。
この皮膜がどんどんと覆われていくと、
銀の表面は黄ばみから茶褐色、やがては黒色にまで変色していきます。
これを、逆手にとったデザインがいぶし仕上げです。
クロムハーツやロンワンズ(レナード・カムフォート)、クレージーピッグ、ガボールなど
名だたる有名シルバーアクセサリーブランドも使ってる手法です。
凸面は磨き凹面を硫化させることで、
シルバー独特の白い輝きと硫化させた燻し銀による白と黒のコントラストを醸し出します。
これによりデザインをよりリアルに魅せる効果を狙います。
そして、もうひとつの原因が「塩化」です。
こちらが厄介で、塩化した皮膜は硫化した皮膜よりも頑固なんです。
がっつりと塩化の皮膜に覆われてしまうと、表面を削らないと太刀打ちできません。
掃除や洗濯などで塩素系の洗剤、漂白剤、消毒剤を使う時があると思います。
これに触れたらアウトなので気をつけて。
シルバーアクセを付ける以上、お手入れは避けては通れない作業なのです。
やるなら効果と手間を考えた効率の良い方法で、満足のいく仕上がりにしたいですよね。
ジュエリーショップでも使用しているシルバーアクセサリーのお手入れに欠かせない
2つのアイテムを紹介します。
お手入れに欠かせない2つのアイテム
お手入れの基本はこの2つのアイテムを使うべし。
- 黒ずみ・変色を落とすためのアイテム
- 小キズを消してツヤを出すアイテム
1つづつ見ていきましょう。
黒ずみ・変色を落とすアイテム
スピーディップ 80g
傷つけずに黒ずみ・変色をキレイに落とす液体タイプのシルバークリーナー「スピーディップ」。
酸性の液によって表面に出来た硫化銀の皮膜を取り除いてくれます。
多少の塩化もこれで落ちます。
小キズを消してツヤを出すアイテム
e-z-est シルバーポリッシュ
非常に粒子の細かいコンパウンドを使用した艶出しクリーム「シルバーポリッシュ」。
シルバークリーナーでは研磨効果がないので、輝きが出ません。
なので、
最後のツヤ出しの仕上げはこのクリームを使います。
使い方
まずは黒ずみ・変色を落としていきます。
あなたがお持ちのシルバーアクセサリーが次のどちらのパターンで作業すればよいか選択します。
※銀以外のアクセサリーやメッキ処理されたアクセサリーは今回のお手入れは出来ません。
パターン1~全体を落としたい
例えばこんなアクセサリー・・・
- ネックレスやブレスレットなどのチェーンもの
- 装飾が細かく施されたデザインのアクセサリー
シルバークリーナーに浸け込めるようなシルバーアクセサリーのお手入れ方法はこちら