調理中に赤ちゃんがぐずるわけ・アルミ鍋の危険性

 

使うとどうしても母乳の調子が悪くなる調理器具の一つがアルミ鍋でした。
当時は自身の感覚でアルミ鍋の使用を止めましたが、調べてみますととんでもない事実が出てきました。

 

こちらのページでは、アルミニウム鍋からの溶け出しについて、アメリカの体験談と日本でおこなわれた実験を元にご紹介します。

 

 

決してアルミニウム鍋を使ってミルクや離乳食を作らないでください。


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アルミニウム鍋の危険性

軽くて熱伝導率が良く、しかも安いアルミ鍋は本当に使い勝手の良いものです。

 

しかし、アメリカではアルミニウム製調理器具の危険性が政府から公式に発表されており、ステンレスやそのほかの調理器具を使うよう勧めているそうです。

 

そして、アルミニウム製調理器具の毒性についての話になると、アメリカのカス・T・ベッツ博士のアルミニウム中毒体験談は有名です。

 

by hydropeek

 

カス・T・ベッツ博士のアルミ製やかんからのアルミ溶出による中毒体験談

 

毎日良質のアルミニウム製のやかんでお湯を沸かし、常に水を入れておき、飲み水はやかんの水を利用していた彼は、ある時、悪性の内臓疾患をわずらうことになります。

 

彼はあらゆる治療を試みましたが、どのような治療によっても回復せず、回復する方法を自ら探しました。

 

ある日、肝臓、膵臓、腎臓などの器官にアルミニウムが蓄積していることを発見し、体内に蓄積しているアルミニウムの出所が、普段使っているアルミニウム製調理器具ではないかと疑い、確認してみることにしたのです。

 

その結果、アルミニウム製のやかんで沸騰させた水には、アルミニウムが溶け出していることや、他のアルミニウム製鍋からも溶け出しが確認できた為、さらにアルミニウムの毒性についての情報がないか調べてみることにしたのです。

 

すると、1925年から1930年にかけてアメリカ政府が既に、アルミニウム鍋の毒性について徹底的な調査をおこなっていたこと、158人の証言と400ページにわたる報告書が公式発表されていたことを知ったのです。

 

そしてそこには、アルミニウム鍋で調理され、同容器内で保存された料理を食べた200人が食中毒にかかったことなどが書かれていました。

 

そうしてアルミニウム鍋の毒性に確証を持った彼は、アルミニウム調理器具の使用を止めたところ、8週間後には健康が回復し、その後は健康な状態を維持することがでました。

 

というものです。


 

アメリカ政府がそんな昔にアルミニウム調理器具の危険性を調査し、アルミニウム調理器具の毒性を公式発表しているのに、なぜ、今、私たちがアルミニウム鍋で調理をしているのでしょうか?

調理に使うと溶け出す量が増えるアルミ

鍋は調理に使うものですよね?なのに、お湯を沸かすだけでアルミが溶け出す、調味料を入れるとさらに溶け出す量が増える、という実験を日本の学生がおこない、論文としてまとめたものが静岡県総合教育センターのHPに載っています。

 


 

(↑はPDFファイルです)

 

この研究論文では、4つのアルミニウム製の鍋から、どれくらいアルミが溶け出すのかを、調味料を溶かした水などを煮沸させ、その後薬品を使った検査をして調べています。

 

 

< 使用した鍋 >

 

アルミニウム鍋・・・アルミニウムにアルマイトで酸化被膜処理を施した鍋

 

アルマイト加工;・・・腐食に弱く、柔らかいアルミニウムを保護する皮膜処理

 

< 使用した薬品 >

 

 

< 測定メモリ >

 

0、0.05、0.1、0.2、0.5、1 mg/L
(上限が1mg/Lです)

 

< 検査結果 >

 

使い古したアルマイト鍋

新しいアルミニウム鍋

新しいアルマイト鍋

傷のついたアルマイト鍋

ミネラルウォーター

0.5

0

0

0.5

砂糖

1

1

0.2

1

0.5

1

0.05

1

食酢

0.1

0.05

0

0.2

食酢と塩

1

1

0.2

1

食酢と塩と砂糖

1

1

0.5

1

 

 

 

酢に弱いというのは聞いたことがありますが、砂糖を煮沸させた時の溶け出し量が・・。とても調理に使えません。

 

さらにアルミの融点は他の金属に比べ非常に低く、約660度です。そして、蒸発温度は約1000度前後になります。ガスコンロでは鍋底は約1400度になり、IH(オールメタル対応)では変形することも。

 

その高温状態にさらされた鍋から出た成分に私は反応し、具合を悪くしていたのではないかと推測しています。

 

さらに赤ちゃんは私たち大人とは比べ物にならないほど繊細です。何を使った時にぐずるのかをよく観察してみると良いと思います。

 

なおアルミホイルも同様です。どうしても使わなければいけない時は使用方法を考えてください。


我が家で使っている調理器具

アルミニウムが溶け出し、体内に入ることによって、どう体に影響が出るのかについてはいろいろと憶測が飛んでいるようではありますが、とりあえず、「私」は調理中に胸がざわざわし、乳腺炎にもなり、使うことができませんでした。

 

そこで(当時カス・T・ベッツ博士の件を私は知りませんでした)自宅にある別の鍋を試してみますと、胸もざわつきませんし、料理をして乳腺炎になるようすもありませんでした。

 

それが、ステンレス製のビタクラフトの片手鍋でした。

 

また当時、ステンレス製のビタクラフト以外の鍋でも実験してみましたが、やはり調子が悪くなりました。それも、鍋から立ち上る蒸気で調子が悪くなっているようのです。※当時は母乳育児をするだけで目いっぱいでしたので、あくまでも感覚で、の話です。

 

そこで普通に調理のできる鍋が欲しい、ということで(値段が張るので)泣く泣く購入しましたのがビタクラフトのsuper5でした。

 


※撮影時には、購入より9年経過しています。

 

なおビタクラフトの鍋は、片手鍋(1.9L)、両手鍋(4L)、フライパン(27cm)をセットで購入し、以前から自宅にありましたビタクラフトの片手鍋(1.9L)と合わせて4つ持っています。

 

あとは以前から使用していましたテフロン加工のされていない鉄製のフライパンも大丈夫でしたので、これらで今でも調理を続けており、料理中の不調は無し、そして当時、乳腺は明らかに詰まりにくくなり、乳腺炎のつらさからかなり解放され、気持ちが随分と楽になりました。

 

 

調理中のぐずりが無く、1人で待てるように

 

私たちは、子供が1才になってすぐ引っ越しをしており、台所と子供が普段過ごすリビングとは隣接した状態となりました。

 

なおそれまでは基本的に、子供が寝ている隙に普段過ごしている2階の部屋に子供を残し、1階にある台所で食事を作っていたものですから、調理中に出た蒸気を子供が吸うことは普段はあまりありませんでした。

 

ですがそれからは毎回、調理中の蒸気を子供が吸うことになったのですが、調理器具を替えてから調理中にぐずられたことは、2度しかありません。

 

しかも、台所に幼い子供が入るのは危ないと思い、3才近くまで台所には一切入らないように言っておりましたが、扉を閉めなくてもちゃんと一人で遊んで待つことが出来ていました。

 

この「待つこと」出来れば、家事は本当に楽になります。是非試してみて下さい。

 

調理中の蒸気には、食材や調味料等からの成分も含まれます。それらによって、かゆみやアレルギー症状が起き、ぐずっている場合もあります。

 

何をどうした時にぐずるのかをよく観察し原因を突き止めて、家事が楽になるようになさってみて下さい。

 

↓幼い子供は以下の食材によく反応します。

 

 

 

プロが選ぶ味が変わらない鍋=溶け出しが無い?

 

後から知りましたが、ビタクラフトは味が変わらない、とプロの間で有名なお鍋だそうです。

 

味が変わらない=鍋から何やら溶け出さない ということなのでしょうか?

 

ちなみに、ステンレスの主な材料の融点、蒸発温度は下記のとおりです。

 

<鉄>
融点:約1500度 蒸発温度:約2800度

 

<クロム>
融点:約1900度 蒸発温度:約2600度

 

<ニッケル>
融点:約1450度 蒸発温度:約2700度

 

 

アルミの融点は約660度、蒸発温度は約1000度ですので、随分低いことがわかります。その分加工がしやすいという利点があるはあるのですが・・・。

 

 

ステンレス調理器具も危険性を指摘する声が

 

なお、ステンレスの鍋も危険、という話があります。実際に私は、ビタクラフト以外のステンレス製調理器具全てで、明らかに体調が悪くなりました。

 

しかし、ビタクラフトが安全とも言えません。微量すぎてすぐにわからないだけなのかもしれません。

 

また、ステンレス調理器具は他にも使えそうな製品があるように思います。ただ、私自身で試していないのでおすすめが出来ないだけです。

 

鍋は毎日使うものです。購入時にはじっくりと選んでいただき、使用の際にはお子さんの反応を見て使って下さい。

子供のアルミニウム過剰摂取が問題に

子供のアルミニウム摂取量が問題視されています。

 

そこで厚生労働省は2年間の調査を行いました。その結果、子供のアルミニウム摂取量が規定の2倍以上に達していることがわかり、平成25年には関係各所に摂取量低減依頼を出しています。(ベーキングパウダーが最大の摂取元のようです)

 

 

なお、給食用の鍋はアルミニウム鍋が多いかと思います。

 

大量の食材を扱う現場では、他の材質に比べ軽量のアルミニウム鍋は非常に使い勝手が良く、また、代替品との交換は価格面を考えても難しいのだろうと思います。

 

ですので、アルミニウムの摂取量低減は家庭での努力がまずは大事なのだろうと思います。子供の身体や将来を心配し、真の意味で子供を守ることができるのは親だからこそです。

 

最後まで読んで下さり、ありがとうございます。あなたのお子様が元気に育ちますように。

 

※記事内でご紹介しましたビタクラフトsuper5は現在廃版となっており、後継はヘキサプライになります。

 

ご飯も炊飯器で炊くより美味しく、無水調理やオーブン調理もでき、さらに熱伝導率も保温性も高く経済的ですので、安全性以外で考えましても、とてもおすすめなお鍋です。

 

より高い安全性を求めるのでしたら、ガラス鍋が良いです。特にこちらの1.0Lは離乳食づくりに重宝します。

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